服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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土手のにぎわい

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ミカンの木にアゲハの幼虫が1匹もいない。鳥に食われたか、アリにやられたか。アゲハのいない食葉にアリが群れてる。ある田んぼへいった。いつもおばあさんが手入れしてた畑が草ぼうぼうの雑草地と変わりはてていた。どうしたんだろう、おばあさん・・。水田にカエルが一匹いた。ミミズもいた。水はにごっているけど、いろんな生き物がいそうだ。そこへ軽トラで農夫がやってきた。農薬の入った容器を肩から下げ、地下足袋でジャボジャボと田んぼに入り、往ったり来たりして農薬を撒いてまわるのであった。様子からして除草剤ではないかとおもう。となれば、カエルもミミズもおだぶつか。シオカラトンボカップルも着水しそうでなかなかしない。やはり水がよくないのか。やたらアカトンボ群れ飛ぶ。ショウロウかショウジョウだろうが、この時期にめずらしい。葦の茂みにキリギリスの声。探すが姿見えず。農道に入ってくる不審な車が多いとおもっていたが、土手を通って帰る時に解った。あちこちでウナギ釣りをしているのであった。ということは釣れるのだろう。夜、テレビで「ラストエンペラー」があってた。 3歳で即位した溥儀はキリギリス(訳・コーロギ)を缶に飼ってた。庭師になった平民の溥儀はその缶を紫禁城の守衛の子供にやる。缶からキリギリスが出てくる。キリギリスに始まりキリギリスに終わる。象徴的なキリギリスの使い方だ。コーロギと訳されているが、日本でも古く短歌などで虫をコーロギと表現している。