服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

踏切

秋雨前線っていうのか。しとしととよく降る。その上寒い。雨が止めば、もちょっと暖かくなるだろうか。雨の田んぼも黄金色になっている。もうそろそろか。踏切の手前で一たん停止したものの、そのまま停車。後ろから「プッ」と鳴らされて気づいた。遮断機は…

スティング

「ハッド」「暴力脱獄」なんかがよかった。S・マックイーン、そしてP・ニューマンもお亡くなりになった。残るはC・イーストウッドってとこか。鶴じゃなかった鷺じゃった。

にわとりタマゴto be or

お国もいよいよ文化、美術にお金はだすまい。昔より個人の(悪徳??)成功者、大富豪によって支えられ美術、文明となってきた。金銀宝石に勝るものが人が生みだす創造物である。聞こえはイイが、それ自体が糞のような廃物かも知れないのに「よし」と突き進…

雑踏

雑踏の地下街を抜け地上にでる。ビルの間に空がある。オフィス街だけに土曜日は静かである。ある美術館に入るとそこには西欧の光と風が漂っていた。モネもルノワールも素敵だ。淀んだ絵の具が、距離をとると澄む。作家の立つ位置が判る。再び雑踏のリアリズ…

サイン

ピンポン。郵便、宅配もサインで済むようになった。キングスクリフにいたときも、ピンポンと、待っていたアルシュのロールが届いた。宅配員は紙切れをだす。もちろんだれであろうとサインをすればイイのである。海の見える明るい部屋で手の切れそうなアルシ…

電気メーター検視員

台所のすだれ窓から外を見る。十字路の縦と横の通りが見えるが、人も車も通らない静かなもの。と、そこへ上手より現れた帽子の若い女性がすだれ越しにこちらを覗う。ドキッツ。女性はこちらを見たまま動かない。外からは逆光になりこちらは見えないはずなの…

腕立て伏せ

腕立て伏せをした。まだできてよかった。腹がへっ込むわけでもなかろうが、気休め、ひまつぶし。ピョンとハエトリグモが腕立て伏せの眼前に登場。そうだ、カマキリはどうなった。ケースをのぞくといたいた。ふたに逆さまにとまっている。ときおり動く影を獲…

お巡りさん

彼岸の午後、おめぐりさんが来られた。歩いて巡られたのは昔のこと、その後、車とバイクになり、今は全員が車5台に分乗である。遍路姿のおじさん、おばさん20数名。玄関の仮設の祭壇で拝み、再び車で次の檀家へ。ビデオを回すが、その間、わずか10分。足が車…

虫のように

街中ではコーロギよりマツムシがたくさん鳴いてる。並木の木の上で枝をゆすっても落ちてこない。コーロギは地を追われ気味だが、マツムシは緑化により公害にも強く、生息圏を広げているようだ。まるでカラスみたい。と言うが、本来の姿に返っているのかも。…

ドドン パッパッ

金子剛さんの「青木繁、坂本繁二郎と佐賀」の講演がはがくれ荘であった。いつの時代も渇望し欲望する。一度絵に手を染めると、その奥の不思議さに虜となって、逃れられなくなる。絵の深さは計り知れない。夜は唐人町でランタンアートの会議。オープニングパ…

夢判断

ベッドの中、バスの中、電車の中、飛行機の中。ちょっと居眠りすると、夢を見ている。夢の内容に関係なく、目覚めが悪い。現実にいることの確認で、ほっとする始末。以前は夢の続きを見ようと再眠したものだが。こう度々夢と付き合うのもこまったもの。夢か…

池田武邦さん

気がつくと夜だった。霞が関ビルを造った池田武邦さん(84歳)の番組を見る。当時、出来たばかりの超高層ビルに上がったことがある。しかし外は見えなかった。今では、どれが霞が関ビルか判らないくらいだになった。その後、池田さんは最先端の考えを180度転…

あれっ

動物園に行くが昨日・月曜の敬老の日が開園で、本日は休みだった。着物のお姉さんが呼び込みしていた。案内されビルの二階のうどん屋へ。ああ美味かったとレジの飾棚に目をやれば「当店では事故米のうどん、お酒は排除しています」と。

東へ

電車がビル群を抜けると稲田が拡がり、稲刈りが見える。そして、田んぼでもない草地が延々と続く。

赤ちゃん

鹿児島からT子ちゃんが赤ちゃんを抱いてやってきた。お父さんを早く亡くし、きょとんとしていたあの女の子が、もうお母さんになったのだ。T子ちゃんに似てクリクリ目玉の赤ちゃん(和奏)はよく笑う。こうしてその遺伝子は伝えられていく。

