服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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井の頭公園

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渋谷の太郎さんの絵の前を通って井の頭線に乗り換え、井の頭公園前で降りる。
新緑の公演は日曜日とあってスゴイ人出である。
近隣から自転車の親子が続々、観光客がぞろぞろ、たのしい公園である。
池にはスワンボートがひしめき、池の周りの木陰では、振り―マーケットがあり、様々な大道芸が公演する。景色を写生している人たちも多い。
トンボや蝶が多いのにも驚く。
池の水を浄化し環境保全に取り組んでいる。
一昔前、新聞配達をするY君について井の頭公園周辺を回った。
コンクリートの立派な家を指して「あれが橋幸夫の家」とYくんが云った。
公園を抜け吉祥寺通りに出ると高田渡さんで有名な焼き鳥「いせや」があった。
立派に建て替わってはいるが、大衆酒場らしくお客がぎっしり。
行列に並ぶのを止めパス。
吉祥寺から荻窪、そして高円寺。
高円寺南口カら出てかって通ったフォルム洋画研究所を探す。
狭い小路の角には研究所はなく喫茶店に変っていた。
いろいろと思いだすことも多いが、駅前パークで若い者にまじって一服する。
高田馬場に行きかつての下宿への商店街を歩く。
当時は2、3軒しかなかった食堂だが、今ではほとんどが食い物屋だらけ。
神田川の銭湯はコンビニに、パチンコ屋はファミレスに、変わらないのは一軒の八百屋だけ。
壁には「加藤商店」と名が打ったあり、歴史的風格さえにじみ出る。
店に座るキャップをかぶった白髪のおやじは、当時も店番をしていたロッカ―である。
ロッカーが八百屋に集まってバンドの練習していた。バンド名はアストローズだったかな?