服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

幻覚

雨音を聴きながら眠りについて、激しい雨音に目覚める。山も田んぼも町も押し流されてしまうかも知れない。夢うつつに頭の中は豪雨だ。時間の焦燥。

すべらない話!

美協最終日。午前、ギャラリートークの担当になってた。お客さんは午前中とあってか、少ない。各部門を順に移動し、担当者説明していく。参加したお客さん四人、少なすぎる。途中で6人に。洋画部門になってボクの出番。絵の味方・・「自由ですから・・」と移…

トロンプルイユ

渋谷、Bunkamuraのザ・ミュージアムでは「だまし絵展」があってった。大入り満員である。入館した瞬間に「やられた・・」」とおもった。ダリ、マグリッド、エッシャー、など作品としては見れるものもあるが、企画としては「だまされた・・」というまま10分後…

マイクロポップ

朝出て、昼には品川の閑静な住宅街を歩いていた。真夏の日差しに日陰が欲しい。車も通らない細い道(日曜日には品川駅からシャトルバスがでているというが・・)に突然美術館があった。一度は訪れてみたいと思っていた原美術館である。洋風な年代物の建物で…

コロンコロンコテンコテン

クリニックを終え、「コロンコロンコテンコテン」を見に脊振のANPギャラリーまで、田植え真っ盛りの水田地帯を突っ走る。日本画の大串亮平さんとなんでも屋の西村雅成さんの先輩後輩・二人展である。山のふもとにある工場跡の彫刻家アトリエを手直しして…

コロンコロンコテンコテン2

大串さんの2m×3.2mの大作を中心に大作が展示されており、街の画廊でもよかったろうに・・、二人が峠の心ある画廊主とその場所を選択したというのも決断であり、挑戦であったろう。むき出しの鉄骨、周辺に散在する人工物体らに埋もらされることなく、作品は…

当番

美協の当番だった。午後から雨となるが、朝から学生さんの団体が閉館まで続いた。

故郷

「殺し」監督:小林政広。これまた、「歩くひと」同様、雪の増毛が舞台。殺し仲介人と殺しを実行するリストラされた男とその嫁さんの坦々とした日々。実際に現実では起きてる事件だが、非現実に見えてしまうところが、監督の狙いとは裏腹にブラックユーモア…

美協の長い一日

美協展。理事会、総会、表彰式、審査講評、講演会、懇親会とまる一日の行事。講演会は善次先生の「悲話月光の曲、学徒出陣」出撃前の特攻隊員が鳥栖の小学校で月光をピアノで弾いて去ったという実話をもとに深川先生が描かれたピアノを弾く特攻隊員の絵をバ…

磁場

メンバー10人中、K,T,N,N、H、M、Y、W、8人が出席。一杯やりながら気ままにアイディア、意見を出す。会議はスムーズ、磁場流である。今回のお題目「描くということ」そして「真子達夫さんを偲ぶ・・展」をすることがすんなりと決まった。「描くと…

情報採集

神埼の公園へ行く。真夏日に汗ビッショビショ。カタカタカタとコウノトリの声の方を見れば、アオサギだった。高い楠のてっぺんに大きな巣を構えている。コウノトリと似たような巣作りだ。カメラの望遠レンズで覗くも、まだ遠い。 2羽のアオサギが巣の上に立…

カメのクリーク

例年なら公園のクリークは菱で覆われているのだが、菱は育っていない。ホテイアオイが多い。クリークの縁に刈り上げられて枯れてしまった大量のホテイがあるけど、尚増殖し、薄紫の可憐な花を咲かしている。「今が見ごろ」なんて言ったらしかられるかもね・…

太陽の下

そうそう今日はギンヤンマの産卵場面を撮りにきたのだった。ギンヤンマのカップルはいるのだが、近くに来てくれなくて、このカメラのレンズでは無理であった。 麦ワラ帽と作業着で全身を覆った管理人のおばさんが、鍵棒でホテイアオイを引き上げている。あば…

アヒルとおじさん

路を塞いで土木作業のトラックが運転席のドアを開けたまま停まっている。そばの草地でおっちゃんが陸に上がった3匹のアヒルにパン屑をうれしそうに投げ与えていたのであった。遠い日にカエルでもスズメでもゴム銃で狙ったであろうおっちゃんの秘かなたのしみ…

