服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

気分転換

恒例の高齢者の川掃除。今夏の暑さで例年以上に草が茂っている。「草は取らんでいいですよ」と今度の会長さんは物分かりがいい。「市役所にも言ってるし、市もわかっていますから」しかし、胴長つけて川に入ると皆さん草刈りに精を出す。対岸の隣町はきれい…

変わり目

骨折で半年近く入院していた松原さんが松葉つえで遊びにやってきた。もうかなりよさそう。コーヒーにして、呑まずに帰る。意識的にたまには習慣を断ち切らなければと、家でも呑まなかった。たばこふかしてた。

あめでとうござます

人間国宝・中島宏さんを祝う会がある。市内のホテルには4百にんぐらいが来ていた。中島さんのお兄さんとおばあさんの話は新しかった。久し振りの人たちとも会い、かなり呑んだ。K氏とガード下へ、そしてGちゃんがいる店へと、後はよう憶えていないことにし…

ギンヤンマの空

滑走路と平行に堤防が走る。堤防から顔を出すと有明海の干潟が広がっている。濡れた干潟のあちこちに金属的な白い反射がある。それさえをカッコいいとおもはなければ、ただの泥の海。臭いもなければ、毎日太陽に殺菌され、有機物いっぱいの泥パックができる…

万事OKⅠ

W氏は昼前の電車で博多に向かった。前日、彼はソフトBホークスのマネージャーに電話を入れ、何とか10分間の許可を得ていた。選手も監督もぴりぴりしている大事な試合の時だけに気が引けるが、日程的に今日しかないから仕方がないと不安気ではあった。

舟さんの「石積みの個展」

午後、吉野ヶ里のGアートエルに舟さんの「石積みの個展」を見に行く。銅板に済州島の石積みを題材にアクリルで彩色した小品が数十点飾ってあった。舟さんの大型、立体のイメージからは質素である。済州島では山や海に石をドーム状に積み上げ、山や海の守り…

万事OKⅡ

画廊を後にし、筑後川沿いを散策。人っ子一人いないさびしい土手が夕方になると、これでもか、まだ来るかと言うぐらいに、犬の散歩のオンパレード。諸富鉄橋の産直販売所で、ジャガイモ、タマネギ、グリーンアスパラ、ナスを買う。〆て¥400。嫁さんもいない…

野球

午後NYのW氏がやってきた。彼はプロ野球の話ばかり、部外者ながら各球団に出入りしている。楽天とヤクルトに行って来たらしく、土産にある投手と監督の直筆のサインボールをもらう。ストックホルムで出会って、38年。日本にはちょくちょく来ているが、僕…

中華航空機

朝、H田夫妻を空港へ送る。前方を三台のタクシーがいく。タクシーで空港に行く人には、普通はあまり合わないんだけど。空港に近ずくと見慣れぬ中華航空機・737-800がとまっている。そうか、彼らだ。タクシーを降りた私服の男たちはすでに空港前にいた男たち…

津軽三味線

「はがくれ支部・高橋浩寿・五周年記念大会」を見に文化会館へいった。高橋浩寿さんは20代前半の女性でS子さんの先生でもある。子供のころより三味線、民謡が天才的だったよう。数年前、エスプラッツで高橋浩寿さんのリサイタルを見て聴いて素晴らしかった…

お絵かき

Y子ちゃんは高校生になって人懐っこくよく喋る子に変わった。中学生のSちゃんもほとんどしゃべらず、デッサンしてる。少しづつ上達してる。気長にいけばイイ。油絵初挑戦のMおじさんが3回目にして自画像を終える。Kさんが下書きのキャンバスををもってひ…

中島美嘉

ストリートGの会合に出掛けようとして、日程を確かめたところ、何とすでに日が過ぎていた。今日とおもいかんでいたようで、頭が穴が空いたようにポカ~ンとなった。それならと短パンに着替え、家で呑むことにした。中島美嘉コンサート(東京国際フォーラム…

コオロギ

コオロギがよく鳴いている。昼の暑さ忘れさす自然な音色だ。 20歳のころ、蒲原マンションの側溝で道路が凍りつく12月になっても鳴いているコオロギがいた。自分を重ね「コオロギ爺さん」という一遍の詩を下宿人誌「飢餓」に書いたものだ。それを同居人・U君…

夢の配達人

「チベット 夢の配達人~天上を行く巡回映画隊~」NHK BS。夏、チベットの山あいの15の村を徒歩で巡回し映画を見せる仕事を20年続けた男、今年初めて見習いを連れ旅に出る。雄大な自然と英がを待ち焦がれる人々の想いを描く。(NHK)映写機、発電機…

彼岸まで?

