服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

雑草地の明暗

鮭弁買って南に道が海に消えるところまでいった。草ぼうぼうで道が見えないだけ、歩けば歩いた分の道はできる。「僕の後ろに道はできるである(高村光太郎)」田んぼに煙が上がっていた。クリークの縁の除草剤で枯れた草を野焼きさながらに2人の作業員が燃や…

小川康彦個展

小川康彦個展(村岡屋ギャラリー)を見る。小川先生は年々カラフルになられるようだだ。有明海も深いブルーで、シギ、サギがいて、空も様々な色に変化する。よくよく考えると有明海をテーマにするとはたいへんな目論見である。染色も作業がたいへんそうだが…

真子さんのお別れ会

メモリード佐賀会館へいくと、もう、駐車場からぞろぞろと参列者が会場へ向っていた。エレバーター上がると、川本さんが会場入り口に真子さんの絵と新聞のコピーを飾っていらした。5時、「真子さんのお別れ会」がはじまる。19人が順じ2,3分づつ別れの言葉を…

蜘蛛車

大型のハエトリグモが車の中に棲んでる。どこで入ったのか出ていかない。窓の縁にいたのでガラスを開けたが、車内に飛び降りた。菓子類の食べクズも落ちてることだし、死ぬことはないだろが、ウインドウをいセンチぐらい開けて降りた。

四人展

ギャラリーあーとえるへ「四人展」を見にいく。意欲的な女性・吉田さん眞崎さん汐待ちさん小池さんの洋画展である。経路、スタイルも異なる4者4様の個性の展開、味比べとも言えますが、たのしい雰囲気であります。みなさん、ちらっと、次への展開の試作をご…

四人展

その2

お礼

県立美術館で「二紀佐賀支部展」を見る。あるレベルに達した作品ばかりで見ごたえはあった。その反面、形式的過ぎるのではないかともおもいつつ館をでて、東与賀の田んぼを走った。普通はとおり過ぎるところを、雲間から漏れる光と逆光の田んぼに惹かれて停…

Vフォー・ヴェンデッタ

「Vフォー・ヴェンデッタ」監督;ジェームズ・マクティーグ 舞台は近未来のロンドン。。『マトリックス』のウォシャウスキー兄弟が製作と脚本を手掛けたというだけにスリラーと映像に引き込まれる。ラスト「理念」「希望」というキーワードが示される。古い…

子供

通りの角から子供が出てきたのでびっくり。まだ夏休みだったのだ。遊んでいる姿も見ないから、学校へ行っているものとおもってた。連れだってプールへ行く子等もいない。退屈しているのではなかろうかと要らぬ心配などして・・。

昆虫

雨がよく降る夏だ。数は減ったが、ワシワシがまだ鳴いてる。ツクツクホウシはまだ鳴かない。このまま秋になるのだろうか。郊外や田んぼではコーロギが鳴いてるが、我がご近所ではまだ聞かない。道路や側溝の工事で環境が悪化したにちがいない。我が家のキリ…

秋風

磁場が終わると夏休みも終わったような気になる。例年のことかも知れないが、祭りの気分なのだろう。今回は真子さんが最終日に亡くなられるなど、ことのほか”誰もいない海”のようだ。車で南へと田んぼを突っ切る。一面緑、何も変わらないようで、稲の長けと…

通夜

作品撤去、搬出後、IBAHで打ち上げ。西村さんがキムチチゲを鍋で4回作ってくださった。磁場の打ち上げに真子さんが出てきて、日本酒を飲み続けた。話は尽きない。そして朝の4時だった。弔い酒とかなんとか言って、真子さん,またはめはずしました。すいま…

ボックスアート

午後、ワークショップのボックスアートを行う。今年も定員以上の申し込みがあり、満席である。幼児から小学低学年のこもたちとそのお母さん、お父さんである。例の如く直行さんのおやじギャグと軽妙な説明の後、作業開始。子どもたちは好きな材料を手にいれ…

アイアンマンの死

元美術教諭,佐賀美術協会会員,アートグループ磁場の真子達夫さんが8ヵ月の療養の末8月24日(日)未明に息を引き取られました。享年(67)。ご冥福をお祈りします。お別れ会が8月30日(土)、メモリード佐嘉会館にて行われます。

山田家パーティー

夜、千代田の山田邸へ磁場のメンバーらと行く。 10年前落雷で焼け、新築、そして今度は道路拡張で再度新築ということで、お宅拝見。玄関前には蔵風のギャラリーが建っている。直行さんの作品が展示してあった。自宅のテラスからは稲田は広がり、川向うは福岡…

