服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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川は生きてる

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さわやかな秋の朝。
自転車でS さんの家まで十間堀川に沿って行く。
水辺の景色も環境も一夏を過ぎて一息ついているよう。
橋の上から目についたトンボはミズメンであった。
水面すれすれをホバーリングして尻尾で水面をたたくように産卵していた。
子どものころの記憶がよみがえる。
ギンヤンマに似ていてメスだけで産卵する光景を子供のころよく見た。
ギンヤンマよりちょっと小型で捕まえるとふにゃ~と弱々しかった。
ミズメンとは(水に産卵するメス)と理解して、子供のころ呼んでいた。
ギンヤンマのオスが縄張りを旋回し10匹はいた。
大きな鯉が泥をかき混ぜ群れている。
小亀が首を伸ばして浮かんでる。
ボクは時々自転車を停め水を透かして川をのぞく。
この道を歩いて友だちの家へ行き来した道でもあり、この川に落ちたこともあった。
Sさん家で70年代のジャズとタンゴを聴く。
小さな窓だが、北風がよく通る。
帰りも川に沿う道をゆっくり行く。
ギンヤンマのカップルが水草に止まり、盛んに産卵している。
夏の終わりにたくさんのギンヤンマを見れてよかった。


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