仲秋

絵画の後、Gさん、Mさん、Fさんと呑む。積もる話が、いつの間にかまじめな顔になって話してた。先を憂えての内容だった。つまるところは四者四様なのだろうが、大人の時間であった。

眠丸次郎

いくらやっても「うまくいかないな」というときは、まだ頭が眠ってる。それに気付かないくらい眠ってる。頭をゴンと壁にぶち当てるか、バンと背中をたたかれて、はっとすることもあるけれど、濃い目のブラックコーヒーがイイようだ。そのコーヒーも最近とん…

頭晴れても腹は雨

弁当とパンソーセージを買って漁港へいく。海苔養殖の準備がはじまっている。網を張る支柱をトラックにで積んできては、漁船に下ろす。その作業を漁民が一丸となってそれぞれの船に積み込むのである。中には老夫婦だけで作業してる。重労働の上、足場も悪く…

街角の写真とポピンレース展

夕方、商店街のカフェ・トネリコにいく。園田克成、久枝ご夫妻の展覧会・「街角の写真とポピンレース展」が開催中。元建築設計士の園田さんはバイク、漁船、AD,ハンティング、茶道など多趣味な方である。このところは写真とADといったところで、写真撮…

風のうつせみ

ガラス戸を開けたら、秋風にレースのカーテンがなびいて、家の一番奥のドアがバタンと閉まった。眼にはさやかに見えねども・・。ミカンのアオムシも数が減った。大きくなったのは何処かへ隠れサナギになったのだろう。もう越冬するしかない。籠のオオカマキ…

ガキの魂

コーロギも鳴いていないけど、しんーんとして冷やりと、秋の夜長。暑い夏に疲れたからだろう。家にいてゆったりとした気持ちになれるのはこの時期。温泉宿にでも居るような。情緒なんてものじゃないけど、子供のころは一年中そうだった。学校行ってご飯食べ…

上陽

福岡の上陽町へ向かう。夏場はいろいろあって、遠出するのは久しぶり。「DEEP FOREST]と「アボロジニ」音楽を鳴らして行くと、転機ともなったオーストラリアが浮かんでくる。彼同胞たちは元気だろうか。田園の緑は濃く、空も夏の雲に戻って、ハン…

冬瓜サッカー

KAZUさんが大きな冬瓜を持ってきてくれた。早速、S子さんがエビやカツオだしで炊いた。鶏ミンチじゃなくてもけっこうなお味なこと。それで一杯。12時ごろKくんから「バアレーン戦ですよ」とメールが入る。日本対バアレーン戦までは長かった。午前3時か…

アブラゼミ

アブラゼミが鳴いてる。ツクツクホウシの声も聞かぬまま夏が過ぎ去っていく。焦るよな、ガキのころから。それでも学校行けば、うまくはやってた。繰り返すけど、何歳になろうと、中身の中枢は修正も進歩もなく、なんら変わらないもののようだ。

勘違い

クリニックへ駆けつけ、いつものように集会ルームのドアーを開けて中へ入る。総勢50人余りのみなさんがボクを注目するが、何か変。笑われてしまった。スケジュールを間違えて来てしまったのであった。ところが、スタッフのTさんが急きょ、変更してくださっ…

オカマちゃん

新入りのオオカマキリにバッタもキリギリスもみんな食われた。バッタをエサにしていたキリギリスも、オオカマキリを恐れて飼育箱の下にいたのだが、ある朝、頭だけが転がっていた。カマキリの腹はパンパンに膨らんでいる。それでもまだ食べ足りないようだ。…

アゲハ・スワローテイル

小さなミカンの木が2本ある。花も咲き小さな実も数個はつけるが、アゲハチョウのためのものだ。上部の新葉がないので覗いてみたら、案の定アゲハの幼虫が10数匹いた。丸々太った青虫が葉っぱを食ってる。アシナガバチや鳥に襲われなかったのであろう。10匹以…

TANBO

KKOさんを迎えに空港へ。乗客はたったの12にんだったと・・。田園地帯を突っ走り、話はいつもおのずと車窓の景色になる。米、大豆、農薬、そして今回は自給率から農政へと広がったが、風景は佐賀ん街に変わっていた。町があって田んぼがあるのではなく、…

バベル

「バベル」2006年制作。モロッコ、メキシコ、アメリカ、日本を舞台に、それぞれの国で、異なる事件から一つの真実に導かれていくと言う筋立て。監督があの『アモーレス・ペロス』のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥだけに人間の暴力、狂気を全面に出…

柳町郵便局「中尾和紀個展」

午前、柳町郵便局の「中尾和紀個展」をのぞく。昨日までトネリコで開いていた個展の場所を変えての展開である。正三角形のキャンバスの作品・14点。前後の距離もあり、ゆったりと見られ、たのしい雰囲気になってる。ただ、(土)(日)は閉店である。柳町郵…