服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

サガン鳥栖

NHKでJ1やってた。サガン鳥栖がヴィッセル神戸を3-0と快勝。2連勝。そこで、電話。千葉のKさんが「おめでとう・・」と。1分け、1敗、2勝で現在5位。おじさんたち、W杯は燃えるけど、さっぱり・・。地元サガン鳥栖を応援しなくちゃ。よろしく。

栗山奉文個展

栗山奉文個展(3月27日~4月1日 村岡屋ギャラリー)岩のくぼみや溝をリアルに描いてある。山ではなく海岸の岩らしく、浸食された溝、裂け目ということになる。”狭き門より入れ”というのか、何かしらその奥を覗いてみたくはなる。岩の裂け目に洋梨やグラスが…

リヤカーのおじさん

春に誘われ、田んぼに向かう。途中、交差点でリヤカーをつないだ自転車を引いて横断歩道を渡るおじさんがいて、その前で車を停める。おじさんなかんか動かない。(ちょっと待ってと)手をあげる。ズボンのベルトが切れたか、抜けたかでズボンがずり落ちる。…

土手の春

嘉瀬川の河口に来た。白い漁船と枯れ葦原の土手にも春が来た。萌える緑が葦原の上に広がり菜のが咲き乱れている。しかし、突風が春の嵐。

躁と鬱と平静

Mさんが出品しているというので、県立美術館へさが彫刻集団展を見に行く。以前の作品とおもわれるが、木々と板を組み合わせたオブジェ。題名が「躁と鬱と平静」。小説か映画の題名のような現代人の装いがある。それを象徴するのも桜の季節。桜の便りに金立…

サクラ

ご近所のお宮のサクラが咲き始めた。しかし、まだサクラ開花は発表されていない。ホームセンターでベニヤ板10枚を買い店の軽トラで運ぶが、ギヤがミッションで戸惑った。

川本太郎の皿展

夕方、Gイバへ川本太郎さんの「皿展」を見る。小石原焼きの流れをくむ白と黒の器。杉板の上に置かれており山草が生けてある。古民家の間仕切りと白壁を計算した展示である。全体としても美しい。和の演出である。底の浅い皿ではあるが、深さをいろいろと変…

東島毅 遮るもののないことについて

東島毅展を見に上野の森美術館にいく。画廊スペースにおよそ5m×3mのタブローが壁とコナーに3点立て掛けてある。巨大な鉄のモノリスと言ったところだ。それとコーナーににガラスと鉄のオブジェ。床にもガラスのオブジェと壁に紙に描いた油彩作品1点が掛かり…

上野公園

上野公園は初詣かと思うほどのものすごい人出。パンダ効果のようだ。花見の準備。動物園では「本日のパンダ展示は繁殖準備のため中止」と看板が上がり、たくさんのスタッフがそのことを連呼しているが、それでもここまで来たならとものすごいお客(親子)が…

地獄門

西洋美術館には入館せず、中庭のロダン、ブリューデルの彫刻を見る。改めて見るなど過去になかった。新鮮である。タダで見られるのである。少しぐらい触っても、警備のおじさんたちが口うるさく注意しないところがイイ。

三島のおせん

三で死んだが三島のおせん おせんばかりがおなごじゃないよ・・と寅さん。人もまばらな三島駅北口。かつては田んぼだったんだろう。客待ちのタクシーがいるだけ。三島駅の隣に沼津の地産地消の大衆寿司屋があった。お腹も減ったし、入ってみたが、満杯。でも…

棚こぶ来福

このところ玄関の鍵の調子が悪かった。外からは開くが、中からは開かないという困りもの。”ピンポン”お客さんである。ちょくちょく案内を届けに来るT興産のTさんである。やはり玄関が開かない。隣のドアを開けるからと、案内を受け取る。そしてTさんは「…

さが行動展

県立美術館4号展示室。50号、200号の大作がずらりと並ぶ。皆さんじっくりと取り組み自分の世界を表現されている。杉光政美さんの「黒い雨」の黄色は何か叫んでいた。塚原康子さんの「鼓動」は分裂融合する生命体がダイナミック。野田和弘さんの「風の通り道…

墓参り

昨日が春分の日だったが、今日お墓参りに行く。イイ天気である。墓場はお花畑。でもよく見るとほとんどが造花である。本堂の位牌堂を参り、住職宅に挨拶にいくが、留守。玄関のポストにのし袋を刺して込んで失礼する。その足で北高へ。校長さん、教頭さんら…

