服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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渡り鳥

朝、干潟公園に渡り鳥を見にいく。満潮の干潟と海水の境界線上がびっしりと鳥たちで埋めつくされている。これだけのスケールで見るのは初めてだ。大自然の偉大なる生命力にただ茫然。

干潟に散在するプラスチック系のゴミがあってはならないものとして目につき始める。鳥たちは具体的に自然環境の大事さを見せている。それは言葉でもあるのだ。

メガホンみたいな大きなレンズを付けたカメラを持ったカメラマンたちがカメラを据え沖の鳥たちを見ている。観察者から鳥までの距離は100mぐらいか?肉眼ではとらえきれないが、オペラグラスでも充分である。直に鳥たちそれぞれの特徴が判ってくる。普段から鳥は注意して見ていたから脳裏にプリントアウトされていく。

人気がないところでおじさんが海岸線のゴミ拾いをしていた。「ご苦労さんです」と通り過ぎるとおじさんが後ろから声をかけやって来たので、「ボランティアでされてるんですか」と尋ねたら、やはりそうだった。おじさんと鳥や干潟の環境、清掃について話した。何年もされているようなのだ、「後ろを向くときれいなので、またやってしまうんですよ」と。シチメンソウの列を東側から空いた時間に少しづつ西へと移動されている。上の人(行政)とは別にただ一人で。「また来たらイイですよ」と踵を返しおじさんはゴミを拾った。

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SM(2号)