服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

クロスオーバー2007

墓参りしたり、ばたばたしてるうちに今年が過ぎていく。 そば食って、紅白見て、格闘技見て、お笑い見て、パッチギ見て。 今年さん、お疲れでしょうか、365日ありがとうございました。

誠実な人々の情熱

「シャイニング」は冬の間閉鎖されるホテルの管理をする番人夫婦の狂気と八つ墓村であるけど、その若い奥さんはシーンごとに煙草をくわえ、煙もうもうの女である。 古い映画ではタバコ、その煙も効果的小道具であった訳で、対人がいようと煙を吹きかけるなん…

もーいくつねーるーと~

やっぱり、あわただしくなってきた。 我が家だけでなく、ご近所でも外回りの掃除や買い物と人が動きにぎやかだ。 ボクは流れに逆らう訳でもないのだけれど、ゴミと間違えられないように用心してゆらりゆらり、そして夕方。 ほんと、時間は止まってくれない…

アップルパイ

鳥栖までいって、どちらへいこうか?そして、右に折れた。小郡を過ぎ、郊外店が林立する通りを通り甘木から日田方面へ。朝倉。ここで「アップルパイ」の看板に釣られ三連水車とは反対の左に折れ、山をのぼると、斜面の下に家屋がかたまって在る。どうやらそ…

「ペン人」連絡先

何よりも興味ある人は一読されたい。 中島さんのHPにも作品がいっぱい。 「ペン人」領価600円 「ペン人」編集担当 中島虎彦 〒843-0301 佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿甲2120-1 市営ふれあい住宅Gの2 電話・ファックス 0954-42-5480 メール…

障害者の性

佐賀の同人誌「ペン人」30号をいただく。 顔ぶれも年々変わっていったようで、初版の「廃夢」1号(1980年)のころからの投稿者は現在の編集長・中島虎彦さん一人である。 ボクもちょっと関わったことがあるが、地道に26年も続いている。中島さんの…

戸ケ里の休閑

午後、戸ケ里港にいく。 一台のトラックもなくだれもいない。 午前中に仕事を終え、みんな帰ったのだろうか。 ちょっとさびしい。 こんなことはめったにない。 弁当を食べ、逆光の対岸を見ていたら、眠ってしまった。 漁船のきしむ音が次第に脳天から遠のい…

今年も夜回り

眠りこけていたところを起こされる。 夜回りの時間だ。 寝起きの混乱状態のまま、走って集合場所にいく。ジャスト11時。セーフ。 じいちゃん、おっさんの7名。 拍子木たたいてぐるっと町内を一巡。 火事になった家がまだそのままにほったらかし。 カチカ…

正月のような

何となく白け、後ろめたい朝の空気に「正月」ではないかと思う。 この時期の空気がそうでもあり、日常と正月の差異が無くなってきたと言うことでもあるのかも。 クリスマスイブなのである。 花屋さんから娘たちのプレゼント・姫リンゴと木の実のデコレーショ…

ジプシークイーン

祝日だけど、絵画教室にいく。 久留米のタウン情報誌「ノーマ・ジーン」の女性・NYさんが体験入門ということで、カメラマンのお兄さんと見えた。 最近、ご当地にも進出しているらしい。 「暖かく燃える暖炉がイメージにある」とのことで瓶と暖炉のある室内…

サンドイッチ

真っ赤に夕日が落ちるころ。 オレンジ色のユンボが丸太を吊り上げ、土手に打ち込んでた。 クリークの護岸工事が寒空の下でおこなわれていた。 仕事しているのは年輩のおじさんたちだ。 背後の河口では自転車とバイクでやってきた若者二人がハゼ釣り。 その間…

明日天気に

クリニックの合評会も笑いのうちに終わり、階下の喫茶フリージアでT月さんお薦めのウインナーコーヒーをいただく。 ランチの唐揚げ定食を済ました人たちが順次やって来て、満席。診療を待つ人たちの姿も減ってそろそろお昼休み。 定ばちゃんを風呂に入れる…

仮の姿か

”しのぶれど 色に出でにけり わが恋は ものや思ふと 人の問ふまで” 平兼盛 『拾遺集』 のようなしのぶ色の和菓子を作ってくださいと、タレントの光浦靖子が和菓子の番組で言ってた。 今時、忍恋もなかろうが、知り合いに恋文を書くと言う人がいた。 結局、恋…

アウラ

久しぶりにぽかぽかとイイ天気。 定ばちゃんは、車を降りる時「あなたもいっしょに来るね?」と言い、いきなりフローレンちゃんを杖のない左手に持ちリハビリホールへ連れていき、そばで見物させてた。 定ばちゃんを家に送り、漁港へいく。 珍しく澄んだ空気…

田んぼの煙

弁当買って漁港にいく。 漁港にはトラックが満杯で路上にもあふれている。 2回目の海苔網入れのようだ。 てな訳で邪魔にならぬよう、この場を去り、田んぼへといく。 影のない曇りの風景にカントリーがグレーの塊となって立つ。 大地から盛り上がった突起物…