上陽の桜

お彼岸で墓参りもせにゃならぬのに、小雨の中、上陽町の二連石橋まで行った。矢部支流の河川は濃く青く、流れ落ちる水は白亜に輝くが、あたりはまだ冬の寂しさ。まだワラビも売ってなく、とどまること10分でUターン。「戦場の黙示録」監督、脚本:ヴァーツ…

絵画じゃない作品展

渡辺浩二の彫刻展(ギャラリーシルクロ)箱型の壁掛け作品が多い。遊び心もある現代彫刻。玉屋では嬉野一位窯の田中忍さんの焼き物展を見る。1962年生まれで師匠は父の故田中一晃である。白磁に紅や淡いピンクで草花、うさぎ等がデザイン化されておりかわい…

アオサギ

雨といっしょに春が来る。夕方、せかされるように田んぼへ。桜のつぼみも膨らんできた。JRの白いかもめがピューと東へ。アオサギが下りてきて枯れ蓮の堀をうかがう。

春光

春になってきた。ヒバリ鳴き、田んぼも木々も輝き出す。人も着衣を減らし活動的になる。路肩に軽トラを停め畑の手入れをする人。麦畑では麦踏機が走りまわる。菜の花も満開だ。

再びノルウェーの森

2年前劇場で見た「ノルウェーの森」がテレビであってた。劇場版より16分長いそうだ。トラン・アン・ユン監督は脚本に4年かけたそうだが、原作に忠実である。改めてのんびり見るに至って、同時代である60年代という若者の心、精神の閉塞感を通し、作者(村上…

日曜日は長い

美協の会議。懇親会。4人で呑んで4人とも切れた。

享保のお雛さん

前の野中烏犀園さんに古い時代のお雛さんが飾ってあるといので、見に行った。お店の土間に天井につくぐらいに古のお雛さんが並んでいる。見学者はボク一人。事務所の女性の方が説明して下さる。そこへ大奥様が「あら大次郎さん・・」とまた説明して下さる。…

江戸琳派

大奥様に呼ばれ座敷に上がると床の間に立ち雛の俳画掛け軸が飾ってあった。金と赤と青が全く色あせしてない見事なものである。尾形光琳の頃の「抱一」の作です。絵描きさんには是非見て欲しくてと、誘って頂いたのだが、作者も知らず失礼つかまつった。今回…

往きはよいよい

讃岐うどん食べて、高松から小型のフェリーで豊島(てしま)、犬島に向かう。乗客は20名ぐらいいただろうか。女性パイロットが見える前列右側の席からスケッチをする。

あわや沈没

港を出て15分ぐらい経ったころ、突然、後方からドタバタと船員が「エンジンを切ってと」走って来た。女性パイロットはエンジンを切った。後方デッキで人が落ちたのか?と振り返ったのだが・・。船員は「エンジンが火を吹いてる」と消火器を取り、血相変えて…

無事曳航

クル―は男性3人と女性一人。ケイタイで救援の連絡を取っている。消火を終え、クル―も落ちついたのか、この船が沈没することは絶対にありませんので、安心してください」と連呼した。周辺を往き交う船やフェリーは多い、そのうち一隻の大型船が救援に来てく…

イル ヴェント

新しく用意されたフェリーに降りる人もなく全員が再び乗り込んだ。今度も運転席の横にいたがスケッチはしない。パイロットの男が前の席はは波の振動がきついですよとうながし、おもしろくもありますがと付け加えた。ふしぎなもので大変な目に遭わせられたの…

豊島美術館

豊島にもアートが点在するが、シャトルバスで取り敢えず豊島美術館(¥1500)へいく。海の見える高台の真っ白なドームである。内部は体育館ぐらいの楕円のコンクリートのドームであり、大きな穴が二つ空いており、外光も風雨も入る。床全体から水滴がにじみ…

アートアイランド直島

玉野市の宇野港からフェリーで島々を見ながら20分、早くもアートアイランド直島の宮浦港に草間弥生さんの赤いかぼちゃのオブジェが見え、出迎えてくれているようだ。

地中美術館

シャトルバスで地中美術館(\2000)へ。安藤さん設計の美術館で環境上、地中に隠してある。ライトと自然光を取り入れた空間アートの部屋が5ヶ所あるだけ。しかし、どれも眠っていた感性を呼び覚まし躍動させていく。体内を体感するような原初的なアートである…

李禹煥美術館

地中美術館から春も近い山道を歩いて10分、李禹煥美術館(無料)。とはいっても鉄板、岩が置かれ、コンクリート支柱が立つ野外展示スペース。ものとものとの関係性を一貫して問うてきた作家である。ものは派の代表のように云われる人だが、ものとの関係の時…