服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

盛岡城

昼前に雨は上がった。街を見ながら盛岡城跡まで歩く。大きな橋を渡る。上流を見ても下流を見てもきれいだ。これが北上川か。流行歌があったな。出てこない。街に川があるのはイイ。落ちつくし、景観もイイ。しかし、そんな川も暴れることがある。紅葉の森が…

手紙を書く女と召使

ヨハネス・フェルメール

フェルメールからの手紙

昼、仙台に来た。駅前がすっかり変っている。幾本もの空中歩道が駅前広場を覆っている。地下食堂街でビールと天丼をやりながらネット検索すると、宮城県美術館で「フェルメールからのラブレター展」が開催中。今日は月曜日だが、期間中無休とある。タクシー…

中尊寺

山形駅の反対側に位置する山形城のある霞城(かじょう)公園に行かなかったのは心残り。仙山線で仙台にもどり盛岡に向かうが、平泉で途中下車。新幹線やまびこ55号で一関、そして東北本線で平泉まで。乗ってるお客も少なけりゃ降りるお客も少ない。小さな駅…

ノッポさん

再び平泉から電車で北上に出て新幹線で盛岡まで。盛岡も大きな街。だが、人が少ない。駅前で整列して客待ちするタクシーの方が多いくらい。夜、雨が降り出し、いよいよ人が少なくなって行く。駅前の飲食店は山形ほどに多くない。雨だし仕方なくMさんとPさ…

東北へ

福岡から仙台まで1時間30分。東京までの時間と同じだ。富士山、猪苗代湖、会津磐梯山、そして、仙台空港着陸時に海岸線の流された町跡が見えた。仙台空港から仙台行きの電車に乗ると前の座席にふっくらしたおばさんが座っていた。間をおいておばさんから話し…

仙山線

仙台から仙山線にて山形に向かう。4両編成のローカル線である。先頭車両の運転席を通して子供のように前方を見ていると、かつて運転席に乗せてくれた国鉄職員だったKちゃんとの旅を思い出す。何処まで行っても山。雑木の山が紅葉し始めている。黄色が多く、…

ハリハリ鍋

早くもMさん宅で”釜山のお疲れさん”を兼ねたハリハリ鍋会。クジラ尽くしである。トロ巻きにスズキのの刺身もおいしい。準備、たいへんだったでしょうが、Mさんの料理の腕はたいしたもの。それに、コレクションの一部であろうが、家の中は画廊である。油彩…

キムチ、ニンニク

朝5時半に誰もいなし窓口に鍵を返してタクシーでビートル乗り場へ。欠航便が7時半の臨時便に振りかえれられたのである。チケット手続きの一番前に並んだ。職員が次々に出勤してくる。土産屋も店を開けた。バルコニーから港の朝焼けがモネの絵のよう。帰る…

風雨で欠航

今日も雨。しかしビートルは出るようだし、今日でお別れ。みやげでもと旅籠のそばの農協スーパーに行く。ニ階の食品売り場は、何と日本語が飛び交う。日本人ばかりがお土産を買いあさっている。S氏とボクは映画祭がある十字路のスタバでコーヒー。ここだと…

ロッテ

地下道を歩いてロッテデパートへ行く。きれいでおしゃれなデパートである。デパ地下の食材売り場でサンドイッチとコーラ―。ここでもN氏は大盛りの冷麺をぺろり。店内をうろうろ。天井から床に落ちる噴水がクラシックに乗せて噴水ショー。屋上は雨で閉鎖。雨…

飴の釜山

朝、旅籠の小窓から外を見ると雨。旅籠のお婆に傘を借りて肴露店が並ぶチャガルチ市場を行く。おばちゃんたちの売り声が観光客にもかかる。雨の釜山・・働き者んだ。「釜山の雨」を作詞作曲できたらなぁ・・。ほとんど入居者のいないチャガルチビルの3階に一…

伽耶(カヤ)古代王国

今日、先に帰国するMさんを残し、ボクら4人は伽耶(カヤ)古代王国が残る街へ。9月に開業したという無人電車に乗って金海空港先の郊外に行く。何せS氏任せであるから地理も地名も頭にないのが、いけないね。モノレールのような無人電車であるが、田園都市…

モネからウォーホルまで

釜山市立美術館で「モネからウォーホルまで」が開催中なので見に行こうということになり、車で街をかき分け、ヘイウンデイの大ブリッジを渡り雨にかすむ近未来ビル群を見やり、「向こうに見える白いビルがペクゥさんのマンション・・」ともちろん通訳は金さ…

ペクさんのアトリエ

ふたたび車に乗り込んで、ヘイウンデイの街を行き、「あれが昨日のカラオケや屋・・?」海の直ぐそばだったんだ。着いたところのビルを上がればペクゥさんのアトリエ。20坪と広いが、書籍や作品が散乱している。退官し大学の諸々を運び込んだのである。別所…

