小城市の" 夢プラット"へ見に行く。
中尾和紀さんと林田龍信(通称・林田たっちゃん)さんの作品がならんで展示されていた。
お二人は高校時代からの親友であり、ライバルでもあった。林田さんは昨年12月に亡くなられ今回の作品が絶筆となった。よき日々を回想するようなモンタージュ方式の作品に見えますが、現実はヘビー壮絶な人生ではなかっろうか!
中尾さんは「友よ」と、眼光鋭く、ぜい肉をそぎ落とした筋肉と血管か制作しているような林田さんを描いている。オマージュとしての自画像は、全身を蜂起させ、突出する指は研ぎ澄まされた危険な触手となって筆へと繋がっていく。
友情とは凄まじいものである。
突然の林田さんの死は、確かに何ものかを突きつけられる思いである。
享年65,ご冥福をお祈りします。
黄美展 画家の死
中尾さんの作品"友よ"