服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

何を描こうかな

クリニックで久しぶりにM山くんにあった。 髪を短くしてジーンズの青年だった。 また、体調を整え活動するらしい。 そこで、ボクはM山くんを描いた。 M山くんは前の席のIさんを髭濃く描いた。 美大やカルチャー教室でみんなそろって静物も風景も描くだろ…

バタバタ

唐人町会館にいって、やすらいにいって、菊水堂にいって、美術館にいって、潟へいった。 北島治樹個展(Gやすらい) びしっと引き締まった空間。 塗り壁のような重厚な画面だが、質感に変化を与えた形、亀裂、色彩がハーモニーとなって、解放てきでもある。…

唐招提寺

TBS「BS-i」の「唐招提寺 平成宮大工の挑戦」は興味ひかれた。 子供のころから大工さんには憧れていたし、宮大工の世界はそれこそ奧が深そう。 昭和の名棟梁・西岡常一の法隆寺の大修理や、薬師寺金堂復興なども見たが、そのお弟子さんたちが、その後を引き…

シネマの灯

佐賀の街からラストの映画館・老舗の佐賀セントラル会館が完全に閉館する。その前身は中学、高校時代のボクに夢と憧れ、華々しい西欧文化の洗礼をまざまざとしてくれた「有楽」である。かつてはATG、チネチッタの活動の場でもあった。次々と郊外に誕生す…

さてさて

午前、イバにて釜山に運ぶ作品を手持ちサイズに梱包する。後はビートルに乗るだけ。午後、漁港へでかけた。漁師さんたちは一人もいない。護岸工事するユンボとクレーンが動いていた。爺ちゃんが栗色の日本犬とお散歩。渡辺淳一さんの話しがおもしろすぎて、…

雨に濡れても

「ユートク」で無量の段ボールもらい、「100キン」で手提げを仕入れ、 イバに寄る。おいちゃん破顔し、後4人が作品を持ってきてないと落ち着かぬ顔。 そこへ、M本くんが絵を持ってきた。 中学の美術の先生やってるそうで、さらに話すと、実家である住ま…

バイロン、ハイネか

体重計に乗って、ビックリ、うっ、これはいかん。 雨でもあり、おのずと歩いて出かけた。 K氏は通勤の駅までの往復を歩いて8キロ減量した。 何事も車と気力減退が元凶のようだ。 絵画へ着くと入り口の戸外でタバコをやってるおやじたちがずらり。 「大学寮…

ワン公

だれもいない漁港にばあちゃんがブチのワン公とお散歩にやってきた。 いつも同じ時間にくるようだ。ワン公もかなりの老犬。 人よりもワン公の方が友であったりするのかも知れない。 そんな時、犬でも猫でもトカゲでもネズミでもそばに置きたくなるのかも。 …

イージーライダー

「イージーライダー」を改めて見る。 「イージーライダー」「ミッドナイトカウボーイ」{ウッドストック」はストックホルムでの青春だったな。 友のY氏の頼りでも「日本では今、イージーライダーと真夜中のカーボーイと黒猫のタンゴが流行っている」とあっ…

ガタでハングル

大満潮と大風の漁港にいた。 鮭弁とパンを食ってお茶飲んで、タバコを吸う。 落ち葉が欲しいから木を植える、と言う倉本 聰さんのラジオを聞きながらハングルの本を開く。 こんな場所で本を開くなど、お初のことだけど、わるくない。 パンナソ、パンガオヨ。…

エンターテインメント

「アレキサンダー」と「セイント」見た。 オリバー・ストーンは癖が強いが、上手い。 「セイント」は月光仮面か七色仮面か、多羅尾伴内こと...藤村大造といったところ。ロシアを舞台に八面六臂の大活躍。エンターテインメント。「ビージーズ」の2001年4…

吉田類の帽子

吉田類の「酒場放浪記」は、見てると呑みたくなるたのしい番組だ。 都会には、まだ、知らぬ隣り同志が乾杯したり、会話したりと酒場らしい酒場が路地裏にはあるようだ。 ご当地では、大概知った顔がどこかに座っていたり、隣同士の話しもない。 その辺りから…

腰掛け

家人が低めの腰掛けが欲しいと言うので、合板で腰掛け作った。 昼からはじめ、磨きと塗装に時間がかかって、完成は夕方。 高さ25造糧型の4本足。 カラフルに塗装。 サンダーの粉塵と外気と太陽で、顔がヒリヒリかさかさ。 鼻毛、切らぬ方がよかった。

鴨と婆ちゃん

またしても絵画クラスが現在やってるエスプラッツから放りだされる。 どこまで流浪すればイイのか、数えるのもいやになるくらいのジプシー、殉教者のごときでもある。 何でも1月より内装工事をやるらしい。いわくつきのこのビルはこの先もどうなるんだい一…

ご隠居の部屋

ご隠居のS田さんちで遊んだ。 ピアノが聞こえる。 隣室でご隠居のお嬢さんがピアノ教室をやっておられた。 ご隠居の部屋はカメラ陳列棚とオーディオスピーカー、パソコンが三方の壁にあるだけ。そうそう、それにK子親分の絵とボクの絵が掛かっている。 ご隠…

