服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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2023-01-01から1年間の記事一覧

木漏れ日

<街とその不確かな壁>子供の遊びに影踏みというのがあった。どこかで影と自分とを別々に感じている。村上春樹さんの「街とその不確かな壁」もそんなところとではないかと思ったり。「街とその不確かな壁」という非常現代的なタイトルに「壁」遮断の概念も…

空港 Air Port

飛行機。全てが鉄でできている。 船もまた鉄です。 鉄が空に浮かんだり、海に浮かんだり。 地球も太陽も浮かんでいるのかな! 心が沈んでも、「陽はまた昇る」と言います。

額に入った花

<額に入った花を見る デイビッド・ホックニー>86歳。 日常の事象にウイットやユーモアがセンス良く垣間見える。 日常を絶えず工作するような永遠の少年みたいな人。挑戦という言葉も古いのかも!ホックニーさんはただ何か新しいものを見つけるように前進…

サギ

とっくに冬になったようだけど、冬という気がしない。 なんとなく暖かいからだろう。 スーパーでは軽快にジングルベルが流れており、少しクリスマス気分になる。子供のころ商店街には大きなサンタクロースが飾ってあり買い物客でごった返していた。 それでも…

暮れのCM

広告センタのSさんが暮れの大坪製菓CM用の絵を取りに来られた。年Ⅰだが、もうどれくらい続いているのだろうか? 暮れにはまだ早い。ぎりぎりまで仕事が続く。無理な時は持ち越せばイイ、気楽さが肝心。 川の流れのように着実に時は刻まれる。時には荒れ狂う…

山の蕎麦屋さん

<障子から> 「遊山」。仁比山と広滝の中間辺りにある蕎麦屋さん。城原川沿いの丘にある。天井の高い和風木造の家。 分厚い松の長いテーブルが入口から奥まで続き、開かれた障子戸からはその時々の季節が見え、景色と一体となるような蕎麦の美味しさがある。…

モネの習作

モネの「朝の習作」。 モネの睡蓮は色んな美術館で目にするが、さしたる興味はなかったけれど、画集で見ると好きになってくるからおかしい。 多分、模写みたいなことをしているからだろうが、絵柄だけじゃないものが見えたり感じたりするからだろう。初心者…

西洋美術館

西洋美術館のキュピズム展ピカソ、ブラックに入る。面白い展覧会ではなかったので、常設展へ。 ☆ロダンの彫刻の部屋から見える美術館のレストラン。 ここからはこれで二度目。監視の女性がスケッチに入らないようにその場から離れた。と気の利く監視員さんば…

山のギャラリー

煉瓦造りの山里の”ギャラリーせせらぎ”。 11月にここで障害施設の人たちや個人で絵や物作りをしてる人たち30人ぐらいと展覧会をした。その昔はこの村の役場の書庫だったようだ。そして別棟では管理人さん夫婦が週4回蕎麦屋を開いてる。村おこしが盛んだっ…

橋の下

橋の下から拾われてきたなどの話は、子供心には残酷かつ立つ瀬もない果てしなく悲しいだけの想像の映像であった。 この絵のような立派な橋の下もなかろうが、パリノートルダム横のセーヌの橋の下でさえ小便臭かった。臭いも恐ろしさへの要因にはなるんだろう…

日本の温泉

<日本の温泉> 温泉は元々興味ないけど、たまに行く。 場所かな?環境かな? 青森は日本海の荒波の中にある「不老ふ死温泉」、開聞岳が見える指宿のヘルシーランド露天風呂、降りし来る大雪の越後湯沢の露天風呂など、自然に溶け込むような眺望の雰囲気があ…

Perfect

風もなく晴れ渡ったPerfectな空。季節の変わり目に感じるようなお天気。細胞が活性化していくのが判る。これは外に出なければと、日当たりのよくない家を後にする。 かといって人々が心同じくして一斉に家から外に出かけるとは限らない。遊園地や公園に人影…

隣り村 7号

何かが終わると、ホットする間もなく二つ三つと何かが始まる。 佐賀駅から本屋さんが消えて数年が経つ。 そして、今日、待望の本屋さんが佐賀駅に新たにオープンする。 その名も「佐賀之書店」。おめでとうございます。 書店主は直木賞作家の今村翔吾さん。…

perfect

<増上寺の空> かつて、オーストラリアでのこと。外に出るなりチェジュは言った。「Perfect!」映画でも始まるような見渡す空は雲一つない青空だった。

東京タワー

その後はモスラ、ゴジラに壊された東京タワーだが、今も立派に立っている。現在その左に側に高いビルがあるが、どうやらそのビルが最近日本一高いビルになった麻布台ヒルズ森JPタワーのようだ。蟻のように地面はいくつばっている人間もより高くと高みを目指…

