服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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小国路

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 八女から山越えして小国へいく。 奥深い山中を延々と行く。 村々のなつかしいたたずまいに日本を見る。 サッカーのカメルーンチーム誘致で有名になった中津江村を過ぎれば、もうすぐ。佐賀を出て二時間、坂本善三美術館に着く。 「坂本善三のヨーロッパ」が開催中。 客はボクら二人。 小国の農家やヨーロッパの建物が抽象的に変化していく苦渋の過程を垣間見られる。 世界とふる里小国(日本)がどんなバランスで存在するのかを問うていからたようだ。 それが、自分が在ると言うことでもあるのだから。 きびしい眼光の奧から柔和に確信的思想を日常ごとのように語られた。 こんな人、はじめて。 見透かれたように「これでイイんだ・・」とうれしくなってたあの日。 美術館隣りに小さな神社があって、700年、600年と言う夫婦杉が天へ向かっている。 この美術館のたたずまいがイイ。 いつ、訪れてもスタッフがきちんと美術館を管理されており、イイ美術館だと思う。 小国で新そばを食し、日田から高速に乗り帰路に着く。 夜、ぎょうざ屋で再び宴会。焼酎5種類を飲み干す。 ガラオケも力み過剰。ほどほどにしないとね。