服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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雑踏

雑踏の地下街を抜け地上にでる。ビルの間に空がある。オフィス街だけに土曜日は静かである。ある美術館に入るとそこには西欧の光と風が漂っていた。モネもルノワールも素敵だ。淀んだ絵の具が、距離をとると澄む。作家の立つ位置が判る。再び雑踏のリアリズムに押し込められる。交わらず純粋孤立の美ってないのだろうか。唯我独尊、マイウエーも他があってのモノ。本物に触れたときのコワサ、のウソはつけない。