服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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キャーツグロ

雨でますます頭がぼーっとする。弁当買って漁港の潟を見ながら食べるが、嗚咽が、味覚が落ちてる上に、店屋ものは脂ぎっててイカンと、食べきれぬ竹輪の天ぷらを潟に放り投げた。竹輪はむなしく、雨の潟にへばりついたまま。以前だったら、人間の動向を観察していたカモメ、カラス、シギなどがどこからともなくさーっと飛来して餌をさらっていったものだが、雀一匹いやしない。田んぼに行けば、それなりに数種類の鳥たちが飛び交っていた。海や田んぼに、小動物たちの姿をみたいものだ。クリークの奥の方にカイツブリを見つけると「キャーツグロ(カイツブリ)の頭に火のちいた(火が点いた、)はよ(早く)潜れ」と叫んだものだ。実際、言葉どおりにカイツブリはぷるっと潜るのであった。何度やっても潜るのでおもしろかった。