服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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玉虫の空間

奥本大三郎先生の虫の宇宙誌に「法隆寺の玉虫の厨子を復元しよう」と、昭和34年、日本鱗翅学会が一匹20円で購入したいと告知したところ、予定数の3倍にあたる15,595匹が集まったということが書いてあった。子供のころ榎木の天辺でキラッと輝いて舞うタマムシの姿を数回見ただけである。捕るなんてことは考えられなかった。しかし大人になって低い木で一匹、二匹目は山の民家のカーテンにとまっていた。この2匹、40年は経過してると思うけどメタリックな輝きは変わらない。

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F6タマムシの空間

 

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パレット上のタマムシ