服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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自然と暮らす

鳥が食べに来る。カバも食べに来る。雨が降るのを待つ間も草取りは続く。アフリカのある村の天候次第の稲作。サハラ砂漠を片道14日間、往復1月のラクダキャラバン隊が塩の買い付けにいく。砂漠に地図はない、星も当てにならない。「頭の中の地図」を頼りに死の砂漠を歩き続ける。彼らが世界を知らないわけではなかろうが、初めて苛酷なキャラバンに同行した子供たちも疲れるどころか輝ける大人へと変貌していく。自然に抗わず、神とのかかわりも自然なもの。