服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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ジェフ・ベック2

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白いシャツに黒のチョッキのジェフベックが登場。
野郎どもの興奮のWooUoo!が会場に響くが、ジェフのギターはそれを打ち消すかのように鋭く炸裂する。再び、男たちの鳴きそうなWoooooWoooがギターと重なる。大音量に場内の床も空間も波動する。
激しく繊細に、速く的確に旋律が刻まれ、一音一音が激音となって、観客のハートをつかむ。
時に切なくミステリアスにギターが泣いている。
ベースは女性、ギター男性、ドラム男性の4人の構成で、ジャズ風ロックともいえるジェフベックの世界を創り出す。スゴイ連中である。
ギターだけでこれほどまでに観客を魅了してしまうのである。
ジェフベックはやはりジェフベック以外の何者でもない。
派手なパフォーマンスもなければMCもない「Thank you」が演奏後に聞き取れるぐらい。演奏に徹するのである。
観客も身を乗り出して聴き入り場面よくWooooを上げる。
終わりのころにやっと観客も立ち上がりはしたけど、これがジェフベックの世界のようだ。
今年は1月から大物がアーテイストが日本に続々上陸している。
ほとんどが70を迎えたおじ(い)さんたちだが、元気である。
ポールやクラプトンは最後とも言われているが・・。
ジェフも今年70になるという。立ち姿もギターもカッコイイ。
まだまだ進化しているようだ。