服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

梧竹さんの書

ある方から「表装をやり直して」と中林梧竹さんの茶色に変色した書を預かった。本物にはまちがいないのだが、なんて書いてあるのか、だれも読めない。そこで神野公園そばの米倉基峰御大のところに相談方々持って行った。駐車場の砂利には竜安寺のように箒目…

わらび

雨ではあったが、ひさしぶりに上陽町へいく。桜は青葉となり渓谷一帯は新緑の景色である。産直所にワラビの束が並べてあった。アスパラのように太いワラビが太い束にしてある。一束・¥130は安い。掘り出しモノである。4束を買う。筍は売れてしまったのか、…

突然の同窓会

絵画の後、同窓生のK木くんの唐人町にある居酒屋へ徒歩で向かっていると、後ろから”チリンチリン”、元校長のTくんと印刷会社のNくんが自転車でやってきた。「自転車も飲酒運転やけどね・・」と。東京のK保くんが帰佐したので”呑もう”ということであるが、出…

イチゴ

「三人展を見て来た」とKくんがイチゴを持って寄る。「イチゴは今の時期が一番甘くておいしいよ」イチゴおいしかの山~♪ほんと、自然な野菜感覚の甘さだ。ありがとう。「放射能はひどいよね・・、(仕事が)忙しくてね・・、 孫の面倒もみてるよ・・」そして…

トトロ

春の突風は楠やモチノ木の葉を強引にむしり取っていくようだ。通りに吹き溜まる落ち葉に、秋かと・・。同時に新しい若葉が風にも雨にもめげず、太陽の光をよろこびい出る。新緑と落葉が交互に交錯する太陽の合理的光合成。雑木の森はそうやって太陽を分け合…

目の目

左手の平を広げ目を凝らす。指紋のひだが見える。さらに一点に集中する。右手こぶしで後頭部の脳を刺激する。指紋は山となり、谷となる。景色はさらに鮮明となり、大山脈と峡谷へと変わっていく。その峡谷に黒い点が二つ。虫なのか菌なのか。かすかに動く。…

絵画三人展と菊水堂

”菊水堂”と言えば、佐賀では老舗の有名な絵画材料専門店。高校生のころからのお付き合いで、御家族ともども親しいお店である。以前は商店街で手広く画材店と菊水堂画廊を開かれていたが、町おこしなどの開発の流れの中で、エスプラッツビルの東の十間堀川の…

クレーン

戸ケ里漁港へいく。10台のクレーンが漁港の北から南まで立ち並んでいる。海苔養殖がOFFに入る風景である。漁船が積んできた大量の海苔ひび(支柱)をひとまとめ吊り上げてトラックに積むのである。そして海苔ひびを積んだトラックはそれぞれの置き場へ運んで…

三人展の搬入

午後、菊水堂に明日からの”三人展”の作品を持っていく。ツンちゃんの作品は届いていたが、直行さんはまだだった。小さなギャラリーの各自5点の小さな三人展である。NHKのラジオとテレビのお知らせで流れているという。今回DMは報道関係に出しただけ。よろこ…

中島潔さんの襖絵展

そして、県立美術館へ。3時から「京都・清水寺成就院奉納襖絵展 風邪の画家中島潔が描く生命と無常の輝き」の会場式。セレモニーが終わり中島さんの解説を聞きながら会場を回る。46枚の襖絵は5年かかりで、今までのすべてを出しつくした集大成だと断言された…

お茶がゆ会

今日は早起きして、6時に佐賀神社へ。そこの”お茶がゆ会”で何でもイイから話してくれと、頼まれて。震災、風景、旅、故郷、表現を急ぎ足にぐるっとつないで、雲にまき30分の予定を越えて40分でハイ終わり。ボクとしてはまあまだったが、どうだか?

ANTI

それから一休みして、クリニックへ。Mさんの絵を見て、「ストーブ?」と言ったら「原子炉ですよ・・」と・・・失礼。”UNTI ATOMIC”とロゴが入ってポスターが出来たが、UNTIではなくANTIが正しい。

お別れ

クリニックを途中で抜けて、家で着替え葬儀場へと急ぐ。大通りの右折進路が早くも渋滞する。ほとんどが葬儀場へ向かう車のようだ。じたばたしても仕様がない。やっと、葬儀場の前に出ると、駐車場はどこもいっぱいで停められない。仕方なくちょっと離れたシ…

二十四の瞳

今夜はあの国民的映画・木下恵介監督の「二十四の瞳」だった。これまた日本映画の原形を見るおもいである。戦争を背景に小豆島を舞台とした女先生と子供たちの温かいふれあいを活き活きと描いていく。壷井栄さんの原作がすばらしいのだろう。子供ながらに背…

東京物語

NHK BS3で「山田洋次監督が選んだ日本の名作100本~家族編」がはじまった。以前、映画評論家の西村雄一郎さんと映画の話をしていて、「服部さんは”東京物語”どうおもわれますか・・」ということで「最初(若いころ)見た時は、何でこんな単調のんびりがイイ…

下村康二退職記念展

「下村康二退職記念展」(佐賀県立美術館4号展示室)。長きにわたり北高芸術コースを指導され、今年3月に退職された下村先生である。絵を始めた20代から現在までの作品のオンパレード。多くがいろんな美術展で入選、入賞した作品であることもめずらしくユニ…

ハチロク展

「ハチロク展」(県立美術館2号,3号室)今回、24回をもって終了といことである。自由奔放何でもありのアンデパンダンで、一種、見世物小屋に入ったような展開が毎年展開されていた。常に100人前後の出品者があり、異様独特無比の存在であっただけに惜しい…

佐賀彫刻集団展

四月一日である。バカの日とも言うが、今年はお預けがイイ。「佐賀彫刻集団展」(佐賀県立美術館画廊研修室)を見る。15人の作品、立像、胸像、首(顔)オブジェなどが林立する。成富さんの塑像・人体像は、膝を折、両手を広飛び上がろうとするバンザイの…