服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

青春無残暑

ざんしょ、ザンショというなかれ。「庭のザンショの木~のぉ~・・」だったっけかな。さい、ザンショ。今回ほど、行く夏が惜しまれる夏もない。「止めてくれるな、おっかさん・・」 ♪意地で~支える夢一つ~、背~で泣いて~るゥゥゥゥ♪ ♪あのころが夢ならば…

飼育

ギンヤンマ4匹を標本にした。外からの声も気にはしながら、引導を渡した。ゆっくんが置いて行った外国のクワガタの面倒もみなけりゃならない。長い名前でお思い出せないが、クワガタである。体は大きいが、動きは鈍く、観察するに退屈する。メスは地中に潜…

合体

甲子園から博多辺りまで体が戻ってきた。早く合体させなきゃ、病人になっちまうぞ。展覧会が終わっても、後始末がある。礼状作ったり、書いたり、作品配達したりと・・。この暑いのによく見にきていただく、すべてに顔を出された方もいる。お客さんあっての…

視線の先

朝、K高さんは電車で佐賀を去って、大分に向かった。大分で仕事とならば、呑むだろうし、体、休まらないね。さて、菊水堂にスケッチ展の撤去にいく。これにて、8月の4展覧会すべてが終わっった。それ以上に北高の活躍、優勝まであり、たいへんな夏だったこ…

もっと、探検!!美術館

県立美術館へいった。二紀展があってた。それぞれにみなさん熱く描いていらっしゃる。 隣室では昨年に続き「もっと、探検!!美術館」があってた。所蔵作品の虫干しにもおもえるが、非常におもしろい。作品のキャプションに軽い説明やクイズが仕掛けてあり、…

中島節

K高さんが来佐賀したときはたいがい武雄の中島さんのところへいく。近々人間国宝の認定を受けられる青磁の中島宏さんである。30年ほど前、県展騒動が起こったときのリーダーのお一人で、以来ボクも同志ということになっている。いつもアポもとらずふらっと…

ボックスアート

1時30分より「磁場のワークショップ」恒例の子供とそのお母さん、お父さんとのボックスアート制作。申込が少ないと聞いていたが、満杯。用意した25のボックスがなくなった。何から何まで、こちらで用意する。希望あれば木片の複雑な形でさえカットしてやる…

大竹伸朗展とK高氏

「大竹伸朗展」が明日までというので福岡市美術館へ急いだ。美術館正面入り口の屋上に「宇・和・島・駅」の文字。美術館が宇和島駅に変わっているのであった。 11時ということもあって観客は少ない。見る方には都合がいい。というより、一般に受けないようで…

いつまで?

まだ甲子園である。帝京戦を見ていた。判っていてもここちよい興奮がある。

凱旋

一夜明け、夢のような時差ボケのような不自然な自分。虚脱感ともいうのだろう、しかし、押してクリニックにいく。朝の会でほぼ全員が北高の満塁ホームランの話をされた。元々人がいない町だが、街から人が消えるわけだね。でも、まだ一つも二つも興奮が足り…

決勝戦Ⅰ

神戸チサンホテルの朝食はバイキング。和食、洋食と品数も豊富な上、どれも美味い。かといってやはり、腹八部がよさそう。 9時、ホテル地下の駅から直行電車で甲子園へ。甲子園周辺はすでにすごい人の波、そして行列。昨日と同じく21番ゲートでチケットと弁…

決勝戦 Ⅱ

今日もホントが本当になった。北高健児が優勝旗をもって、グランドを行進している。スコアー塔の上には北高校旗がはためく。それを僕は歓喜にむせび見ている。願いが事実となって現実になって、しかしそこで終わろうはずもない。球場を出ると市丸キャプテン…

北高対長崎日大

新幹線で10時38分に新神戸に着く。そして、電車で甲子園へ向かう。近ずくにつれ興奮が増してくる。まさに闘いである。甲子園のツタはもう無く、改装工事中だ。ま裏の21番ゲートに向かう。すでにグリーンのTシャツ、グリーンのキャップをかぶった北高生応援…

うらしま、磁場の日

明日は甲子園にいくことに決めた。この現実に立ち会わないと、僕のやってることも危うくなりそうな気がした。かつて、下落合の蒲原マンション(下宿)に出入りしていた面々といく。一種、時代を超えての行脚のような一つに気持ちがつながる瞬間である。興奮…

監督采配

今日はなんといってもコレ。佐賀北高対帝京高戦。勝つとはおもっていたが、ほんとうになって最高に感激した。これが現実、事実なのだ。予想通り相手監督が乱れてくれた。こうなるとしめたもの。どんどんナーバスになり青筋立てて興奮していく。これにてまず…

