服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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南無~

親族の通夜、お葬式に立ち会った。
身内15人だけの家族葬。今年、二つ目である。
形式にとらわれない別れができる。
お葬式もアートである。アートの原初的な形にも見える。
孫たちを中心に、いかに自然か であろう。
義理で参列しなければならないことも、あるけれど、
出来るものなら家族葬に限る。
あったかく、しみじみと、おもしろく、たのしい。
古い映画ではあるが、小津安二郎の「小早川家の秋」のラストシーンはイイ。(その台詞を言うだけのためにラストに登場する)笠智衆望月優子の農夫婦が作業を休め遠くの火葬場の煙を眺めている。
そしてぽつりと
「死んでも、あとからあとから、生まれてくる。」「ようできてるなあ」。