服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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結城

朝、電車で上野から茨城の結城へと足を伸ばした。茨城に入ると田園地帯が広がる。九州にも似た美しさがあるが、なだらかな丘陵なのだろう、西欧のようでもある。麦は刈り取られ、水田となり、代かき、田植えが五月晴れの下で始まっている。車窓の風景を見ていて「人は田舎に棲み、たまに都会に逢いに行くのがイイ」と言葉が突いて出た。目的もなくば結城には来ないだろう。結城つむぎは知ってても、桑畑も家内製糸工場も見当たらない。再開発された小さな小さな町だった。ツツジ花咲く公園の一角でKさんと会う。最近は健康面からもウオーキングをやってるらしく、ウオーキングスタイルをふざけて見せてくれるも、メガネの奥の眼差しのなんと、はつらつとしていることか。