服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

赤ちゃんの視線

何見てんだろう。笑わない。見えてんのかな。ママがはしゃいでるスキにほっぺた触った。つきたての餅よりやわらかいんだから。地頭じゃなくても赤ん坊にはかなわないよ。

オープニング

おっとー、1時間前におもいだした。 今夜はライトファンタジーのオープニング。 自転車で駆けつけた。 中央大通りがホコテンになって、小中高大の兄ちゃん姉ちゃんがどこからでてきたのかわんさか。 やっぱ、若い連中が、きーきー、きゃーきゃー、はしゃい…

唐人ストリート

時間のスピードに追いつけず、ころりと忘れていた。 ストリートGの作品などをもって、唐人町商店街を配って歩く。 いい天気だな。一年が速いはずだよ。 T子女史とO串くんが、通りに並ぶコンパネにキャプションを取り付けていた。 いよいよ、明日10月31…

現代中国の美術展

「マドンナたちのフィリッピン展」を見てから、 本命の「現代中国の美術展」を見る。今日が最終日。あぶないところであった。 中国最大規模の公募美術展。受賞作597点から厳選された中国画、油彩、水彩、版画、漆絵、年画、連環画、漫画の作品95点の展…

マドンナたちのフィリッピン展

腹も落ち着いたとこれで、階段を上り階上のアジア美術館へ。 アナウンスで何にか「トークショー」があると言うので覗いてみた。 「マドンナたちのフィリッピン展」12月25日(月)まで。 九州大学文学部美学美術史研究室の学生さんたちあ(ほとんどが女性…

待ち合わせ

博多駅の改札を出たら後ろからボクを呼ぶ人あり、塗り壁のT崎さんであった。 「何年ぶりかに博多に来ました・・」とチラシを取り出された。 「アトピーと建築」の講演を聞きに来られたそうであった。みなさん、前向きに勉強されているようだ。 ボカァ、駅前…

電車の窓から

電車で博多へいく。 沿線の田んぼでは稲刈りの真っ最中。 電車から見ると、よく徘徊している一帯も違って目に映る。 なるほど、場所(トポス)はありとあらゆるところから見るようにできている。だから飽きないのである。飽きたときは角度や時間を変えて見れ…

白紙の高さに・

ロールのアルシュをカッターで大中小にカット。 キャンバス張りに比べると力はいらぬが、それなりに一苦労である。 長さ1.5辰隆歛世麕世里茲Δ淵蹇璽襪眈,辰燭靴峠鼎佑襪塙發疑十僂了罎領体。まだ、白紙の時間だが、めくるめく時間を記そう。 時間はあっ…

街の灯

百姓に変装して田んぼの中にいた。 かえって、お百姓からあやしまれるようだ。 広江一体は9割どこ稲刈りが終わり、オレンジ色のコンバインが姿を消していき残念である。 それでも、実も入ってないもみ殻同然を巨大袋に流し込みトラックで運んでいる。家畜の…

自然と不自然

定ばちゃんのリハビリに行く道すがら、若い男性の集団を3組見た。 学生が何かの研修にきているかに見えるが、直ぐに判った。彼らは全国から召集された若い警官なのだ。 隊列を組んだ機動隊バスとも2度すれ違う。 天皇両陛下の来佐賀は、そろそろのようだが…

原動力

小池絵美子さんの個展をあーとエルで見る。 S100号5点と小品数十点。 平面作品ではあるが、60年代のラウシェンバーグやJ・ジョーンズのようなコンバイン方式である。それが、またすこぶる土俗的日本の祭り・因習やエロスが漂う作品となっているとこ…

イエローウォーカー

木の根元にツワブキの黄色い花がたくさん咲いてた。 背が高いのはセイタカアワダチソウ。野山や田んぼで花盛り。 セイタカもすらっとしてキレイな割には、何故か嫌われる。 雑草やススキの隙間から遠慮しいしい伸びてくるのだが、やがて、一番背高のっぽにな…

J・ギャバン

夕闇迫る田んぼはステキだ。 漁港はしばらく、お休みだな。 稲が刈られた田んぼは広い。大地が少しむき出しになって藁色。 機械化され、どんどん作業は終わっていき、風景も変わる。 この季を逃したら、また来年ということになるから、今が大事。 冬になる前…

チーム ファクトリー

朝起きたらカーテンからもれる日差しが普通じゃない。 いつから、あさの雀がいなくなったのか。チュンチュンも聞こえない。 静かなものだ。明るすぎる日差しに焦りをおぼえ階下にいく。 まずは、振り向き様に壁時計を見る。10:15分。誰もいない。 こん…

ランチタイムの憂とピュア

コンパネアートの設置作業。 作業するにはもったいないようなイイ天気。 気持ちよくできるところでは、作業日とも言ってイイだろう。 コンパネを箱型に組んでいく電動ドライバーの音が商店街に響く。 祭りの準備の音でもある。ご当地の風物詩にもなったと自…