矢部まつり

今日もまた雨。 昨夜も呑みすぎた。 小雨の中を東へ東へ。 お腹がグルグル。 「矢部まつり」の看板を追いかける。 「黒木ひとみで安全運転」の看板もある。 なるほど、そう、彼女の出身地だ。 商店街にはお金が投入されきれいな通りだが、 店はシャッターが…

魅惑の液体

一人用のコーヒーメーカーを手に入れてから、毎朝コーヒーをたのしむようになった。市販のコーヒー豆でもずいぶんと香りよく味わい深くなったのではないかな。インスタントとは呼べなくなった。 もちろん、ブラック。「ウ~ン、もう一杯」といくこともある。…

うまかもん

前日、柿を3個食べた。 やっぱり、出がよろしくない。迷信ではなさそう。 銀杏40個をチンしてつまみにしたが、のぼせるも鼻血ブーになることもなく、普通。茶碗蒸しにしても年間、10杯前後であろう。 チョコにしてもワラビやナスにしても背後にあるのは…

気まぐれドローイング

センターのY木氏と女性がみえ、暮れの広告用の絵をもっていった。 Y木氏も仕事の傍ら、よくあちこちをスケッチされている。 仕事辞めたら、個展でもやりたいらしい。 あちこち、スケッチしてまわっているおっさんたちが増えた。 ボクが知ってるだけで3人…

落ち葉のベッド

ツワブキの花咲くリスの庭にリスがいない。やっと一匹みつけた。 落ち葉をたくさんほっぺに押し込んで巣穴へ入っていった。 冬支度の暖かいベッドを作っているのだろうか。

夕陽の値段

「西岡一義個展」を見る。 田んぼの菜の花、桜、木々の風景に今回はサギや鳩が登場していた。 残雪の稲こ積みとひこばえのある風景(80号変形)は見事だった。 刈り取られ、放置されても尚、草花同様に生きているような藁。 雪は白く、藁は美しく、作者の…

カニの缶詰

木の葉舞うイイ天気だった。 年寄りは、「風が強い」と押し戻されて手をせがむ。 黒と黄のもようの毛虫がツツジの葉を食ってた。 秋の日差しのなかにさらけ出された大豆畑も田んぼも濃い黄土色。 ディープ イエローオーカーは何故か、ベルギー。 何故か鉛色…

千客万来

午後、「ファンタスティックな野郎たち」を見に行く。 K本夫人が取材を兼ねてお見えだった。 テレビではよくお顔を拝見しているK美子さんだが、談笑するのは久しぶりのこと。熱血ご主人の裏話などをしてしまった。 明朝14日(火)、NBCラジオで8時2…

ファンタスティックな野郎たち展

「ファンタスティックな野郎たち」展の飾り付け。 唐人町のギャラリー久光にファンタスティックなお嬢、野郎の面々が作品持って集合。 急遽決まったグループ展、にしては19人・全員が参加、おもしろい作品が集まっていた。 抽象、具象、オブジェ風の多様な…

上陽 きんまレース

東へ向かっていたら、八女。さてどうする。 路上に立つ「上陽祭り」の看板が目に飛び込む。決まり。OK。 指示版に従い上陽町の山間部を上ると、開けたところに立派なグラウンドがあって、カラフルなテントがぎっしり祭りやってる。 こんな山の中で・・、い…

一騎打ち ポロックとクリムト

今日の新聞にも、またNYでクリムトの作品4点が競売にかけられ、合計で1億9千2百万ドル(約227億円)で落札されたとある。このうち、「アデーレ・ブロッホ・バウアー供僂錬言蕋孤緩釤疋襦別鵤隠娃芦円)で史上3番に高い値段である。これでクリムト…

居所

定婆ちゃんちの庭でガーガー合板切って、工作してた。夕方、定婆ちゃんが、おたのしみのデイケアのセンターからもどってきた。ゆらりゆらりと杖突いて、ニコニコ笑う。何でも、真夜中動悸が激しくなって、死ぬかとおもい「みなさんに、お世話になりましたあ…

ホテルで個展

午後、約束通り、駅前のワシントンホテルにM光さんといく。ランチタイムすぎても、ホテルのレストランはにぎやかな声が溢れている。おばさま族はホテルでランチのようだ。その一角の壁にE頭先生の水墨やパステルの絵が飾ってあって、E頭先生が、場にそぐわ…

円冠

漁港から急いでもどって「るーゑ」にいく。表で自転車を停めていると、ケイタイが鳴る。「今日、日韓の会議よ、忘れとらんやろね」M光さんであった。その声が、店の中からも聞こえる。ドアを開けると、M光さんが、「なーんだ・」とがっかりして、破顔する…

ポロック クリムト

クリムトの名作「アデーレ・ブロッホ=バウアー機廚鬟縫紂璽茵璽の大富豪が購入。美術作品としては、史上最高額の1億3千5百万ドル(焼く155億円)と聞いて驚いたばかりだが、今度はポロックの作品「NO.5,1948」が一億4千万ドル(約163億円)で売買…