服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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ポピンレースとクリスマス風景写真展

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イメージ 2ポピンレースとクリスマス風景写真展(トネリコ カフェ)
園田克成・久枝御夫婦の昨年に続く作品展である。
ハンカチサイズのものでも月に2枚程度しかできないそうで、日本の機織り、佐賀の佐賀錦にしても糸を一本一本編んでいくというのは、根気と時間のかかる創作である。
しかし、それを微塵も感じさせない幾何学模様のレースはかわいく美しいばかりである。
克成さんは路地の写真家である。
路地や人込みにまぎれ、ベルベッドの手でカメラを包み鷹の目でシャッターを切ると言ったところか。
クリスマスのアントワーププラハなどを切り撮ってある。
風景や建物が元々うつくしいのは当然だが、鷹の目は異国の澄んだ空気を狙っている。歴史と近代のズレのようなものが漂う。
西欧のクリスマスは質素なものなのである。