服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

函館

札幌から函館まで電車で3時間。 北欧の風景からいつしか電車は太平洋側に出た。左手に何もない広い海。右手に紅葉の山とサラブレッドの牧場。勉学不信や人間不信になった若者なら一度は来てみたいとおもいそうな懐の深さだ。長万部で名物の蟹弁当を買う。量…

鳩とおじさん

札幌へもどり街をぶらぶら。公園通りの噴水の石に腰を下ろす。縁石が冷え切っており尻が氷になりそう。でも、噴水の向こうのベンチに座っているホームレス風の男が気になりガマンガマン。黄葉した銀杏の巨木の下で男は紙袋から何やら取り出してまき始めた。…

閉店です

寒さ覚悟で来たけれど、それほどでもない。空港から列車で行くと、車窓には見渡す限り、放牧地や原野が広がる。再び北欧に来たような気分だ。点在する家々とサイロ。白樺林とトドマツ、カラマツの群林。どう見ても日本であって日本でない西欧の地形と風景で…

熱虫箱

もう、Tシャツ、半そでではいられない。戸外より、家の中が寒い。テレビの役者は熱く演技している。老いも若きも男も女も絶えず顔をいじくっている。「ブルータスおまえもか・・」年配の名優さんたちまでが・・。熱い。面の皮が厚い。鉄の箱なら熱をもとうが…

教えて、アオムシちゃん

アオムシちゃんは元気だったが、マズイ葉っぱじゃ、食欲がなさそうだ。早く栄養付けてサナギにならないと凍えて死んじゃうよ。人間のようにヤワじゃないか、体内に時計、温度センサー、羅針盤をそなえているんだよね。数センチの生き物は明日を読みつつひた…

ランタン行燈

ライトを中に取り付け。

ランタン

ランタン作業。手慣れたもの。まるで看板屋さん。

雨のランタン

霧雨の中、唐人町でランタンアートの設置をする。シャッターの下りたお店が年々増え、道行く人も全くない。雨のせいだけではない。ますますきびしい「まちづくり」。さじを投げたらすべてが終わる。やるしかない。昼飯はインドカレー店で、ビール呑むものは…

よそわし

もう寒風が・・。ミカンの葉にアオムシ一匹。ほかの3匹は何処かへいってサナギになただろう。食べかけの新葉の上で、触ってもじっとしている。最後の新葉も硬くまずいのだろう。エネルギーの消耗を抑えているのだろう。太陽が出て暖かくなるのをこうやって待…

星 一徹か・・!

星 一徹か・・! 野球ばっか見ている。プロが一種本気になってやってる戦いは内外ともに見れる。運もあろうが、勝負師たちのの真骨頂。TBレイズの岩村選手に応援してる。久方ぶりのサムライの登場。あれぐらいには・・とだれもがおもって生きてきたのだろ…

He Ain't heavy

「ランボー3」をやってた。内容はどうでもいいが、ラスト、暗転しクレジットが流れはじめ、ハッとした。そのBGMがかつて働いていたストックホルムのディスコの閉店を知らせるホリーズの「He Ain't heavy He's my brother」であったから。「あいつは煩わし…

アイアムリンゴ

先日、Mさんからいただいた大きなリンゴが、まだ赤いガラス皿にのっている。どこ産のリンゴか、名前も知らない。黒くてデカく濃えんじ色。なすびに近い。いや、すでにやきりんご??でも一皮むけば雪の肌って・・。ちょっと気になるリンゴロゴロ。ガラスの…

大豆の黄金

弁当屋に新しく鮭弁スペシャルというのがあったので買ってみた。土建会社の今は使われていない空地から太陽を背に麦畑を臨む。ここはかつての干拓地。減反政策でこの地域は見渡す限り大豆の黄金の海。スペシャルというだけにおかずも多くおいしかった。最後…

アナウンサーの息遣い

このところおしゃべりの入らない第2放送をつけっぱなしにしている。朗読、外国語会話、株式、ニュース等諸々の固めの内容。耳に入るものは入り、ほとんどがクラシック音楽のように素通りであるが・・。そこでちょっと気になることがある。英語ニュースを読む…

ねずみ男になった子泣き爺

棘堂でねみ男になった子泣き爺

ランタンアート

ライトファンタジーも間近。佐賀駅から伸びる唐人商店街をアートで飾る。暑い暑い真夏のような日曜日。皆で応募されたランタンアートの設置をする。今回はネジを使わず結束バンドにしたのが、容易でスムーズにいった。想像以上に早く、お昼には予定の3分の1…

