服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

テン・イヤーズ・アフター

イバのTシャツ展呑み会からもどり、テレビを見ていた。1983年、ロンドン、マーキークラブ25周年に「テン・イヤーズ・アフター」が再結成した。アルビン・リーの早弾きギターもジミヘン、キース、クラプトンともちがう独特の音だ。彼の赤いギターには…

何もないとは言うけれど

雑草地帯

雑草地帯

定婆ちゃんがウチの近くに転院した。「清潔で気の利く看護婦さんと明るい先生、すごくよさそう」とS子さんが言う。定婆ちゃんはどんよりと、このところしゃべらなくなった。 川副の田んぼはすっかり田植えが終わっていた。雨は少ないけど、クリークには満々…

ラムネ

クリニック。絵画の後、喫茶フリージアに寄った。KさんとSさんが店をやってた。人が飲んでるのを見てラムネを注文。ポンと吹き出しこぼれるのを避けて、Sさんはじわっと圧力をかけて開けるのだった。確かに一滴もこぼれない。それでもラムネだった。「ラ…

山川

古湯の手前で川と山を見ていた。ジョウビタキが灌木のてっぺんで激しく鳴いている。川には白鷺が魚をねらっている。杉、竹、雑木の重なりをよく見ると、色と形が絵にかくには難しくおもしろい。今日の陽の光のせいであろうか。やはり、絵にしたら貧弱。けど…

憂鬱なる小説家・開高健

美協の日直当番にいく。当番と言っても、特別やることはない。写真、ムービーを撮ったりしているうちに一日も終わった。今日を見る限りでは以前にまして、観覧者がぞろぞろと、うれしいことだ。 「開高健のオーパ!冒険旅」をNHK教育で見る。画塾教師とそ…

ゲロゲロ

梅雨でさえおかしくなってきた。やはり、このままだと雨がたりないようだ。でも、ドカ雨がきて大洪水ってことも、心しておかなくちゃね。近所の子供が、珍しく昔のガキのように魚網もって、目の色変えてドブや川にはいってる。捕ろうとおもえば、昔より今の…

アジサイが雨に似合う。雨のトンネルを東へ走った。昼も回っており、いつもの店でラーメン定食。日曜日のパターンとなったようだ。雨の中田植えがあってた。これもイイ風景だ。どこまでいっても雨のトンネルを抜けることはない。引き返しホームセンターで調…

美協の宴

美協の総会、表彰式、講演、懇親会。例年だと日曜日に行われていたのが、今回は土曜日。ボクは危うく間違えるところだったが、みなさんにおかれましては、そのようなこともなくお集まりになられていた。新理事長、新事務局長の船出。今後はどうなるのか・・…

アイアン・ドラゴン

美協出品「IRON DRAGON」服部作。作品下の非常灯とコンセントが毎度のことながら邪魔ですが、気にはしません。佐賀県立美術館で開催中。

第90回・佐賀美術協会展

第90回・佐賀美術協会展を見る。90回という記念展にしては、例年通りのおとなしめの展開。佐賀には「若者がいない」のかという風潮がそのまま反映しているようだ。生きのいい、フレッシュな作品が見あたらない。気に入ったのが洋画部門にあった。2階の…

メモ

あるテレビで94歳の女性が野良仕事の傍ら畑で、閃いた俳句のメモをしていた。ボクもメモはイイと思って手帳もってたことがある。中学生のころ。湯川秀樹 さんがそうだったらしく、当時、大人に強くたたき込まれた。しかし、当時も大人になっても試みること…

山口亮一画伯「家族写真名作展

美協創始者・故山口亮一氏の生家である山口亮一記念館にいく。清和高校前の路地を入った一角に忽然と藁葺きの民家があった。修理改築される前にも訪れたことはなく、本日が初めてとあいなった。<山口亮一画伯「家族写真名作展」>S吾さん、K代さん、M子…

ギンヤンマの空

パラパラパラッ、しとしとザーザー。降ってきたな。とおもう間もなく雨音は止まった。ウシガエル、亀、カニらが弾かれて無惨。じごが飛び出してる。平面になるる前の壊れた立体。代掻きのトラクターが今日も動いている。総ガラス張りの田んぼに景色は反転、…

梅雨なのに

サバイビング・ピカソ監督:ジェームズ・アイヴォリー 出演者:アンソニー・ホプキンス ナターシャ・マケルホーン / 何人目の妻にあたるのか?フランソワー・ジローとピカソの生活。ピカソ役のホプキンスはハンニバルにしか見えない。演技が下手なのか、地が…

