服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

高橋裕次郎さん

夕方、博多の厚生年金会館公・サンパレスにいく。円形ロビーの壁をぐるりと飾っていたのは福岡のU氏の油彩「楽園」。現在の平面作品とは全然別モノ。歳の行った男と女が続々入場する。「高橋裕次郎&風の津軽三味線大競演」総勢12人。若手4人の三味線「たた…

晩鐘

方、K子さんが見えるので空港にいく。稲刈りが終わった田んぼに藁を固めた円筒形の物体がいくつも立っていたり、転がっていたり、また、白いビニールで覆われた円筒形もあり、収穫後のたのしみな風景である。見る度に現代アートのインスタレーションのおも…

前夜祭・ライトファンタジー

明日から稲刈りが終わった田んぼ上空をバルーンが浮かび、飛ぶ。今夜、唐人町でそのオープニングイベントが催されるが、ボクは今回パス。歩こ天周辺は渋滞するので、タクシーを遠回りしてもらうが、そこも渋滞。タクシーの運転手さんがぼやいた。「私ら仕事…

ラーメン勝負

空気は乾燥し日差しの強い秋のはお天気。腹も減り、ラーメンが食べたくなった。食べたくなった時は鍋島のラーメン屋まででかける。夕方の5時とあって、他に客はいない。白衣を着たおやじさんと前掛けしたおばさんが湯気の立つ厨房で客を待ってた。以前、おや…

忙しい日曜日

朝、ぐっすり敦君は寝ていたようだ。起きてきて「昨夜は食べすぎました。朝食はちょっと入りません」「昨夜は年寄ばかりで、どうだった・・」「いや、たのしかったですよ」とコーヒーだけだった。ウイスキーもストレートで呑んでたし、効いてるみたいだ。

最終作業

ボクは唐人町の最終飾り付けに先に出たので、敦くんを見送れなかった。唐人町会館にはD治郎会長はじめ多くが集合していた。O歯局長が「古湯映画祭のために来れないから後はよろしく・・」とのことだったが、心配なかった。昼過ぎまでに90パーセントが終わ…

民謡コンクール

家に戻り、車でS子さんを拾い、多久公民館へ向かう。着物姿だったS子さんは後部座席でいつの間にか普段着に着替えてた。多久公民館では「民舞、民謡コンクール大会」が行われているのだが、終演まじか、S子さんの三味線の先生が民謡の部に出演するという…

るーゑ寄席

帰って、今度は「るーゑ寄席」にいく。ああ忙しい。桂梅団治、橘家蔵之助、両師匠の「饅頭こわい」「お玉牛」「粗忽長屋」、もう一つ何だったか、忘れたが、快調な和芸に満喫。梅団治さんが枕に北高優勝に触れ面白おかしく「4点取られたところでもうないとお…

筑波の甥

寝る時間もなく、6時にはホテルをでた。まだ雨が降ってた。地下街に入るまで小走りに濡れるしかなかった。 9時30分には佐賀に着いていた。昨日出てからまだ24時間経っていないのである。午後は絵画教室。そして、筑波の敦君が博多から来ているはずだから、ま…

川崎

午後には雨の川崎にいた。想像していた以上にマンモスタウンである。物凄い人の波、路地裏には呑み屋がびっしり。路地裏に活気がある街は町も元気のようだ。東海道の宿場町だけに、古き良き時代ものこっている。臨海工業地帯のスモッグの町のイメージからは…

書く描く云々(しかじか)

クリニック。テーマは何にしますか?昨日のことでいいですか」「はい」・・「はい」「ハイ」・・。「昨日はテレビ見てました」「昨日は早く寝ました」「昨日は買い物に行きました」と朝の会もみなさん難なくクリアー。ボクも毎度やっぱり、「昨日は・・」と…

外がいい

こらえきれず、やっぱり夕方に外へ出た。田んぼである。兵庫のひょうたん公園のクリークにいた。もう、いくら目をこらしてもトンボもギンヤンマもいない。成長した子カエルがくさむらをぞろぞろ跳ね、バッタと間違えそうになる。そう、カマキリはまだいるか…

大三郎先生

「ファーブル昆虫記・南仏・愛しき小宇宙」NHK BSの2回目を見た。奥本さんって歳とらない人だとつくづく思いいる。たばこは吸われたか忘れたが、声も当時のまま。髪はふさふさ、肌はつるつる。酒は強く、カラオケもお好きだったが、曲名がおもいだせな…

ファーブル

ファーブル昆虫記・南仏・愛しき小宇宙」NHK BS。を見た。富士町でやってた「ファーブル交流・・」はどうなったのか・・?奥本大三郎さんとも会えなくなった。番組中、奥本さんと海野和男さんが、長野県小諸町の野原で、少年のように赤い捕虫網構えてオ…

昼飯うまい

の朝の唐人町商店街。通りを歩く人も少ない、平日も少ないが・・、車だけが行き交う。コンパネを設置する電動ドリルの音が商店街に響く。 20代から67歳まで、老いも若きもいっしょに作業する。ぬけがけ、サボりもない。ガンガン飛ばしていたツンちゃんが、ふ…