記憶の風景

”記憶の風景”を久しぶりに描いた。と言うより描かしてもらったと言うべきか! 子供さんたちも成人され、そこに住んでおられたご夫婦も引っ越しされ、家族みんなの思い出の場所を是非絵にして残したいとご依頼された。ご家族の写真やお話を見聞して現場を検証…

”三丁目の夕日”について

<三丁目の夕日”について> 東京タワーを造った人たちはこの景色は見ていない。まだ超高層ビルなどなかった。映画”三丁目の夕日”で山崎貴監督が建設中の東京タワーの写真を基にCGで建設中の東京タワーをそのままに映像化した。それから先のイメージへとは発…

バルーンフェスティバル最終日

<秋の日の暑い午後>バルーンの最終日の昼過ぎ、嘉瀬川河川敷のバルーン会場のスタンドに陣取った。大型テントが建ち並ぶ河川敷にMCの女性のおしゃべりが響き渡る、その右前方にはくっきりと天山が見える。大自然を借景に人工物のバルーン会場がマッチして…

穴場

<穴場>快晴の秋の日、時折北風吹く増上寺とホテルプリンスタワー東京の間にある芝生の空き地にたくさんの人が座ったり寝転がったりしている!公園と言えるほどのスペースではない。以前ここに来た時には猫の子一匹いなかったのに、春のハイドパークを見て…

モネの池

モネ。「朝」習作より。 何でもいいから描いてみる。興味なくても、描くっていうのは潜在的な何らかの興味があるからに違いない。 慣れたり、少しわかったりするとそれなりに面白くもなる。 芸術・アートのことのつまりもそこいらにあるのだろう。

すり鉢山

上野公園のすり鉢山。 「すり鉢山」の道標を見て石の階段を上がった。 20段ぐらい上ると、土俵を一回り大きくしたような場所が開け、囲むようにベンチがあり、男の人がそれぞれに一人で考え事でもしてるようにベンチに座っている。ボクもその中の一員となり…

上野のお山

上野公園。西洋美術館を出て交番を通り動物園前から国立博物館を臨む。横尾忠則さんの「寒山拾得展」が開催中。広場にはテントとキッチンカーがぎっしり並んでいる。次々と駅からぞろぞろ人が公園にやってくるが、不思議と公園は人で埋まらない。 コロナ前ほ…

萩原俊樹解雇展2023 シルクロ

萩原俊樹作品展、佐賀市松原川沿いの"ギャラリーシルクロにて11月19日(日)まで。 ☆1969年の夜、萩原さんとボクは日比谷公園のカラフルな噴水のそばのベンチで会った。「いよいよパリだね」! 夢と希望でいっぱいだった。萩原さんは船で南周り!ボクは…

祭りの後のパラノイド

<祭りの後のパラノイド> 黒いオルフェ。リオのカーニバルに幻覚する男女の追い詰められる不安な一夜の心理バラード幻想劇だったと思う。57年前・1966年、19歳。 U君が教えてくれた池袋の人生座で見た。100円で名画が2.3本見れた? 池袋東口を出た大通りを4…

バルーン大会2016年.2017年.2018年

プライバシー設定本日2022/10/2,バルーン世界大会が3年ぶりに再会した2022年1月2日 今年は最終日に午後、やっと言ったけど、日差しが強くS子さんが疲れたのでキーグラブレースを見る前に帰宅。 2022年11月2日のFBが出たのでシェアします。 過去20…

<猿マネ> 上野動物園。ゴリラ見たかったけど、部屋に引っ込んだまま姿見せず。その点猿は人間が一部始終を見ていようとお構いなし。 しかし、猿を見てると自分の浅はかさを見ているようでもあり、いやになる。しかしまた再び愚かな己に見入ってしまうので…

デイヴィット・ホックニー展

<デイヴィット・ホックニー展> 53年前、ロンドン。 ヒッピーのジムが僕らの住むフラットに戻ってきて、「Daijiro、見に行くといいよ」とチラシを見せた。公園のベンチに座る男、プールや芝生の噴水の絵が載ってたと思う。ロンドンとは違う青と白のスカッ…

南浦和から

南浦和に来てる。南浦和から上野まで各駅停車で30分。今日は横浜の孫のシュウちゃんと上野動物園、不忍の池でスワンボートこいで、酔客でごった返すアメ横のゲーセンでポケモンして、ガード下のファミレスでお子様晩酌。佐賀の稲刈りも真っ盛りだろう。 佐…

絵画から映画

Tクリニックの絵画教室。オランジュリー美術館にあるモネの大作「朝」の部分6枚目をかいました。モネが睡蓮の池を描く。ジャポニズムであろうが、日本庭園まで作って描いて描いて描きまくっている。それだけ売れに売れまくったということでもある。かと言っ…

動物がいる景色

2006年南阿蘇大型動物が自然の中にいる景色はイイ。九州ではやはり熊本。地元佐賀でも農耕牛馬が田んぼにいた頃があった。なつかしさ以前の本来の風景なんだろうが、どんどん遠ざかる。