雷 暴れる

ゴゴッコー、遠雷。そして、にわかに下界が暗転したかとおもうと天地避けんばかりの雷鳴。蚊帳を張ろうかなとおもうのであった。スレートの屋根に矢のように雨が降る。南の戸口から勢いこんで入ってきた風はカーテンをなびかせ、北の窓の簾をゆさぶり抜けて…

おこもじタイム

長らくお待たせしました。示板おこもじタイム新しくしました。よろしく。

NINAGAWA 十二夜

美協に絵を搬入してから、博多座へいく。博多座そばの蕎麦屋で一服する。歌舞伎を見るのは生まれて初めてのこと、それも三列目中央の席。『NINAGAWA 十二夜』 三幕 。蜷川幸雄 演出 W・シェイクスピア作 ・ 小田島雄志訳 より 今井豊茂 脚本 金井勇…

初心の絵

便所の紙さえ新聞紙、ましてや紙に絵を描くなどまれで、基本的には地面に描いて皆で遊んでいたものだ。小学1年生になって、図工の時間に紙をわたされたときは、さぞうれしかったにちがいない。茶色の藁半紙を半分にしたサイズであった。電信柱のカチガラス…

るーゑ寄席

新るーゑで寄席がある。夕方、橘家蔵之助さん桂梅団治さんとるーゑスタッフが会場設営していた。垂れ幕、演台、証明、客席とたんたんと準備を進めていた。師匠二人もジーパンの普段着だと手伝いのお兄ちゃんに見えてしまう。ちなみにお二人とも50歳。新進…

オープン・ザ・ウインドウ

今日もしとしと雨。もっと滝のようにダーッと降ってくれなくちゃ、お米は作れないよ。優柔不断な梅雨。アトリエの窓を何年ぶりかに開けた。普段はほこりがはいるから閉めっぱなし。 OPEN THE WINDOW .こころの窓も開こう。今はまじめにアトリエでお仕事。窓…

初心の絵

便所の紙さえ新聞紙、ましてや紙に絵を描くなどまれで、基本的には地面に描いて皆で遊んでいたものだ。小学1年生になって、図工の時間に紙をわたされたときは、さぞうれしかったにちがいない。茶色の藁半紙を半分にしたサイズであった。電信柱のカチガラス…

初心

早起きして、シャワーしてひげそって、さわやかな気分で余裕藻ってクリニックにいく。外のしとしと雨のように、みなさんもどんより。お絵かきして気分をかえなくっちゃ。雨の絵を情緒たっぷりに描いた人たちもいて、正常である。お絵かきの魅力をあらためて…

梅雨入り

やっと雨がふりだした、と同時に梅雨入りが宣言された。ラジオでは雨の歌ばかり。「バスストップ」はKazuちゃんの十八番。CCRの「雨を見たかい」も「雨に歌えば」「レインドロップスキープオンマイヘッド」もイイ。ヤシロアキ、オーヤンヒーヒー、ナギサユウ…

カラスの襲撃

カチガラスの巣を対のハシブトカラスが襲っている。少し離れた屋根でカチがなすすべもなく鳴くだけ。カチの巣からカラスが飛びたった。卵も雛も食ってしまったのだろうか。カチの2、3倍の体格だ。人の気配にカラスは逃げた。スカチガラスもズメもキジバト…

田植え

田に水が張られていく。早くも田植えが始まった。どこもかしこも上空からトンボが見ていることだろう。しかし、とんぼ一匹見ない。ナント広々とした平野なのか。ご飯がうまいはずだよ。

おこもじタイム

掲示板「おこもじタイム」が現在使えなくなっております。しばらく、お待ち下さい。

黒と白とがコラボするとき

いつものように空港で広い滑走路眺めながら朝食をとる。朝食の用意がしてあるのに今日もボクらを含め客は3.4人。案内はせかすが、あわてることない。のんびりとしたローカルな空港にしては、やってることはよそと同じ・・?毎度、最後の最後に搭乗ロビー…

覚悟の晩餐

ダヴィンチの「最後の晩餐」の本物をを見たことない。ダリがリメークした「最後の晩餐」も見たことない。見ない想像もあるが、現物を見ると、がっかりする場合あるにせよ、その先の想像がもっと膨らむ。そこに、イイもの、オリジナルを見るよさがあるのだろ…

木馬

ホメロスの大叙事詩「オデッセイ」は大が付く割には短く、たのしく読める。オデッセイの数十年も漂流の旅。かつて、ご近所の医師、詩人のH先生がボクの個展で靴の「オデッセイ」を見て「このとおり、女や娼婦の尻を追いかける話しですからね・・」「・・・…