服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

五つ★

新聞評でめずらしく五つ★を見た。「ツリ― オブ ライフ」であった。それを見た人が「途中で出た・・」と言ってたが、まずは自分の目でと、映画館へ出かけた。まあまあの入りである。最初からうとうと、瞬間的には何度も熟睡した。家族、兄弟の関係、バランス…

表現って

仕事場を片付けていたところへ、S子さんが来て「まあ、きれい」と目を輝かす。色(いろ)紙の切りくずを色紙の上にまとめて置いていただけなのに、それが気に入ったらしい。見る目があるというか、よくあることだ。「欲しい??」「欲しい}。掃除はほった…

好奇な行列

アリがいないと、前に書いたが、間違いであった。家の中までは入ってこないが、勢力的な行列が、木の幹や地面で活発である。アリの行列もやはり夏の風物詩だ。ダリの『アンダルシアの犬』のように怖ろしくアリが増殖することはない。真夏の暑さを避けていた…

新藤兼人監督99歳

新藤兼人監督のインタビューを二つ見た。一つは、あの性格俳優ベニチオ・デル・トロさんがインタビューした「一枚のハガキ」制作前の97歳のときのもの。もう一つはNHK渡邊あゆみさんのインタビューで新藤さんが「一枚のハガキ」を撮り終えた後、98歳の時…

ゲリラ

ゲリラ雨というらしい。ツクツクホウシが鳴くより、毎日、雷鳴の突然の雨が多い。にわか雨、夕立というものだろうが。まだ夏休みだが、相変わらず子供を見ない夏だね。また漁港へ来てしまった。鉛色の漁港に、さらに鉛色のフィルターがかかったように雨が降…

夏の終わりの陶芸教室

川本太郎さんの陶芸教室がGイバであった。参加者4名。ろくろを使わず、土を平らに手や棒で伸ばし、皿など好きなもの作るというもの。冷房は入っていても、土を伸ばしているとぼたぼたと汗が落ちる。この夏に蓄積された邪悪なウミが流れ出るようで気持ちがイ…

佐賀北の夏

今年の甲子園は大差で日大三高が全国制覇した。そんなころ本屋に平積みされていた新潮文庫、中村計著「佐賀北の夏」\480を買う。東京の友人がいうには東京の本屋でも山積みされていると。平成20年に刊行されているが見るのは今回がはじめて。プロローグ世界…

緑光会

ボワンとしたまま本日が最終日の緑光展を見に美術館へ。会場に詰めている緑光会のみなさんも覚めやらぬ表情であるが、展示されてる作品はしゃんとしていた。森田賞の金子剛さんの「凧あげ」、岡本猛ちゃんの「街」をはじめ石本秀雄さんの「チェロを弾く男」…

緑光会 第60回記念

緑光会があけぼの旅館である。およそ100名の出席者でにぎわった。緑光会は日展系東光会の佐賀支部として60年前に産声を上げている。そしてまた、佐賀美術協会(美協展)は92年前に発足した。東光会重鎮の楢崎重視さんと元佐賀文団協会長の小川泰彦さんが挨…

高島野十郎展

Sさんに誘われて石橋美術館へいく。「高島野十郎展」。克明な時間をかけた写実絵画である。蝋燭の炎、静物、風景、自画像、太陽、月などが氏のモチーフである。岸田劉生やゴッホの真髄を捉えた作風であり独自の世界を強靭にがんじがらめに追求し確立してあ…

ゆっくん

中学生になった中学生になったゆっくんがママとやってきた。背が伸びて、少し大人しくなったようだが、声変りもなく、まだまだむじゃきな少年である。早速ボクが以前作った木製のゆっくんピストルで輪ゴムを飛ばして的当てに皆で興じたが、ゆっくんが一番上…

磁場展最終日

早くも最終日となる。お盆にもかかわらず、連日たくさんのお客さんである。5時閉館ということで、4時に撤去予定だが、掛け込みお客さんがある。ということは、うれしいことである。また、貴重なご意見、感想が多いのも磁場ならではのこと。御来場、御支援…

磁場展初日2011

磁場展初日。今回は当日搬入、展示となる。全員集合、朝9時から展示。開館10時には間に合った。一番乗りは小柳のぶおチャン。DMを送るだけで特に宣伝もしていないが、初日からたくさんのお客さんであった。ファンと義理によって支えられている。毎度有り難…

夏祭り

絵画が終わって、唐人町へ。今日は通りを歩行天にしての佐賀の祭「榮の国まつり」。露店がずらり、各種イベントも花盛り。昨年は汗だくでお好み焼き屋をしたな。もう、やりたくない。いつもの場所にいつものメンバーがそろう。ビール、日本酒がどんどん、テ…

男子会

「東京のKくんが来たから・・」とK木くんから連絡。夜、唐人町のK木くんの店にE、H、K、K、N、N、Y同窓生の7人が集合。女性はなし。話はいろいろだが、今回は芸術の話も多く、皆、よくぞ成長したものだ。久し振りのYくんが参加したせいかもしれな…

アリと蝶

「最近、アリを見なくなったけど、いるの」とS子さん。腰をかがめたり、しゃがんで地面を注視するということもあまりなくなった。子供の目ではなくなってきているのだろう。「目が乏しくなっただけじゃないの」とはいったものの、確かにアリの行列すら我家…

恋する惑星

我家のモチノ木からは、10匹足らずのクマゼミが出ただけで、もう今年は終わりのようだ。しかし、町の木々で鳴くクマゼミの数は例年を遥かに超えて激しい。大発生時期ではなかったのかとおもっている。枝ではオスのクマゼミが尾っぽを先頭に振り振り激しく鳴…

マンゴー

鹿児島のS子さんからか指宿産のマンゴーが届いた。真っ赤なリンゴならぬマンゴー。日本でも栽培して食べられるようになった。まだ高価ではあるけど。ありがたくいただきます。ちょっと、待った~。食べる前に”描く”だろう。

有明

夕方、少しは暑くなくなったのでぶらり・・。漁港の船もほとんどすべてが陸に上がった。メンテナンスをしている舟もある。潮が引き、泥の河が幅を広げる。有明とはよく言ったものだ。それにしても県民不在の県があるとはねぇ・・。