服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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市町村

福岡県の最果て上陽町に行く。
イイ天気である。
三連石橋の産直販売所の前のテーブルでおじさんたちが楽しそうに弁当をひろげている。川下の日陰では焚き火に当たり弁当を食している人もいる。
地区の人たちがなにやら祭りの準備でもしているのだろう。
でも一帯の大豪雨で破壊された堤防やつり橋はまだそのままである。
川底が鮮やかに透けて見え、ウサギ追いし彼の山である。
戻る途中、道筋を替え左へ折れ丘を超えると陽射しを浴び輝く田園が目に飛び込んできた。さらに行くと車も通らない山道に入った。とにかく前へ進み、山を越えたら今度は住居がひろがる町が見えてきた。黒木町である。
見方を変えると大きな町である。
いつもの商店街にでる。シャッター通りではあるが、街灯、歩道ときれいに整備されている。昔のようににぎやかになる日は来るのだろうか。
それでも人々はそこで生きている。
黒木町出身 安部龍太郎 先生 「等伯直木賞・受賞”の横断幕がちょっと誇らしい。