服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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2021-01-01から1年間の記事一覧

<GENKYO/横尾忠則>

<GENKYO/横尾忠則> ☆娘に連れられた別府へ。 ちょうど大分県立美術館で横尾さんの「原郷から幼境へ、そして現況は?」が開催中であり見る。 ☆何度も見てるが、今回は幼児期から現在までをコンパクトにまとめてあった。大作の隙間に猫のスケッチガことごと…

庵野秀明展

<庵野秀明展>シンプルなタイトルでありサブタイトルもない。 中身は濃い。超人庵野の内部に頑な真摯なファンが漁りたかる。 2012年東京都現代美術館での<館長 庵野秀明 特撮博物館>はミニチュアが主体であったが、今回は数限りない頭脳と感性の軌跡であ…

東京暮色

☆ちひろ美術館に初めて行った。 駅でおまわりさんに尋ねたら、地図をくれて「ちょっと遠いですけど」と。住宅街の路地をぬけたところにあった。少し古い赤茶色の建物がちひろさんらしい。ここに住んでいたのかな? 水彩画では第一人者だと思っている。作品を…

もういくつ寝ると~

♪もういくつ寝るとお正月~♪ ☆暮れも押し迫って来た。 やることも山積みだけど、普段通りにやるだけ。 あの頃は町の通りにきれいな砂がまかれ、薄汚れた町がジパングに輝いて見えた。☆もう一つはヒッチハイクをしていた12月のフィンランドの夕陽。懐かしさと…

空間・円環(アニュラス)

<空間・円環(アニュラス)> ☆県立美術館にて第21回佐賀県障がい者文化芸術作品展を見せてもらった。 クリニックの岡田さんが絵画部門で銅賞を受賞された。書道、写真にも他のメンバーが入賞されていたおめでとうございます。 ☆<墨の色どり>水墨画の展は…

神埼クリーク公園

神埼の横武クリーク公園。 35年くらい前、クリークが公園化されたと思う。そのころから通っている。 広く、魚、昆虫、草花が豊富ですばらしい自然があったが、次第にその反対の方向をたどっているような現在である。 まず、クリークの水がほとんど死んでいる…

アニバーサリー50

「今日は何の日か知ってる」とS子さん。 今日は即答した。ピンポン。 季節も流れ年月日ばかしが増える訳だ。 午前、画廊と美術館を回り4つの展覧会を見た。 それぞれのよさがありました。 表現というものいくら時間があっても足りません。 休憩やさぼりばか…

絵画の空間

支持体(画用紙)の表面を現実、その前後に過去と未来が交錯するというのがボクの考え方。浪人のころ、文学小説や映画を見ているうちにそうなった。海外放浪をして益々そうなったようだが、それでよかったのか、どうなのかはわからない。 具象、抽象に限らず…

秋深し

先日は、クリニックの皆さんと紅葉のどん3公園でスケッチ会。 着色は次回ということで気分転換の野外タイムでした。 ロダン終わって今回はモネの「ヴェニス 黄昏」(1908)。 そして、今の時期しか見られないひょうたん公園の風景です。 時間も景色に同調す…

福岡へ抜ける道が新たに開通していた。途中五ヶ山ダムがる。 いつの間にかコスモスは消え、大豆刈り、そして麦蒔き。 素っ裸の大地輝く。 SM F6

川上 LANスケープ

美しく青きKAWAKAMI。 水が白い。 波も雲も白い。 ただ白いだけではない。 そこには様々な色や見え方がある。 一つの答がそれ以上に風景となる。

草茫々通信 15号 (終刊号)

「草茫々通信 15号」が出ました。 終刊号ということですが、惜しまれます。 草茫々主人・八田千恵子さんは一人で戦前から今日までの佐賀の文化、芸術の推移を文学をとおし色んなテーマで考えて来られた。多くの執筆者の方々が協力者であり理解者であったのだ…

<上陽町2> 先の水害で左上の崖が崩落。工事中。 その直ぐ上の神社は大丈夫のようです。 <ロダンの「男のトルソ」。 SM 画用紙

上陽町の2連石橋。

上陽町の2連石橋。 橋のたもとに産直販売所があり、駐車場もある。 以前はホタルの里とか言ってたようだが? 前の水害で在ったつり橋もなくなり、今度の水害では神社下の山肌が崩れ落ち、修復工事が行われていた。 街並みの裏小路を歩けば、映画みたいに犯人…

クリークそして稲田とコスモス

コスモスの向こうに黄金の稲田。 しかし夏でもあのころのようにはトンボがいない!?。 いいニュース一つ(佐賀新聞11月8日))、絶滅したとされたミズアオイが見つかり、市民によって再生されているという。 生態系あっての風景であってほしい。 F6