宿敵

2010年W杯アジア最終予選最終戦。アウエーのオーストラリア戦に臨み、闘莉王のゴールで先制するも後半に2失点を喫し、逆転負け。W杯まで一年・・。ビールはおいしく呑みたいものだ。

学生さん

美協の準備に連日バイトの学生さん十数人が来る。佐賀大の美術専攻の学生さんである。時代のせいなのだろう、以前は男子が圧倒的に多かったのに対し、最近では女性が逆転している。女性だからとあなどれない。男子顔負けに仕事をこなすのには、驚く。何も言…

お祭り準備

日曜日は美協の搬入で、今日は審査の日。明日も行かねばならないみたいだけど・・。美協期間中は何かと美術館への行き来が多くなる。

「絞首刑」監督:大島渚 1968年。当時、池袋文芸地下で見たのかな。一言一句、聞き逃すまいと若い観客たちは食い入るようにスクリーンに向かっていた。判らずとも、時代感が若者の心を捉えていたように思う。今改めて見て、ばかばかしいぐらいおもしろいのに…

スワロウテイル

ツツジの剪定をしていたら、羽化したばかりのアゲハがいた。そばには枝に糸で支えられたサナギの抜け殻があった。雨の白昼、ツツジの茂みの中で羽化していたのだ。先月ミカンの葉にいたアオムシなのだろう。ミカンの木には新たに幼虫が2匹いた。まだ体は黒い…

ゆりかもめ

梅雨に入ったようだ。雨の漁港は横なぶりの風が車をあおる。誰もいない灰色の漁港。ゆりかもめ三羽が強風に遊ぶ。台風の日にサーフィンするようなものか・・。こんな日にぽつんと一般車が停まっているのも不気味だ。

ピアニスト辻井伸行さん

第13回バン・クライバーン国際ピアノコンクールで盲目の辻井伸行さん(20)が優勝した。すごいなぁ、えらいなぁ。子供のころも度々テレビで取り上げていたから、顔には見覚えがあった。点字楽譜は使わず、楽曲を耳で聴き、「指先に目がついている・・」と指…

頑固おやじとおひとよし

「歩く、人」監督:小林政広。毎日、男は遠い雪道を歩いて水産試験場の「関係者以外立ち入り禁止」もおかまいなく成長する鮭の稚魚に会いにいくのであった。それさえ決まれば後は何をくっつけても映画になる。ここでは北海道の増毛に住む頑固おやじと息子た…

ぶらぶら通り門

お寺の法要を済ませ、佐賀駅のホームで白いかもめを待っていると、別の電車が到着しぞろぞろと乗客が降りて来た。そして、一人のおっちゃんがボクの側面から声をかけて来た。お久し振りの小城のRちゃんだ。「Oちゃんと合流して踊りを見にいくとよ・・」「…

W杯一番乗り

ウズベキ戦。いやー、危なかった。はらはらドキドキものだったが、アウエーの応援にも審判にもめげず、よく耐え、チーム一丸となって勝利を手にした。よかったよかったおめでとう。

夏至

トラン・アン・ユン監督の「青いパパイヤの香り」きむらたくやラスト36分と「夏至」を見る。ベトナム映画はほとんど見た事無いだけに瑞々しい。同監督の最新作「I come with the rain」に出演した木村拓也さんが「雨といっしょになのに雨のシーンがない」と…

公園駐車場

雨の中,神埼の某公園に行く。途中、刈り取った麦をトラックに積んできて、JAの倉庫に納めている人々の姿があった。晴れの日に刈り取っていた分ではあろう。お昼は過ぎたというのに、公園駐車場は休息するトラックや営業の車と一般の乗用車で満杯である。運…

作品は友だち

夕方、イバにいく。社長が散髪にいったらしく生まれたての赤ちゃんのような頭であった。イバコレクションの常設展の中にキャンバスを裏側にした80年代の小生のトロンプルイユ作品があった。それを誰が描いたのだろうと見ているのであった。 6日、日本対ウズ…