服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

今年初めての「裸の島」

昨夜、「裸の島」の話になったので、また家で見てみた。見るごとに新たに読み解けるものがある。内包する映像のマクロは深い。本土から桶に水汲んで小舟運び、島の頂上の畑まで天秤棒で水桶を運ぶ夫婦。よたよたとつまづき転んだところで不思議はない。リハ…

ミュシャ展

朝8時過ぎに大和から高速に乗った。Sさん運転の車に二人が同乗して北九州市立美術館へと向かった。ボクと違いSさんは安全運転。まだまだ暑い。陽が車中に差し込む。高速道の山中はどこまでも似たような風景。おしゃべりも延々と出来るものではない。Nさん…

草茫々通信

Y女史にいただいたY女史主宰の『「草茫々通信」創刊号、三好十郎「峯の雪」特集』を呼んだ。書き手はたくさんだが、16ページなだけに、直ぐに読めた。文筆家の先生ばかりであるが、軽く書いてある。「峯の雪」は読んだことないが、読まなくても皆さんの文…

二紀佐賀支部展

クリニックの帰りイバに磁場のお礼状を届けて、美術館へ。二紀佐賀支部展を見る。箕浦裕さんの駅のベンチに横たわる男・「駅男」シリーズがここになって現実味を帯びて見えてきた。酔っ払いの風景としては一昔前の時代であるが、モノトーンのグレーに包まれ…

そして光りが来た

置き忘れていたカメラをとりにイバへいき、また呑んでしまった。ザザーッと気持ちよい雨が来て夜の帳が下りた。家にもどると、テオ・アンゲロブロス監督の「霧の中の風景」1988年制作のギリシャ・フランス・イタリア合作があってた。”はじめに混沌があった、…

磁場展終わる

開催期間中、猛暑にもかかわらずご来場いただきました皆様、ありがとうございました。たくさんの方から助言、感想、批評などをいただき、今回もイイ磁場展ではなかったかと、メンバー、自画自賛であります。その反面、今回は図書館の職員から飾り付けの時か…

おこもじタイム再開です。

おこもじタイム、元通りに復活しました。

おこもじタイムのちょっと一服

問い合わせだありましたが、確かに掲示板・「おこもじタイム」は壊れています。近いうちに別の掲示板を載せます。

磁場三日目

お盆過ぎても毎日が猛暑。新聞にも日ごとに”今年の最高気温36.5度”とか載ってる。午後~磁場展の当番に行く。ロビーには何をするでもなく、で涼をとる常連のおじさんたちがいる。2Fに上がり、陣内さんと交代。川本さんと西村さんも自主的当番。中尾さん、若…

酒の席

夜、ひさしぶりに某会に出席する。家から近い料理屋だった。10名が出席。H・Sさんが口火を切り、最近の失敗談を披露。羽田で財布がないのに気づいた。前夜タクシーを降りるときまではあった。直ぐにカードなどの停止手続きをした。結果、拾った人が名前も…

磁場展初日

磁場展初日。二日酔いの川本さんとボクが平静をよそおい当番を勤める。常連さんが次々と見に来てくださる。近年、磁場の入場者が増えているのはうれしいことです。さて、メンバーの作品を簡単に紹介しましょう。 川本さんはS100号のアクリル画「現実と夢と…

磁場展飾り付け

朝、菊水堂さんが作品を取りにみえた。ワゴン車には、もう直行さんお作品が乗っていた。その直後、ボクも市立図書館に向かう。開館したばかりという時間なのに人も車もいっぱいである。作品を2階へ運び、飾り付けにかかる。メンバーも次々に作品を持って現…

磁場の夏

空港は今日も混でた。いつもこうならいいけど。1月頭には大阪便はすべてなくなる。お二人を見送り、いよいよ夏も本番。磁場展である。一杯やって、明日の展示の準備をしていたら、外が白みかけて来た。

墓参の蛇

ホテルでH夫妻を乗せて墓参り。14日とあってどこのお寺も墓参者が多い。家族連れの子供達も神妙に手を合わせている。汗の向こうにただ大人がするように墓石に向かっていた子供のころが重なる。新年の神社、お盆の寺、どちらも不得意な我に情けなや。50僂録…

Uくん

昼ごはんを例のちゃんぽん屋さんで。Hさんは佐賀へ来ると必ずH店のちゃんぽんを食べる。毎日でも食べたいと、昨日も来たという。満杯の駐車場にやっと車を入れ、店内に入ると見知らぬおっちゃんが「よーっ」と手をあげてほほえむ。近ずいて判った。以前よ…

白さん帰る

定婆ちゃんを見舞ってから、美術館へ。3時15分。白さんの作品を下ろし一点一点梱包する。手伝いが多く、画廊は元通りにきれいさっぱりもぬけの殻となる。万歳で、白(ペク)夫妻を見送る。送迎は再びM局長さんとMさんが引き受けてくれ、博多のホテルまで。…