土砂降りの磁場

変な天気である。梅雨ような朝。10時、磁場展の当番にいく。芳名録を見るとクリニックの人たちの名前がずらりと書かれていた。ありがとうございます。ぼちぼちお客さんも見えるが、2Fのフロアーは囲碁将棋コナーもなくなり静かなもので、勉強をする人たちの…

とんこつ

クリニックの人たちといっしょに絵を描いて合評会、ミーティング。昼前には終わり、連日のアルコール漬けの体に豚骨ラーメンがほしくなる。そのラーメン屋へ馳せ参じるもすでに満席、ささっと食って勘定払って席を立つ。人間食べないと死んでしまう。そんな…

いろんな人たち

「針すなおさんの会」に家から歩いて5分の料理屋に行く。男女10人が御膳を囲んだ。異業種の集まりというんだろうか、絵かきさんたちの集まりとは少しちがう。少しなのである。少し異業種なのである。気を使うことなく地でいける。時間の経つのも早い。針さん…

中尾和紀展

中尾和紀展を見にトネリコにいく。S田さんと和さんがいたのでびっくり。正三角形の大小の作品が壁にランダムに展示されていた。従来のひし形から三角形に変わった初の展開である。アクリルから本来の油彩にもどっての制作でもあり、油彩の方が「こんなにも…

アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶

オリンピックの最中にもイイ映画はやってるもんだ。「アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶」2003年/ スイス= フランス 、監督/マティアス・カリン。1908年フランスに生まれ、2004年に没した写真家、アンリ・カルティエ=ブレッソンが、自身の作品を…

オリンピック

緑一色の盛夏の稲田を突っ切る。こんな広大な風景はそうどこもかしこもないな。佐賀空港でHご夫婦と朝食。戻る人、見送る人で空港はこのときばかりと盛況である。ボンバルディアに”さよなら”して我が家へと。のんびりとゆっくりと終日オリンピックを見る。…

磁場展初日

朝、重石をかけて床に寝かした作品がどうなってるか、磁場展会場にいく。当番の川本さん、中尾さん、陣内さんがいて、すでに僕の「ドラゴン」は壁にきれいに展示されていた。キャンバスの湾曲も乾き元通りにもどっておりよかった。「雨の日にキャンバスを張…

磁場展搬入

磁場展の搬入、飾り付けである。午後、雨が来る前にと、車の屋根にF100/3点を積んで市立図書館に出発。ところが佐賀銀行まで来たところで、西の空がにわかにガス状の雨空ではないか・・。やばい、急きょ佐賀銀行の屋根付き駐車場に避難するも、瞬時にキャ…

ゆっくん

ゆっくんが、虫籠持ってやってきた。4年生になり身長は伸びているが、ボクとやることは、虫の話、お絵描き怪獣大合戦、人生ゲームと変わらないのはイイことだ。高学年ともなれば、急に大人っぽく変身するからね。オオクワガタが虫籠に入っていた。サイズを計…

国立近代美術館

竹橋の国立近代美術館へいく。竹橋を渡り美術館までのほんのちょっとの距離が暑い。ミンンミンゼミとツクツクホウシが鳴いてる。常設展である。40年前からふらりとここへ来ては時間をつぶしている。明治から現代までの常設の数々。自分の作品がないのが不思…

フェルメール

上野まで来てしまった。改札を出ると公園から駅へとすごい人波が押し寄せてくる。真夏でも西洋美術館、国立博物館、科学館、芸大美術館といろんな展覧会をやってるやってる。そこで一つ、かつての団体展のメッカ・都美術館の「フェルメール」をのぞいた。フ…

一日

オリンピックもあったりでどうしても朝になってしまう。寝たかとおもえば、朝一番に・・コケコッコー、ワシワシワシ。一度起きたら二度寝はできないお年ごろ。 8時間ぐらいぐっすり寝てみたいが、もう寝る必要なくなってるみたい。と言うことは一日が長くな…

ヤコ

ヤコ。野狐。「ヤコに騙されて散々な目に遭った」などと最近はぱったり聞かない。「王子の狐」では「馬の糞が入っているから食べるな」と女狐が子狐に言う。こんなこと思いながらヤコの絵を描く。

大串亮平個展

ギャラリー遊にて大串亮平君の個展を見る。現在過去未来と3部屋に分けての展示。際立った時間のちがいはないようだが、着実に前へ進んでいる。おおらかな風貌から繰り出される集中力はエライ。

アミーゴ展

アミーゴ展のオープニングパーティー。吉武くんのアミーゴ・出品者32名中十数人が海外、県外よりやってきた。まあ早い話が団塊おやじたちである・・が、呑んで騒いでは、画学生か・・。「ギャラリー憩い」にてお盆休みを入れて24日(日)まで。二次会場にて…