夏より暑い。夕方が特に暑く感じる。 35度もあっという。 6時過ぎれば陽も落ち、もう秋なのだが・・。毎年、こんなことばっかし言ってるが、おもいだせば、子供のころの夏が一番暑かったよ。

オレンジ色の町

昨日、雨の夕刻、「佐賀の空が不気味に赤く染まってる、見てる?・・」とNさんからボクに電話があったらしい。今日の佐賀新聞にその写真が載ってた。 ”~通常の夕焼けの赤色系とは違い、佐賀の街がオレンジ色ですっぽり覆われた。福岡管区気象台によると、…

変わりゆく都市

よく寝た。 11階のカーテンを開けると眼前のリクルートのカーテンウォールに青い空と大小のビルが万華鏡のように映っている。眼下のビルの屋上はキットを積み上げた要塞のようだ。緑の見えないガラスとコンクリートの世界である。田んぼばかり見ているものに…

三味線とジャズ

ホテルに荷物を預け、秋葉原からつくばエクスプレスで20分、茨城の八潮に着く。そこで、また用足しに駆け込むのであった。開演30分前、メセナホールには大勢の人が入口に待っていた。「高橋孝コンサート」照明が落ち、ピアノとギターの間に孝さんが緊張気味…

博多駅前

博多駅前でN子と待ち合わせ。グループやカップルが次々と嬉しそうに出会い、巷へと消えていく。金曜日の夜なのだ。まぎれ、すれ違うこともない。ケイタイしながら出会うのであるから。ホストクラブの従業員とおぼしき面々が、若い女性に声をかけているが、…

ケイタイ

「携帯を田んぼに落とした。新しいのに替えたから、携帯で電話くれ」とダイヤル電話。「水の中でなんもかんも、パーになった。やっぱ、バックアップしとかんといかんね」とK氏のとぼけた声も少し悔しそう。。携帯に重要なデーターを入れてる人もいるだろう…

田んぼ

田んぼへいった。稲田の空き地に車を停めた。昼間はまだ、刺すように暑いのであるが、自転車で麦わら帽かぶったおばあさんが空き地の畑にやってきた。せっせと草むしりをはじめたのである。いつの間にかカラスが3羽おばあさんの背後にやってきて、ミミズでも…

夜長

秋の夜長というけれど・・。女子W杯。なでしこジャパン対イングランド(会場:香港)はロスタイムでFKを日本が決め、同点となり2-2のドロー。深夜3時からは欧州-親善試合。日本対スイス(会場:クラーゲンフルト<オーストリア>)があった。 2点を先制さ…

天高く

自転車に乗って、ちょっとたばこを買いに米屋の自販機まで。夏の暑さが嘘のよう。枝を落とした木の幹から新しい枝葉が伸びている。事務所の入り口に「北高、全国制覇」のポスターが貼ってある。倉庫も取り壊され、駐車場に変わっている。変わらないのは狭い…

黒澤明に挑む

つるべ落とし、夜長というけれど、秋も早そう。暑さも過ぎたし、季節よ!ゆっくりいってくれ。BSで「黒澤明に挑む 映画監督・森田芳光 椿三十郎を撮る」を見る。森田監督は小学5年生の時に「椿三十郎」を見て普通の時代劇と違う「映画」というものを意識し…

バンコの上

後、娘らと甘木へ向かった。昨夜は呑み過ぎたようだ。行く先々でトイレに駆け込む。皆が食事をしている間も、一人ビール工場のバンコの上で伸びてた。隣のバンコでも男がカバン枕に仰向けになって本を開いていた。桜の木漏れ日もやわらかく、風もほどよくイ…

HERO

今朝の佐賀新聞の一面に小山記者の「稲穂に朝露 秋めく」のクローズアップの写真が載ってった。そして穂先の露に稲穂が映し出されたていた。心洗われるように今日は「白露」だと。文化欄には撫尾清明先生の「サイデンステッカー氏を悼む」があった。日本文学…

そして「裸の島」

「裸の島」を見ていた。離れ小島で農業をする夫婦が毎日のように別の島に小舟を出し、水くを汲んできては、水を天秤で島の頂上まで運ぶというお話。まるでシジフォスのような世界。 ”予算もなく役者、スタッフ最小の12人で2ヶ月間、瀬戸内海で撮影した”と新…

日本的

S子さんが三味線を習い始めて数か月が経つ。仕事、介護、酒の合間を縫って練習している。時間のあった若いときにやれたなら・・、そう見えるのだが、やりたいときが吉日。忙しかろうと自分の時間。逆に諸々がうまく回りだし、鬱やストレスも近ずけないようだ…

ホテイアオイ

昨日、見つけたホテイアオイを見に、川副の田んぼにいく。ピーク時は過ぎたが、汗がしたたり落ちる。日中でもしなることなく、クリーク一面に白と淡紫のホテイアオイの花が満開である。白秋がウォータヒヤシンスと呼ぶように可憐で涼し気だ。生産的な水路と…

白秋のウォータヒヤシンス

童謡「砂山」トンカジョンはびいどろびん南の風のふくところウォーター・ヒアシンスからたちの小道本をよむよろこびきらいな数学大火にまきこまれた家さよなら、ふるさと花ひらく詩と歌と日本の童謡ああ、ふるさと柳川<白秋>ーわがおいたちー前略・・ある…