ファンタスティックな野郎たち

唐人会館で、例の会議。 ギャライー使用、コンパネアート設置作業らについて、2時間みっちりと稔りある会議であった。 欲も野望も置いといて、まずはオラが街を楽しくしようと言うところが、すでに十数年が経つ。 虎視眈々も臥薪嘗胆も歳には勝てぬ。 そこ…

夕闇の赤いトラクター

土手から田んぼと漁港をを眺めていた。 稲刈りがピークのようだが、今回は収穫の秋ではなく、塩害の秋。 それでも、お百姓は精を出す。 漁港も忙しく漁船がもどってくる。潮が満ちてる。 ずらりと並んだ漁師のトラックがどんどん帰っていく。やがて漁港はし…

ビハインド ザ サン

「ビハインド ザ サン」を夜見た。 2001年 ブラジル 監督:ウォルター・サレス 出演:ロドリゴ・サントロ ラヴィ=ラモス・ラセルダ 一こま一こまの映像が濃密で絵画のようだ。 この重厚な画面もサンセットサンライズを追い求めた照明魂の産物であろう。

サンライズ、サンセット

夕暮れに出かけた。 稲こづみを見付け見物。 昔はもっと高く積んであったとおもうのだが・・。 日焼けしたお百姓がやってきた。 「何か調査しよんさっと?」 「絵ば描きよります、ところで米はどがんですか?」 「なーんも無かよ」とにこっと笑い、おっちゃ…

恋は五・七・五

「ペイ フォワード」 人に受けた善意を「次に渡す」。それを鼠算式にやれば世界はあかるくなると、それを少年は考え実行する。 ラストがいかにもアメリカ的ヒューマニズム過ぎる。 「恋は五・七・五 俳句甲子園」を見る。 松山で実際に行われている高校生の…

潮騒

リハビリの後、今日も足の向くまま犬井道の漁港にいた。 ディーゼル音も軽やかに波を蹴散らし漁船が帰港してくる。 一隻せあろうと、どこか誇らしく勇壮に葦原をバックに過ぎていく。 見えているものが、どこかではスローモーション。 見る(と言うこと)も…

総代長

台風で菩提寺の瓦が飛んだと言うので、総代長のY木さんと、お見舞いにいく。ゴーン、本堂で手を合わせる。日本人なのか、もう、無駄な抵抗もなく、良しとする。 屋根の修理は終わっていたが、怖かった台風の話になる。 庭では植木やさんが木々をきれいさっ…

ハゼ

漁港ではおっちゃんが、釣りをしていた。 「何がつれると・・」 「何でんかんでん・・」 しばらくして、やっと釣れた。小さなハゼだった。 満潮であり、漁師はとっくに引き上げている。ハゼ釣りのおやじもたった一匹のまま引き上げていった。 トワイライトな…

秋祭り

オリーブの樹の会・絵画教室展が終わったので、菊水堂に作品をとりにいく。 Tさんのところへも配達。Tさんの町の海童神社で秋のお祭りがあってたので散策。 神社の川縁にずらっと露店が並ぶ。しかし、昼間とあって、参拝客よりも、露店と露天商の方が多い…

行楽さくら

午後、先日ドライブした八女路をたどって小国へいく。 奥山の矢部ダムあたりは”どこまでいっても山・・”山頭火になって、宿泊もイイとおもうが、民宿もないようだ。 道中、行楽の車は少なくおもえたが、小国界隈は繰り出した人でにぎわい、秋本番といったと…

カミユ桜

桜の芽を触って、やわらかく膨らんでいるのには、驚いた。もう一回でも咲こうとしているようだ。台風が来る前から、桜の紅葉が、忙しげに一斉に散っていた。残暑がなかったことに関係があるのかも知れない。まるで、冬がきたように。例年にはない焦ったよう…

ラーメンからひょうたん

駅の本屋までいったんで、ついでに北口のラーメンやに入った。 何年ぶりか、初代のおばさんはいた。おやじさんに代わって若い男性が麺をゆでてた。味は変わりなく美味い。焼き豚が5,6枚。430円とは今時ない。味と太っ腹を買う。 ちまたには値段に合わ…

風景

風はおだやか、漁港に77僉滷毅鍬僂離▲襯轡紊鮃げる。背中当たる日差しも 老人並のつるべおとし。 種付けを終えた舟が次々に帰ってきて、空のボックスを舟からトラックに積み込み去っていく。 傍観者であっては、風景も傍観者でしかないのか。 風景はことご…

クオ・ ヴァディス

リハビリの火鉢のリスはいなかった。水もきれいな水と入れ換えてあった。 ゴミと捨てられたか、埋葬されたかは判らないが、これでいいのだろう。 それこそ、自然には危険がいっぱい。魚でもヘビでも鳥でもただただ腐乱し土の 平面から跡形のなく消える。 ジ…

せめて

クリニックの人たちはここへ来れば、ひとまず安心できるものかも知れない。 朝の会で、「施設に入れ・・」などと阻害されてる家庭、兄弟、親戚のことを、妄想のように一瞬漏らす人たち。 それを自分に置き換えたとしたら・・と、明日はない。 せめてお絵描き…