服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

こちらも忘れちゃいかん

「服部大次郎水彩画展」もあった。明日からということで最後の準備にてこずって、搬入が遅れに遅れて4時半になってしまった。江北町に新しくオープンしたかわいらしいギャラリーである。オープンに先立ってボクに依頼があった。少ないよりはマシだろうとウル…

山崎正之のアート展Ⅰ

漏斗谷村シリーズ

山崎正之のアート展Ⅱ

「山崎正之のアート展」佐賀県立美術館。赤ニス(オークニス)を多用したセピア調の大作品が一堂に並ぶ。鈍いメタリック感が展示空間を制圧する。作品は、コラージュ、コンバイン、コピーらを駆使した重層であり、物体としても捉えられる。ここ10年ぐらい取…

六本木クロッシング2010展 芸術は可能か?Ⅰ

六本木ヒルズの森美術館に行く。52階の展望台回廊からは、東京タワーが眼下に見える、足元が高層のビル群に覆われたひまわりのようにだが、意外にも、オレンジ色の鉄骨タワーは貧弱どころか、気品さえ備え美しいのだ。「六本木クロッシング2010展 芸術は可能…

六本木クロッシング2010展 芸術は可能か?Ⅱ

ここを出てついでにと階下の「ボストン美術館展」を見るが、観客でごった返しており、ゴッホ等印象派に集中して退場する。それに比べ「六本木クロッシング2010」は混雑することもなく、ゆっくりと鳥や草花にはっとしたり、ほっとしたりするような山歩きにも…

銀座 渋谷

新橋から歩こ天になった銀座通りを三愛ビルの方向へとブラブラ。銀座と言えども商店街は呼び込みもあり、たいへんそうだ。後数日で建て替えに入るという歌舞伎座では、通りから多くの人が写真を撮っている。路肩で歌舞伎座を丹念に鉛筆で描いているおじさん…

谷中

日暮里から”夕焼けだんだん”を下り千駄木、上野を歩く。ようするに谷中散策である。以前は普通に庶民の町であったのだろうが、現在は観光客がぞろぞろ歩いている。家屋は新しくなってるけど、ぎっしりと住居が詰まり、路地が入り組み、寺町の狭い通りと商店…

自然を占う

「いつまでも寒いですねぇ・・」とストーブを点ける。年々、天候はかようにおかしくなっていくのだろうが、天気予報というのは科学の進歩か、よく当たるようになって・・、困る。気象を体感し予測するってのも、ぱったしダメ。「この涼しさだと雨はふらない…

ちょっと一杯

クリニックの絵画が終わるころに、Nさんがやって来られた。「描かれますか・・」「いや・・、新聞で見たのですが、服部先生が描いておられる(テーマ?)のと、ボクが描きたいのとは、同じです」とNさんは新聞の切り抜きを出された。先月描いたキリストと民…

キカイダー

映画を見ない日は、たぶんない。繰り返し繰り返しなん十本が放映されてるが、新しいのでこれというのもなかなかない。以前見た好きなものを流してるだけ。当時福岡のH田氏と見たのが「コマンドー}だった。あのころは毎週のようにH田氏がやってきていた。一…

ふれあい放浪

テレビを背にしていても、その曲でぱっと振り向く事がある。そんな内容を盛り上げるようなぴったしのテーマ音楽がけっこうある。海外の村、町を訪ねる「ふれあい街歩き」もそのひとつである。「ふれあいは・・」は喋りの役者さんたちが個性豊かに出過ぎるこ…

中山の大藤

柳川のはずれの田んぼの中の中山というところ。公園整備なされ、そばに熊野神社がある。大藤は満開前であったが、露店が並び、野外ステージでは音楽会があり、人々が繰り出し藤棚の下で弁当を広げ花見をやってた。黒木の大藤に負けじと規模も大きくきれいで…

エモ―ショナル

水道の水もまだまだ冷たいが、絵具の乾きはぐんと早くなった。窓外が曇っておれば、冬。晴れておれば初夏。テレビでもラジオからも季節を届ける。どんよりが過ぎれば青空が来て、またどんよりと・・。移ろい変わる季節は気まぐれにも写るが、エモ―ショナルで…

トーン

各国のテレビドラマ(映画)が放映されてる。アメリカ、韓国、台湾、ブラジル、メキシコなどがあるようだ。白日の下で撮ったようなクリアーな映像。奥行きもなくなるほどにポップなポスターのようでもある。照明に何の工夫もないようのおもっていたが、あれ…

カチガラス

今年も前のお屋敷のモチノ木にカチガラスがりっぱな巣をかけた。巣作りをまったく気付かなかったのは、不覚である。2羽があたりをうかがい入れ替わりたち替わりであるが、内部をみることはできない。卵があるのか、雛が居るのかさえも・・。親鳥は声を発さな…

ヘヴィメタ

MLBの松井、イチロー、皆さん、がんばってる。うれしいよ。「ディープパープル」1996年のライブを見る。ストックホルム時代にディープパープとブラクサバスもよく聴たなぁ。メンバーも入れ替わっているいるようだけど、ゴジラになるね。ブラックナイト、スモ…

旅先で出会った風景と人物展

松尾長己・旅先で出会った風景と人物展(柳町郵便局にて4月30日まで)松尾さんは多芸な方であるが、絵に関しては抜群のセンスをおもちのようである。1年前まではここ柳町郵便局の局長さんであった。本来大柄頑丈な柔道マンでいらっしゃるが、持って生まれた…

背筋

クリニックを終え、弁当屋へ寄る。注文して金を払おうとするが、財布は空、ならばと服のポケットあたるがゴミしかでない。参った・・。「すみません、お金がないんで、キャンセルにして・・」こんなはずじゃなかったが、おもわぬ不覚をとった。再び家から出…

ぽかぽか

やっと、寒さも遠のいたようだ。ぽかぽかお天気には、心弾み誘われてしまう。どんどん緑一色になっていく野山の風景。戸外の草地にごろんと出来るのもこれより2週間ほど。5月になれば強烈な日差しとなる。夏が来る前に・・。

矢部村の桜、シャクナゲ

恒例の春の川の清掃であった。いつのまにか、ヘドロのどぶ川になってた。草を刈るよりは、胴長浸けて、ヘドロを歩く方のが困難で疲れた。市の方でヘドロ浚いをやってもらうしかない。汚れを落とし、ぶらりと東へ。八女、黒木、どこも桜が満開だ。矢部村の日…

行動展(佐賀)

行動展(佐賀)県立美術館。130号~200号の大作ばかりがずらりと並ぶ。広島巌さんは例の如く昭和の一風景を戯画的に執拗に描かれている。冬の薄暗い床屋の風景である。ストーブでほのかに赤い待ち客の顔。革のベルトで研ぐ剃刀とその理髪師の眼が妖しげに光…

栗山泰文絵画展

漁港で寝ていたら、電話が鳴った。「栗山です・・・」「栗山泰文絵画展(村岡屋ギャラリー)」を見る。30年ぶりの里帰り展とのこと。以後も佐世保に移り独立展に出品されていたとのこと。壁を重層させ、その上に鳥、犬、花、風景らが配置された言わば、レイ…

寄る辺

E院の歴代院長の肖像写真修復が完成した。ので祝宴をやろうということで、雨の中、某「○たろう」に集会。肴は刺身と煮魚。男と女の間には深くて暗い川があるというか、エンヤコラ今夜も舟を漕ぐもののようである。積もる話も尽きない年月。人生恥のかき捨て…