1-釜山へ

海から見える釜山の街は壊れたすり鉢のようだ。港を囲む山頂までビル群が林立する。博多からおよそ3時間、ビートルは釜山港に接岸した。出迎えはお断りしており、同行者5人は地下鉄でチャガルチへ。ごちゃごちゃと活気もあれば、ゴミも散乱するチャガルチの…

2-KBS

作品をもってに地下鉄でソミョンへ行き、食堂でクッパ(豚汁めし)を食う。これは美味しい。腹ごしらえをして、再び地下鉄でKBSに向かう。S氏におまかせで何処の駅だったかは、忘れたが、KBSに着いた。日本でいうところのNHKみたいなものだ。ロビ…

3-グローバル韓日作家交流展

「グローバル韓日作家交流展」。前回までの交流展は終わり、白(ペクゥ)さんが新しくやるというので取りあえず、今回5人が参加した。韓国側も26人こそ集めたが、見切り発車でこれからという状態のようだ。しかし洋画が主体だっただけに見やすく、質の高い内…

4-呑んで歌って

まじめな話から一転して、今度はカラオケ屋での日韓歌合戦。テーブルにはビール瓶、焼酎瓶が釜山の街のように乱立した。そしてまた、絵の話、アート話が展開し、意気投合するのだった。通訳をしてくれる金(キム)さんは大忙し大変だ。キムさんなくして交流…

高齢の川掃除

恒例の川掃除もがらりと変わって高齢の川掃除である。いつも胴長を履いていた人たちが高齢となり、数年前から徐々に出てこなくなった。段取りが判っている人たちも減り、以前は5.6人でやってた場所に行っても誰もいなく、胴長履いて一人で川岸の草を刈る始末…

瑛九展Ⅰ

羽田から北浦和へ直行すること電車で1時間20分。北浦和駅を出ると通りの正面に森が見える。歩いて5分。その公園の中に埼玉県立近代美術館はあった。生誕100年記念「瑛九展」瑛九という作家を知ったのは、当時、池田 満寿夫さんが師と仰ぐ瑛九のことを美術雑…

瑛九展Ⅱ

北浦和駅前の食堂でなつかしの野菜大盛りタンメンと餃子を食べ、電車に乗る。一駅で浦和である。大きな町だが、ごちゃごちゃと昔ながらの下町のにぎわいがイイ。戦後の佐賀の商店街もこれぐらいのにぎわいがあった。吉武くんが住んでいるのもこの辺じゃなか…

灯郷物語

一日が早く過ぎていかん。やり切れるスピードが落ちてきたということだろうが、10メートルと動かないうちに日が暮れたりして、もう晩飯かい。夜は夜であっという間。W杯アジア予選・日本対タジキスタンも駒野選手、中村憲剛選手が点入れたのはよかったが、…

草茫々通信3号

「「草茫々通信3号」をいただいた。1部/佐賀県の炭鉱と戦後文化運動2部/炭鉱の子どもたち 絵と文 安永健次郎¥500+税炭鉱があったころの各地の文芸運動である。映像としてはいくらでも見ているのだが、今日の姿とはとうてい結びつかないのが、本音である。…

シンデレラ

裏口からか細く「はっとりさん」と声がする。最近では裏口から入って来るご近所さんもいない。ご近所さんの声ではない。再度「はっとりさん・・」と。わかった。ピンポン。戸をあけて覗くと、やはり、遠慮がちに立っていたのは、雅光さんであった。「墓参り…

どこもかしこも

R子さんに呼ばれて博多に向かうが、三連休というだけに電車は満席。しかし、新鳥栖で降りる人人も多く、座れた。博多駅前にはテントが並び、お祭り気分のアジア太平洋フェスティバル。各地の物産展みたいなものだが、「うれしの茶」の出店があり、試飲で喉…

六角川

六角川の巨大な水門の下。その葦原に来た。葦原の船着場でおっちゃんが釣りをしているが釣れないので、自転車で帰って行った。そばの空き地には漁船が三隻陸上げされたまま。もう海苔ははじまったというのに・・。一艘の漁船はコックピット(運転室)がクレ…

イガグリ

絵画教室でMさんが家の庭の葉付きイガグリを持って来られた。それをモデルにみなさん取り組んでいらした。ぱっくり割れたイガグリは季節感をそそるものがある。食い気よりも描く気である。時間内に終わらなかった人は続きは次回にと、写真も撮り、イガグリ…

雑草きれい

暑いといっても秋。気まぐれな秋の陽射し。それでも有料駐車場の草取りを三人の従業員さんが大きな帽子とタオルで顔を隠してやっておられた。紫外線はお肌の天敵。いつもは除草剤が散布されていたが、止めになったようだ。邪魔になるわけでもなく、草の緑は…

悲しい色やねl

大阪はネオンぎらぎら。節電の気配もない。♪包丁いっ~ぽん さらしにまいて~法善寺横丁でHご夫妻と食事をするが、こざっぱりした店内は大阪とおもえないほどに静か。道頓堀、猥雑な欲望の街をぶらぶら。グリコのネオン看板のある橋の上に出た。♪大阪で~生…