服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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帰っては来たけれど

博多駅はまだ観光客らで混雑している。階段を走って白いカモメに飛び乗る。午後、佐賀に着く。ほんと、人のいない街だ。海外にでも行ってた気分で家に戻るが、3日ぐらいでは、何も変わってない。出るときのままに机に物が動いてない。駅で買った海苔巻きを婆ちゃんの晩ご飯にでもとテーブルへ置き、絵画クラスへと自転車で・・。小中学生だけが来て、今日も真面目に時間まで描いて終わる。るーゑも休み。外へ出たら雨。人も車もまばら。死にかけた街だ。どこで呑みようもなく帰ることにする。ニラ、ネギ、モヤシ、豚を炒め、ブランディーをやりながら「椿三十郎」を見る。このころまでが、黒澤さんはイイ。4日間、遊んだりゴロゴロしていたわけでもないのだが、何となく過ぎていくの気分。時間だけが確実に過ぎていた。