服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

わらの円筒ブロック

広江の田んぼでは、稲わらを筒状の塊りにする作業がおこなわれていた。藁を拾い集めブロックにするトラクターの後や周辺には50匹ぐらいの白サギが藁の中から飛び立つバッタを奪い合ってる。きびしい生存競争である。穂先だけを収穫し、残った稲わらは焼かず…

稲田の水路

田んぼのクリークの護岸工事は終わったが、そこへつながる水路には葦や草が茫々と茂っている。今日もこの僅かな自然地にバンとカイツブリのすがたがあった。これぐらいは護岸をせずにそのままの姿でほっといてほしいね。両岸がコンクリートでかためられた風…

海苔作業はじまる

戸ヶ里の漁港にはトラックがぎっしりと整列していた。海苔ヒビ(支柱)立ての作業が盛んなようだ。明日に備え支柱をトラックに積み、漁船に積む作業をする家族があった。糊が育ち一枚の海苔になるまで大変な作業だ。半農半漁の家もある。楽を望んでも楽には…

ヒガンバナ

植えてもいない彼岸花が一輪、いつの間にか咲いてしぼんでた。緑の茎だけが、まっすぐに伸びている。たった一輪とは?来年も咲くのだろうか。

東京都現代美術館までの道

地下鉄で清澄白河まで行き。下町の雰囲気が残る深川を歩く。ポツンポツンと商店があるだけの旧商店街である。しかし、通りにはかかしが立ち並び訪れる人々を歓迎している。田んぼもないのにかかしとは・・?子供たちが思い思いに作ったかかしであり、「○○賞…

特撮博物館

さて、東京現代美術館では夏休みから続く「”特撮博物館” 2012年7月10日(火) ~ 10月8日(月)」が開催中。連休とあってものすごい人出である。時間差入場だが、すし詰めというか、見られる状況にはない。観客かき分け、どんどん部屋を素通り。それにしても鼻血…

円谷英二大監督

ボクら世代には円谷英二大監督がいた。ボクラの神様だった。確かボクも特撮をしている。アルバムを調べるとあった。高校1年の夏(退屈していたのだろう)の記がある。庭で模型の戦車、飛行機を使い、炎上する町のシーンを撮っている。白黒を意識して道路には…

奈良美智展

誘われて、みなとみらいの横浜美術館へ行く。奈良美智展(2012.7.14~9.23)少女の顔が万人に受けるのは当然だろうが、絵画的には、饒舌にならず、”ズバリ一言”で現代を切り取っているかに見えるところが奈良 美智たらんとするところであろう。少女の多様な…

美声のコロちゃん

今夜もコーロギがきれいな声で鳴いている。スズムシよりは大きめの鈴をコロコロ転がすように家中に響き渡る。野原で捕まえて来た一匹の雄のコーロギ。メスを誘い呼ぶのだろうか、朝まで美声で歌い続ける。戸外の庭や下水口で鳴くロンリ―コーロギもイイ声なの…

山下清展

上:山下さんの鉛筆画 下:それをまねたボク(小学3年生)の貼り絵。 朝、「山下清展」の会場式(県立美術館 9月13日から10月21日)にいく。山下清展が美術館であるというのは珍しいのではないか。デパートなどの特設会場で催されることが多かった。時の流れ…

陣内敦個展

陣内敦個展(ギャラリー久光 ギャラリーIBAH)大作の他にも図工の時間の延長のように楽しく見える小さな作品もたくさんあ並んでいる。従来、陣内さんはハードエッジの平面に抽象的イメージの色彩を重層さすと言った考え、スタイルを踏襲している。厳密にいえ…

山ぼうし

博多でN子さんと会いのイムズや新天町をぶらぶら。N子さんはお仕事へと戻り、夜、ボクらは待ち合わせの西中州の”山ぼうしへ”。福岡玉屋前の路地の3階にあった。Tさんご推薦の江戸前で、Tさん、Nさん、Kさんらと合流。博多で江戸前とは珍しい。和席テー…

オールディーズ

Nさんがオールディーズの店に行こうというので、隣り合わせた男性の紹介で近くのライブハウスへ。ご主人がフィリピン人、奥さんは日本人そして娘さんの三人が、演奏し歌う。ギター奏者は千葉へ帰ったらしい。客は我々だけ。うん・・!しかし、リクエストを…

秋の夜

大分涼しくなった。陽射しも弱まりミカンの木では再びアゲハのアオムシゃんが、新葉をガンガン食べて丸々太っている。佐賀出身のHご夫妻がお見えになる。夜は恒例の和食Hで食事会となる。たのしい夜でした。通りには並木の上のマツムシと下水口のコーロギ…

弘法大師奥之院御廟

宿の朝食(トースト、茹で卵)をとって、宿から見えるすぐそばの奥之院を歩いた。一の橋から弘法大師奥之院御廟まで全長2キロの参道には何百年も経った老杉がそびえ、木々の間には武将から庶民までを20万基を超す墓碑が並び、高野信仰の厚さがうかがえる。お…

天空の真言密教高野山

和歌山から橋本橋で南海高野山線に乗り換える。車両のガタンゴトンは激しく猛スピードであるが、各駅停車のローカル線である。ゆっくりと田園風景が遠ざかる。電車は気づかないくらいの勾配を上っていて、町や村が谷の下に見える山間部をガタンゴトンと走っ…

狭き門より

さて、案内所で宿を当ってもらう。宿坊がほとんどだが、ビジネス旅館が街はずれの奥の院の沿道にあった。「夕食の事ですが、5時には街の食堂は閉まります。こことここが開いてますからと」宿の主人は地図で教えてくれた。街のスクランブル交差点の角にある食…

金剛峯寺

しばらく歩くと真言宗の総本山・金剛峯寺に出た。派手な色彩が一切ない木材とヒノキの皮で葺いた屋根の金剛峯寺。ここで少女のことはすっかり飛んで行ってしまった。京都、奈良で見る寺とはあまりにも違う質素荘厳のたたずまいである。参拝、拝殿、入館。何…

高野山のきつね

夜、食事をしようと教えられた食堂に向かうが、奥の院の墓石群が左手に沿って見え、これは帰りがやばいと引き返し街の方角へと向かうが食堂は全て閉っており、土産屋が一店開いていたので仕方なく、梅がえ餅に似た焼き餅を買う。他にも焼き餅を買う客がいて…