変わらない

お盆も過ぎ、セミの声も下火になった。例年だと、40匹前後出るモチノキも、今年はわずか12匹の抜けがらに終わった。キンカンの葉を見ると、アゲハ蝶の幼虫がいた。今年二度目。セミガラを数えたり、ミカンの葉を見たりとやってることは、少年の日と変わらな…

ベスト8のクールなたこ焼き

北高、また快勝しました。まずは、選手と監督さんにお疲れの感謝、ありがとう。よろこびたいけど、「まだよろこんではいけない」と何にかに静止される。中継中の電話の向こうの友人や同窓生らの声もはしゃぐでもなく、我を抑え、自制気味。その向こうに北高…

ところで

引き分け再試合が朝一番にあった。結局、北高が9-1で明日の3回戦へ。また明日か、対前橋とは第何試合だ・・?ところで、今夏は花火も精霊流しも見てないなぁ。

引き分け再試合

勝ってもいないのに、一日たって今日、「やったね」という一つの完成の心境です。ボクらのころから表面上は、ちゃらんぽらんをよしとした校風だったのだが、彼らは北高の本質の部分を日本中に表現し、クローズアップしてくれました。 15回の手に汗握る攻防は…

盆の谷間に

朝、空港でH田ご夫妻と搭乗する人たちを見ながら和朝食をとってたら、「H田さま、至急、搭乗ゲートまでおいで下さい」とアナウンス。また、やられてしまったと落ち着いたもの、時間はまだ5分ある。大空港ではこうはいくまいが、それじゃ、またね・・、ばいば…

すごい

佐賀北高対宇治山田商戦は疲れ果てた。ユッくんが遊びにきて、飛んだりはねたりで応援するもので、2倍疲れた。すごい試合だった。親戚に向かうタクシーで「県出場校であんなスゴイ試合は今まで見たことない・・」と運転手さんが噛みしめるように言った。延長…

矢ケ部昭彦個展前日

これまた、美術部の同窓生・矢ヶ部くんの5年ぶりの里帰り個展というので、飾り付けにいく。矢ヶ部くんのお母さんと兄さんもいらした。お母さんは91歳と足が不自由のようだが、息子の晴れ舞台とならば、お元気。ところ狭しと梱包を解かれた大小の油彩作品がが…

同窓の男と女

食事会の後、H田氏とその甥さんと歌を歌いに佐賀ん街へでた。その店は他に客はなく静かなもの、さて、だれが先陣を切るかとやってるところへ、飛び入りの団体20名・S章中の同窓会がどかどかと入ってきて超満員となる。僕らより6年若い世代だった。この勢いに…

「団塊展」

「団塊展」佐賀・4人、関東4人の8人による構成。 30号と小品の展示となる。「服部くんのと僕のを並べたけど、よかったかな・・」とは吉武くん。カラフルな吉武氏の作品とモノクロの服部の作品は遜色なく違和感なく並んでいた。それだけである意味イイのであ…

熱い夏

今夜も「団塊展」のパーティー。教室が終わり”るーゑ”に寄る。ビール2缶で、磁場の集会もあるのだが、G憩いへ急ぐ。なんと、すでにギャラリーは人でいっぱい、パーティーがはじまっているようだ。時間どおりにはじまったというから、参った。改めて、「乾杯…

午後の十字路

セミの声もだんだん弱まっていく。地面に落ちて死んでいるのもいる。十字路から四方を見ても道行く人はいない。砂塵が舞うでもなく焼けたアスファルトを車がいくだけ。締め切った家から甲子園中継の音ももれてこない。あのころとは、がらりと変わった生活、…

マッハの七人

朝の会に間に合った。 ”昨日のこと” 「寝てました」「掃除してました」「買い物にいきました」「テレビ見てました」と相変わらず短い。ボクも「テレビ見てました」だったけど、「甲子園」と「北高が勝ちました」を付け加えた。北高出身者もみなさんも静かに…

甲子園開幕戦はたこ焼き

「北高、はじまるぞ」 K高氏より電話。テレビの前にいって観戦。佐賀北高対福井商高。開幕試合。2ー0で北高が一回戦突破。ソリストが上手いのか、よくおもってなかった校歌がカッコよく輝いて聞こえてくるのであった。勝利監督インタビュー。「9回にタイ…

ガンダーラ

世界各国のショートムービーばかりの番組がある。どれも上手いし、おもしろい。長い映画がいやな時はこれだ。オーストラリアの作品で劇中、子供たちが遊びを止めてソファーでテレビに集中する。映っているのが、堺正章の「孫悟空」であった。海外でも人気が…

アミーゴ展

アミーゴ展は吉武氏の呼び掛けによるもので、今年で3回目。関東と佐賀の作家26人が参加。吉武氏の恩師・ 野見山 暁治さんも出品されてるのがユニーク。人数が多いので、作品はすべて小品。それぞれの表現スタイルが競い合うでもなく整然と並んでいる。「…