服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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草茫々通信

草茫々通信13号が出ました。「映画よ、文学はあなたに嫉妬する」という
訳で映画の特集。たくさんの人たちが書かれている。ボクも新藤兼人監督の”裸の島”(1960年)のことを書いた。原稿用紙30枚書いて20枚に縮めた。
撮影では実際に乙羽、殿山は桶に水入れて段丘を登ったというが、上げ底の桶も場面によっては使ったらしく、水ではなく海水だった。事実この島ではサツマイモであろうと撮影隊であろうと水は貴重なのである。わずかに日陰があるくらいで、和製ミッチェルカメラを担いで上り下りする大酒のみのカメラマン・黒田清巳は野人であった。

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