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八女市上陽町へはよく来た。いつ来ても能村芳太郎監督の「張り込み」を思い出すような、愛人がつつましやかに生活しているという風情を感じる。産直売所の傍らに
上陽町のランドマークでもある二連式アーチ型の
眼鏡橋がる。☆<
八女市長野地区の石工「山下佐太郎」、
上陽町北川内藤木の大工「小川弥四郎」によって大正9(1920)年に建築され、当時のアーチ型石橋作りの名匠「橋本勘五郎」がてがけたとされる。「皇居の奥
二重橋」を再現しようとしたものと伝えられています。>
☆今朝の新聞によれば、
池田武邦さんが亡くなられていた。享年98.あの日本初の超高層”
霞が関ビル”の建築設計にかかわられた。当時、ボクはそのビルの屋上へとエレベーターを乗り継いで上がったが、通路や事務所があるだけで屋上へは出れないまま引き返した。そのビルを作った
池田武邦さんのその後の生き方が興味深かった。超高層的建築方向を反省するかのように
アニミズムを基調とする自然との共存へと向かわれた。御かげで
鞆の浦の環境も見に行った。大好きな人であった。<二連式石橋 2点 F6 >