抜ける空、さわやかな秋。 朝、弱弱しい虫の声。 耳を澄ませば、コーロギである。 お相手は見つかったのだろうか。 夜、通りで激しく鳴いていたのは、コーロギではなかった。 姿は見えぬが、木の上のマツムシだった。
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