冬仕度

アゲハの幼虫4匹が新しく出た葉も食べつくした。これからどうするんだろうと、観察をしなければ・・。冬を前によく食べてサナギにならなくてわ・・。別荘通いのS山さんが久しくみえた。顔色もよくお元気そうでなにより。

点と線

惑わなくてイイのに惑い、あきらめなくてイイのにあきらめたりと。一生にしてみりゃ、それはない。貪欲に惑わずあきらめない。イイようなコワイような・・。夜が長い。

頭冷やし

「のんき大将」1949年、監督・ジャック・タチ。「ぼくの伯父さん」シリーズ同様、のほほんとのんきな人々のパントマイム風な演技がタチ、タッチ。キム・ギドク監督の「受取人不明」「弓」を見る。キム・ギドクの力に引き込まれる。

日本対ウズベキスタン

W杯アジア最終予選,日本対ウズベキスタン戦を見る。いつものように呑みながら一喜一憂。1対1のドロー。それでもみなさんとたのしい夜でした。

オカマキリ

草地で大きなショウリョウバッタを見つけた。そしてカマキリのケースに入れた。腹をすかしたオカマちゃんは自分の体の2倍もあるバッタを天井に張り付いたままぺろり。ばったの羽と手足だけが下におちてた。このオカマちゃん、いつまで生きるのか。越冬するん…

川の流れを

皆を乗せて北山湖へ行く。県外からたくさんんの家族がレクレーションに来ている。新しいダムの建設も進んでいる。そばの採石場から粉砕した石がベルトコンベアで運ばれている。嘉瀬川を下り石井樋へ。見違えるような石井樋である。石井樋を作った成富兵庫茂…

まん月

朝剃った顔も夕方にはざらつく。確かな時間。すべすべしてる尻にもざらざらの予感。はっと、するが、窓外は薄暮。

ブタクサ

同窓会があると、今夕、兄弟のHが都から帰ってきた。飯食いにいって、タクシーに乗ったら、Mさんであったからビックリカメラ。鼻水、くしゃみ。この時期はブタクサが原因だとか。ブタクサってどんな顔か見てみたい。大恐慌がじわじわと日本にも・・、質素…

雨後星

唐人会館にてストリートギャラリーの会議。そのあと街へ流れる。金曜日、歓楽街にはたくさんの人人。昼もこれぐらい人がいたらねえ・・、ともう一軒。帰るころには雨もや止み、空には星がいっぱい。南東上空のカシオペアの形がよく目立つ。

日本対UAE

テレビで親善サッカー「日本対UAE」を見ていた。惜しいシュートが何本もあったが、決めきれないところが弱点。結局、追いつかれ、引き分け。公判途中出場の興梠の波状攻撃は見ごたえあるも、点にならず。W杯・ウズベキスタン戦を前にいやな雰囲気。初出…

秋のスケッチ

通りからにぎやかな子どもたちの声。小学校のスケッチ会であろう。気ままに道端に座り、画用紙に向かっている。授業を離れ外へ出て行くのはたのしかろう。長崎街道のスケッチ会というところなのだろう。しかし、町並みも変わり古い家はほとんどない。唯一昔…

ノーベル

日本の3人もの物理学者が同時にノーベル賞を受賞とのニュースが流れている。「素粒子」の研究ということである。高校生のころ読んだ本に「原子核や素粒子は宇宙から地球に絶えず高速で降り注いでおり、人体にも、常に膨大な数の宇宙線が突き抜けている」とか…

朝の気配

肌寒くなったものだ。けれど、この朝の気配はイイものだ。朝ならではの生きものの生命力といえば大げさかな。前へ向かおうとする本能、衝動がある。フィンランド、ノールウェーの朝もそうだったな。しとしとと雨がみぞれに変わるE3の路肩に立ち、ヒッチハイ…

あめの浮羽

雨の中、浮羽までいく。筑後川沿いに筑後温泉があり、川向うは三連水車のある朝倉である。通りすがることは何度もあるが、市の中心部にはコンビニが一軒あるくらいの昔ながらの町というか村のようだ。袋小路のうきは駅もまるで居酒屋かとおもうたたずまい。…