服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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風景の地図

みやま市瀬高町にある”みやま道の駅”を覗いて、駐車場から南関方向をスケッチ。最早夏ではない。日差しも風も雲もやさしい。
阿蘇外輪山の峠。青々とした稲田の向こうに数台の白い車。工場があるのか、しかし、人の気配はない。
推理小説の冒頭の一行がここから始まる。風景の力はそこに住む人々のエネルギーをも自在にする。表現と場所とは似たようなものだ。絵を描くにしてもただ場所はどこでもいい。
☆沿岸道路を戻り戸ヶ里漁港へ。赤い舟がとり残されたように一隻引き潮に揺れている。海苔はすでに終わり船は陸のポートに上がっている。時折支柱同しがぶっつかり鳥の悲鳴のような音が響く。

 みやま市瀬高町大江 SM

 

戸ヶ里 引き潮 SM