服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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瀬戸のウエディング

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N美ちゃんの結婚式で淡路島に行く。
新神戸から迎えのホテルのバスに乗る。
老若男女30人ぐらいが乗りこむ。
バスは明石に下り明石大橋を渡り淡路島に入る。
平野があるイメージはなかったが、至る田んぼでは稲刈りが真っ最中である。
淡路島を縦断し徳島にまたがる鳴門大橋の手前を右折、目的地のホテル阿那賀に着く。1時間ぐらいのドライブであった。
二階建てのホテルである。部屋から南に鳴門大橋が見える。大橋の向こうが太平洋で手前が瀬戸内海ということになる。
外洋と内海の潮流がぶっつかリ合い渦潮となっているのだろうが、ここからは見えない。
バルコニー下の芝生の広場にテントが張ってあり、女性が歌のリハーサルをしている。ここが会場なのか。
受付を済まし式場の広場へ。
外人さんもいて、英語が飛び交ってる。
特に親族と一般の区別もなく席に着く。
ウエディングドレスのN美ちゃんがお父さんと腕を組んで登場。
人垣がバージンロードとなり、ほぼ全員がケイタイやカメラを向けている。
人前結婚式ということである。
お祝いのシャンパンを大分呑んだ。
室内にて改めての披露宴。
英語と日本語のでの進行。
新郎新婦ともに海外、国内の帰国子女のお友達が多数参加しているようで、日本人同士でも会話となれば、水を得た魚のように英語で会話している。
英語の方が気持ちが通じるのだろう。
かといってみなさん日本人的礼儀作法は身に付けていらっしゃる。
くどらしい挨拶はいっさいなし。お涙だ頂戴もなし。お色直しも、かくし芸も、カラオケもなし。
僕が知る形式ばった結婚式、披露宴とは大いに異なりからっと明るい。
新郎新婦を中心に友達の輪といったところなのだろう。
参加した親族のおじさんおばさんたちも一瞬戸惑ったろうが、不思議な国に迷い込んだようなたのしく愉快なひとときであったにちがいない。
これがアメリカ式というものでもないらしいが、結婚式も変わっていくのかもしれない。
お二人さん、おめでとう。
みんなで祝うほんとハッピーウエディングでした。