すごいぞ!佐賀学園

今夜も小宴となってたが、佐賀学園対長崎日大の試合がナイタ―ではじまったので、野球が終わってからと時間をずらす。なんとかピッチャー峰下くんが抑え、軍配は佐賀学園にあがる。と同時に電話が「おめでとう・・」とKさんであった。先日、東京で今度の佐賀…

それぞれの夏

朝、出迎えに佐賀空港へいく。降りてくる人たちに旗を立て、はっぴ姿のおばさんたちが佐賀産の海苔を配っていた。おばさんたち声が出てない。ぬっと差し出す。「何だろうとおもった」とはH夫妻。でも佐賀海苔はありがたい。夕方、H夫妻と小宴で歩いて街へ…

せわしさもたのしかりけれ

佐賀新聞を開くと早速、白さんの個展の記事が写真入りで載ってた。ありがとうございました。同じ紙面の上方を見ると、Nおじちゃんの「私が選んだ 週間ニュース5」がこれまたばっちり顔写真入りだが、もうこんなお歳なんだと、年齢を見て納得。クリニックの…

白(ペク)さん来る

友、海を渡って来る。M局長とキムさんが博多港へ迎えに行ってくれた。1時30分、白(ペク)ご夫妻を乗せて美術館に到着。白夫妻と再会をよろこぶ。大きな荷物が2つ。ビートルの乗り降りを考えただけでもボクならやれそうにない。韓国人は面倒くさがらず、タ…

キュウリかりかり

昨日K坊が山ほどキュウリを持ってきてくれた。パンパンに育った巨大なキュウリである。味噌漬けにしたからと、S子さん。残り10本ぐらいをボクは塩漬けにした。荒切りにしてプラスチックの家庭用漬もの器に詰め込み、蓋をしてバネの圧力で水分を吐き、ちじ…

熱中症

絵画教室に行くまでもほんの5.6分だが、暑いと言いたくなる。言うことで夏を実感する腹のようだ。建物の中は暑さ知らず。数年前までは、冷房もない民家の一室で汗を流していたのである。しかし、熱中症なる新たな症状がこのところ流行しているようだ。教室が…

ヘンリー・ムアー生命のかたち展

朝起きたら、昨夜の服装のままベッドの上にいた。「酔いは大丈夫か・・」とKさんから電話。シャワーと食事を済ませ、上野の冷房の利いた文化会館に入り、何処に行こうか思案する。芸大美術館の「シャガール展」に足が向くが引き返す。西洋美術館の「ナポリ…

庭園美術館の有本利夫展

再び電車で目黒へ。駅から日陰を選んでとぼとぼ歩く。コンビニで冷たい水を買い、歩いて10分こんもりとした森の中に庭園美術館はあった。「いらっしゃいませ」と仁王立ちの門番(警備員)は「あちらでチケットを買ってください・・」と低姿勢。チケットを掴…

オルセー美術展

上野動物園に行くがオープン前、しばらくして9;30・ゲートが開いて、親子さん達に続いて入場。芸大の裏側になるなる森と池のZOOだ。ひさしぶりに入る。足早に見てまわるが、カバ、虎、ゴリラは見ていて飽きない。カバは自然の中にいるように豊満で色つや…

マン・レイのレイ

ほどほどにオルセーを切り上げ、行列を横目にお目当ての別室にて開催の「マン・レイ展」に入る。当然並ぶ必要もない。見るにはちょうどいいしずかな人並み。オルセーが高齢者ならこちらは100%若い人たちである。ゆっくりじっくり見られた。絵画、デッサン、…

大昆虫博

両国の江戸東京博物館に来た。その前に、駅の相撲茶屋で腹ごしらえとビール。とにかく江戸は暑い。「世界の大昆虫展」。日本昆虫界の養老孟司、奥本大三郎、池田清彦、やくみつる、海野和男さんたちがかかわった昆虫展だけによくできている。子供よりも昆虫…

大串亮平 日本画展

歯医者さんに行ってから人のいない佐賀ん街へ。大串くんが日本画の個展やってた。いつものように草木花野菜のオンパレード。60点ぐらいはあるが、展示に工夫がある。木組みの上に床と平行に作品を置いてあり、観客は宙に浮いた作品を見降ろす形となる。作品…

昔お好み焼き開店

昨夜の「榮の国まつり」の続きを書こう。夕方、磁場のDM発送準備をKちゃん、Mちゃん、Kさん、Tちゃんがるーゑでやてた。「材料もそろい準備できたので焼いて下さい」とケイタイが入り、ボクはそこをパスして榮の国まつりの唐人町へと急いだ。夕暮れと…