服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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下平武敏展「筑紫美主子さんを偲んで」

佐賀新聞ギャラリーに行く。
下平武敏さんの”筑紫美主子さんを偲んで”を見る。
佐賀劇場、佐賀駅、炭鉱街の特設舞台、楽屋での化粧など様々。
とは言っても下平さんがイメージされた場所であり筑紫さんである。
時代は昭和30年代筑紫さんの全盛期である。
作品の強さは去ることなかれ、筑紫美主子さんに負けじと迫ってある。
制作は過去の2年間ぐらいである。
武雄市在住の下平さんがウチのご近所の筑紫さんを描こうとも不思議じゃない。
鹿島市出身のフォトジャーナリストの大塚清吾さんはを写真と本にした。
筑紫さんはそれだけにその年代者には掛け替えのない存在なのである。
ある時代の人の世の孤独な厳しさを芸人(役者)座長としての筑紫美主子に置き換え作者へと回帰する真摯な構図が見える。
一個人としてのイイ企画展である。
美術館などでもこれぐらい普通にやれることいくらでもあるとおもうのだが・・。
てなこと言って写真撮らしてもらうの忘れた。