服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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雀の子

かしわ餅があるとおもったら、子供の日だった。昔はショウブを屋根に上げ、またそのショウブ湯に入ったものだ。勝負の日でもあったのだろう。たまにゃ、そんな子供になってみたいよ。でも、ファミレスじゃねぇ。スズメの子も巣立ってる。ピーピーチーチーと大賑わい。見ると一匹の子雀が飛び立ったものの、うまく飛べず庭の低木で親から餌をもらってる。そして親雀は「飛びなさい・・早く」と急きたてる。上の電線でも6、7匹の兄弟姉妹が「がんばれがんばれ」と必死の声援である。子雀は飛んではみるが、小枝や地面に落下してしまう。そこへ、太った猫が抜き足差し足でやって来たので、見張り番としては、ガオーッと追っぱらった。子雀は無事であった。子雀は親にうながされなんとか庭から外へ出て行ったものの、日が暮れまで雀の兄弟の声援が響き渡っていた。