服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

tomatotiger8.sakura.ne.jp

処女の泉

 
☆阿比留喜人さんが佐賀ATGをされていたころ、確かベルイマンの”処女の泉(1960年)”を見たと思う。その後もテレビや録画で見た。「中世のスウェーデン。山賊に暴行された娘の復讐をするという父親が主人公」。復讐劇を装った火と水のお話?イマジネーションが次元を超えて膨らむ。黒澤さんの”羅生門”にも通じる。家はぐつぐつと煮える鍋であり、命ある場所が泉であるという事だったと思う。水の絵を描くたびに浮かんでくる”処女の泉”  (SM2点)