有明海の景色・干拓の景色

金立公園から霞んだ多良岳が見える。その手前には佐賀市が広がる。考えてみれば佐賀市は有明海の上にある訳だ。金立公園のふもとが2000年前の海岸線であったろう。2000年前(吉野ヶ里遺跡)から干拓が続いていたのである。新しいところで問題が多い諫早干拓…

コスモス

<秋桜・宇宙・秩序だった宇宙 SM> 秋桜ともいうが花びらは8枚。コスモス。 カオス(混沌)の対義語でもあり、 どちらかといえば思想的・哲学的なニュアンスが含まれる宇宙。 同じ時期に、同じくらいの高さで、整然と咲く様子は、まるで秩序だった宇宙のシ…

山から海へ

嘉瀬川ダムの事務所でダムの話を色々と聞いた。 ゼロがいきなり10になったような気持ちだ。 無知でも生きては行けるが、何かを知れば視野が広がる。 何でも深入りすると悩みの種になるから、イイ加減がに。 川上 F6

飛行機雲

<北山の飛行機雲> 杉山の杉の影が斜面に長く伸びる。 その下の稲田はすでに刈り取られている。 クリアーな空、希望の空に一本の飛行機雲が北へと走る。 山の向こうは福岡、大阪、東京・・アラスカ、北極・・。 今もまたどこかでこの一筋の飛行機雲を追って…

ひこばえの歌

<ひこばえの歌> 稲刈りの終わった後の株からから”ひこばえ”が伸びてる。 二番穂であるが、もう一度米は取れないのかな。 秋の雲が山や大地に影を落としていた。 ひこばえと言えばテレビドラマにもなった山下惣一さんの”ひこばえの歌”を思い出すが、お元気…

秋風の二分

<秋風の二分> ☆ドジャーズにはターナーとポロックがいてデリンジャーまでいる。彼らの活躍で今日も勝ってくれ。 ☆春夏秋冬。稲刈り真っ最中。空は雲。白と青とが終わりない。 終り来るのは文化の伝承。村の神社の笛、太鼓はどこいった。 風にそよぐ春秋桜は…

メシスラス・ゴールド・ベルク Who is this.

is this今回もブールデル。メシスラス・ゴールド・ベルクって誰? 大正時代、ブールデルに師事した日本人も数人いるようだが。 Who IS this ?

本庄江

<本庄江> 晴れのような曇りのような空。 鏡のような河口を海苔漁船が出て行く。 土手沿いの草は青々。川の葦原は枯れ色。 ここ本庄江はコンクリート護岸の上に土砂が積もりそこに葦や草が群生する。数年ごとにユンボが川に入り川底を浚渫している。 海苔漁…

脊振山頂 石宝殿

☆県の視察で脊振山頂に来た。軽くみていたが階段200段はかなり堪えた。石宝殿のすぐ後ろに自衛隊のレーダーが西方を見張っている。 ☆肥前鍋島藩と筑前黒田藩の国境論争。筑前側が幕府に提訴するが、元禄6年(1693)佐賀藩が勝訴。裁許の3年後の元禄9年(1696…

秋だけど夏

☆夏は過ぎていくけど眺めはまだ夏。見たことない鴨がいた。写真撮る間もなくクリーク奥深く消えていった。 ☆「パルテノンを頭にいただいたバルバ」とは(ロダン 大理石 1896)。

戸ヶ里 多久聖廟

☆戸ヶ里漁港。 個展の後、春夏とご無沙汰していた。 いつ来ても心穏やかになる場所だ。遠~い故郷みたいな。 空の南方彼方に多良岳が霞んでいる。 海苔養殖の準備が始まっている。リフトが大量の支柱(コンポーズ)を船に積み込み、支柱を摘んだ舟が港から出…

土座衛門

その昔(昭和32年頃か?)、早朝より町内がざわついている。何事かと人の流れに付いて行くと、直ぐそばの十間堀川の橋に人がたかっていた。橋上から見ると水の引いたドブ川に人がうつ伏せになっていた。みすぼらしい服装ではあった。土座衛門だ!望んで死を…

短髪のベートーヴェン!?

ベートーヴェンが短髪!? ブールデル:長髪のベートーヴェン1891(石膏)。 ブールデル:悲劇的なベートーベンの大マスク(ブロンズ)。

服部大次郎 水彩画展 菊水堂

オリンピック、パラリンピックも終わった。 泣けたり奮い立ったり選手、関係者のみなさんありがとう。 あれっ!夢から覚めると遅々として危機としていばらの道。 それでも前へ行くしかない。前へ行ったと思うともう新たな壁が。 佐賀市白山の菊水堂(画材店…

お盆2021

☆日本ではお盆である。昨日までの大雨がウソのようである。空は晴れ、冠水していたはずの街もいつもと変わらない。 Tさんを迎えにバスセンターへ。ラジオからは戦没者追悼の式典が、ちょうど12時、黙とう。☆墓参りを終え、寺でお布施らをあ上げる時、、丁寧…