服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

tomatotiger8.sakura.ne.jp

デスマスク

29日月曜日は義父の33回忌であった。
今回は嫁さんと二人。
終わって同年の和尚さん夫婦と子供の頃の話となり涙目で腹を抱えて笑った。和尚さんも相当の悪ガキであられたようだ。
最近は親近の人たちのデスマスクを描かせてもらっている。
恩師・高校時代の・吉田進一先生も2014年7月に亡くなられた。89歳であった。初盆でお参りした時次男のの求さんから「よかったら」と先生のペンティングナイフをいただいた。後半は筆は使わずナイフばかりの部厚い絵描き人生であられた。甲冑の画家でもあり、その大作が佐賀有明国際空港2階ロビーに飾ってある。気取らずおごらず土の匂いのするような懐の深い先生・人間。学ぶところは多い。

f:id:big2ro:20210402133750j:plain

 

f:id:big2ro:20210402133610j:plain

吉田進一先生

桜素描

コスモスクラブの皆と多布施川の緑小路で桜を描きました。
戸外で桜を愛でながらのスケッチはワクワクするものです。
小学校のスケッチ会を思い出してもそうです。お祭りなのです。
桜が美しいということはそこに登場する人々あってこそのこと。
人間も自然なのだ、と判るスケッチ会でした。

f:id:big2ro:20210325172504j:plain

                                                                                                                                            SM

 

f:id:big2ro:20210325173734j:plain

 

山門に咲く桜

☆雨の中、桜が散るかもしれないと、ある山の山門へと行く。山門下の駐車場に移動販売のトラックがいてご近所の女性三人が食材を調達している。買い物客もトラックも去り、雨の中に山門がずしんと現れる。桜はまだ五分咲きだ。土砂降りになり山門の屋根から雨が流れ落ちる。まるでクロサワさんの羅生門左右の格子戸の中には仁王像が立っている。外から見えないのが残念。カメラが屋根から下方へと移動すると雨宿りする人影が、というところまで次回は描いてはみたい。☆朝の有明海。干潟へと潮が押し寄せ満ちている。休息する渡り鳥さんたちは潮が引こうが満ちようがあわてない。天敵もいない。☆夕暮れの有明海。陽が多良岳に下りていく。風、雲に夕日色が180度の放物線を描く。海外で有明海でも夕日は鮮烈に夕日である。
<三点ともサイズSM>

f:id:big2ro:20210321193021j:plain

 

f:id:big2ro:20210321193051j:plain

 

 

f:id:big2ro:20210321193217j:plain