唐づくし

朝から、皆で唐人町の商店街にコンパネとメンバーの新作・行燈を設置した。昼ごはんはインド料理店でカレーとナン。辛さ50倍を頼んだ二人は、「カレーの味がしない、唐辛子そのもの」と激辛に悲鳴を上げ、頭から湯気を上げながらも、完食していた。本日の設…

ストリートギャラリー

唐人町にてストリートギャラリーの打ち合わせ。この間やってたような気がするが、早いものだ。バルーン大会、古湯映画祭らさまざまなイべントが行われる季節である。ボクらもストリートギャラリーはじめて20年以上は経つようだが、飽きずたのしくやらしても…

佐賀北高優勝祝賀会

ひどいもんだ。今朝(10月19日)、「おこもじタイム」見たら「北高」と書いたつもりが「機と孝」になってた。かなり酩酊していたようだ。北高同窓会・北楠会主催の甲子園優勝祝賀会がニューオータニであった。卒業生500人がぎっしりと一堂に会した。百崎監督…

潟を見たい

N子がひょっこり帰ってきて、「潟を見たい」という。何となく見たことは過去にもあったろうが、おもうところがあったのだろうか?潟ならまかしときんしゃい。芦刈の水産試験場から大詫間の漁港までフルコースで案内した。ムツゴロウはお散歩、シチメンソウ…

寒い

蛇口をひねると水が温かい。ペイントの乾きがぐんと遅くなった。気温が下がったのである。夜、短パンTシャツ、夏のかっこうでいたらあんまり寒うて暖房入れてもうた。でもコーロギは鳴いちょる。

コアな風景

好きでもないのに、今日も有明の河口にいた。ここで生まれここで暮らすもよしとはしてない。そうせざるを得ないだけ。今日は遠い日も未来も見えない。過去も未来も寄せ付けぬ鉛色の現実。現実のリアルさが正しく海上空に浮かぶマグリットの巨石である。マグ…

フェーンチャン ぼくの恋人

「フェーンチャン ぼくの恋人」2003年 タイ映画を家で見た。バンコクで働く青年、ジヤップのもとに届いた結婚式の招待状。それは十数年間会うことのなかった幼なじみの女の子ノイナーからのものだった。子供のころのいたずらや遊びを6人の監督がみずみずしく…

聞きしに勝る大原美術館

岡山から倉敷まで快速電車で15分。駅から歩くこと10分、くらしき美観地区。堀割の両側にナマコ壁の蔵や商家が並ぶ。江戸の町に入ったような美しくもなつかしい。「大原美術館へ一度は行くべし」と昔より美術雑誌などで見ていたのだが、この歳なってやっと来…

肉屋のブッチャー

みなさんには申し訳ないが、自習してもらい、ボクは岡山にきた。岡山駅前で桃太郎の銅像を見ていると、駅から出てきた腕に刺青をしたコワそうな大男二人がやってきたので目をそらした。その後ろからよく見知ったタコ入道、あのブッチャーが巨体を揺らし片足…

お天とう

雀も虫の音も聞こえないとおもっていたのは、どうも誤り。戸窓を締め切っているからだな。耳がだんだん遠くなっているということもあるだろう。雀がよう鳴いとる。お天とうさん拝んでいた祖母らの気持ちもわかるような。

秋の夜長の過ごし方

秋の夜長の過ごし方 元気に明るく「おはようございます、あはようございます」と二階にいくと、朝の会がはじまっていた。テーマは「秋の夜長の過ごし方」。お月見、読書、音楽、テレビ。さすがに皆さん、月見で一杯は出てこない。そこで、ボクが代表して「月…

パンツ

定ばちゃんはデイケアから帰ってくるなり、お菓子をぽりぽり、カリカリ食べ始める。ご飯替わりにしてるんじゃなかろうかとおもうぐらい。昔から老人はセンペイやあめを缶や壺に隠しもっていて、こっそりと甘味をたのしんでいたものだ。食べるだけ食べればい…

雨の小路

朝から雨が降ってる。久し振りに聴く雨音はイイ。夜、雨の中、「11月の日韓展について」会議にいく。何とかなりそうな見通しはたったけど、多難。出来る範囲で心よりもてなそう。K子さんらと居酒屋へ。絵の話が弾んで、おいしく呑めたけど、K坊は、バイク…

祝日

月曜だけど、祝日で日曜日みたい。というのも、普段でさえ静かなご近所が静まりかえってる。祝日が増えたものだ。休む人ー働く人。遊ぶ人ー稼ぐ人。テレビを点ければ、うん、確かに月曜の番組・・。そう、静かでも無かった。長崎街道巡りの人たちがやってき…

見あきた風景

午後漁港をまわった。曇天の水面は鈍い鉛色だ。戻ってきた漁船から潟スキー、釣竿、冷凍ボックス等をひきあげていた。そして、干潟にいるムツゴロウを見つけ、竿をだして釣針でひっかけようと試みるも失敗に終わり、男三人はひきあげていった。桟橋に男4人が…