ぶらりと大和の郊外、農村地帯へ来た。
馬がいた。
小さな囲いにまだら白馬が3頭。
寒風吹きずさむ中、平然とたたずんでいる。
そばにに寄って来て顔を出す。
もう一匹が小さな小屋から出てきた。
茶毛ぼうぼうのミニチュアホースである。
熊五郎のようでもあるが、かわいい。
まつ毛が長い。
鼻をさすってやる。
ご婦人がやって来られた。
お昼ご飯のようだ。
干し草の塊をそれぞが黙々と食べ始めた。
「中に入られて見ていいですよ」と。
歯医者さんが飼われているお馬さんのようである。