春夏秋冬そして春

「春夏秋冬そして春」2003年 韓国・ドイツ 監督:キム・ギドク 深い山間の湖に浮かぶ小さな寺。 大自然の懐で幼子と老僧が2人で暮らしている。幼子はカエル、蛇、魚を捕まえては縛り石のおもりをつけるいたずらをする。老僧にひどくしかられ、命の尊さ業の…

コワイ男

「赤線地帯」1956年 監督:溝口健二 出演:若尾文子, 三益愛子 京マチ子 木暮実千代 「ミッドナイトエクスプレス」 ハシシ、麻薬には近寄らない方がよい。 「シャイニング」監督:キューブリック ジャック・ニコルソンがコワイ。

原徹さんが下りてきた

「有明抄(徹)こと原徹雄(はらてっ)さんを偲ぶ会」 が七回忌を兼ねてあけぼの旅館で行われた。 55歳で亡くなられて7年が経つ。 歴代の文化部長はじめ、生前の悪友、酒友ら・50人が集う。 ボクにとっても公私ともにお世話になり、指導いただき、「記…

シネマの間

わざわざ映画館へいって見る時代ではなくなった。クラシック音楽にしても絵画にしても同じなのに、まだ「しっ、しーっ」とたしなめられる。個展のオープニングパーティだって、ろくすっぽ絵は見ないで、呑んでばかり宴会もある。「しーっ」という感覚で触れ…

硫黄島からの手紙

潟からの帰り、新しくできた「109シネマズ佐賀」にいく。 階下の商店も2階の109もがらんとしてお客が乏しい。 「硫黄島からの手紙」のチケットとポプコーン、コーラを買うい、シアター4に入る。 会員登録したのでいきなりエグジェクティブ席に座れた…

「SAW」ノコギリ 見た

「煉獄エロイカ」 監督:吉田喜重 ATG1970年 実験的シュールな作品だが、たえず台詞を聞いていなければならず。きつい。 だらだらとした文学的台詞が出過ぎ。この監督は「秋津温泉」がイイ。 「クンドゥン」 監督:M・スコセッシ ダライ・ラマの苦悩の…

Shall We Dance ?

クリスマスが近づくと、相変わらず山下夫妻やユーミンの曲が多く流れる。 これが、定番とは、変化のない時代だ。 若者のクリスマスソングってないのかな。 ”~さくら さくら~”とか暗いのが多いからね。 あちらも、シナトラ、クロスビー、レイ・チャールズだ…

フローレン

定ばちゃんは車に乗る時、そわそわと室内をのぞき、マスコットのお気に入りのフローレン(ムーミンのお友だち)を見付けると、ケラケラ笑いだし、「あれっ、待ってたね、元気してた」と大喜び。 シートベルトをする時もいつもなかなか上手くセットできず「フ…

ばあちゃんとワン公

曇天の空の下、もう麦踏みがあっていた。 もちろん、ローラーの電動機である。 それに乗ってお百姓がのんきに田んぼを往ったり来たりしてるように見える。 一度、ボクもやってみたい。 これから、麦は初夏まで伸び続けるが、桜咲いても景色は冬枯れ。 長いよ…

挿し絵画家・古賀亜十夫 遺作展

「古賀亜十夫(あそお) 遺作展」を伊万里市立図書館に見に行った。 今日が最終日であった。 44歳で教職を辞め画家になろうと上京。 その後35年間、挿し絵師として多くの児童書に作品を書き続け、八十歳ごろ引退、93歳で伊万里に帰郷され、3年前、9…

脳年齢

大人のゲーム機を毎日やってる。 一度は、余りのひどい結果に頭にきて、止めていたのだが、お遊びと思い直しぼちぼちやりだしたら、成績がよくなっていくのであった。 脳年齢をチックするゲームである。 算数、国語、多くが反射神経のテストのようだ。 ソフ…

アレハンドロ・マメナーバル

「テシス」「オープン・ユア・アイズ」「アザーズ」 現実は過去、過去は未来。幽霊はは現実。異次元は現実。「海を飛ぶ夢」は尊厳死がテーマ。 スペインの30代前半の監督・アレハンドロ・マメナーバルは、脚本、音楽まで一人三役。 全4作品ともおもしろい…

塚本猪一郎・カレンダー制作20年記念展 Tsukamoto Black

しとしとと雨。 午後、「塚本猪一郎・カレンダー制作20年記念展」(県立美術館)を見る。広い4号展示室に額装されたシルクスクリーンのカレンダー20年分と油彩、アクリルの大作、鉄板のオブジェらが一堂に並ぶ。 一見、インテリアルームにいるような楽…

漁港が現実と虚構に見えるとき

廃船の影でおしっこしてる時、漁師の女性が車からおりて、こちらへやってくる。いかん。あわてたチャックを閉める。昨日、同町のT化粧品店でお会いした色白の女性であった。土手の上からボクが見えたとやってこられた。漁師服に身を包んでいらしたが、顔に…

刺激一撃

曇り空の潟の漁港にいた。釜山港とは何から何までちがう、よしとしている。より刺激的な場所を人は好む。人が集まれば、葛藤が発生し、競争がはじまる。静かであることは、平和でもない。何かおもしろくない。だから老人も子供もやっては来ない。刺激を得よ…