服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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新年の美術展

☆空港へ孫のシューちゃんを送り、かわそえ田園の郷ギャラリーへ「深川善次先生の回顧展」を見る。吉田進一先生にも似たある時代の良さが凝縮されている。昨年はボクも実相院へはかなり通った。なんとか実相院山門をF60に描き某所へお渡しできてよかった。☆佐賀大学美術館での「環ジョウ交さ点」は毎年見てるが、好きな方向である。佐賀大学東京芸術大学情報科学芸術大学院大学の13人が出品している。絵画ではない。空間概念の表出とでもいうか、60年代のコンセプトアートに近い。何をやろうとしているのか、何をやっているかわどうでもよい。絵画にある重苦しさを排除した脱走感がイイ。☆小城のゆめぷらっとでは正月恒例の(小城高OBによる)46回「黄美展」を見る。一見好き勝手に描いてるような中尾和紀さんの作品は50年間軸はぶれない。今回は時代にとらわれないスパークが確固たる顔面となった。ヤベェー!☆「黄美展」の隣のフロアーでは「中村理恵・ハープくつろぎコンサート」が行われていた。若い女性奏者である。「昨晩家で練習していた98歳のおばあちゃんが・・」とか、素朴なおしゃべりにも好感が持て、2Fで名刺交換会があったらしく、がやがやぞろぞろ弁当風呂敷下げたスーツ集団が退場さなかでもハープは14人の聴衆を前に音色でもない凛とした異次元の調べを響かせていた。

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深川善次回顧展  SM

 

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環ジョウ交さ点  SM

 

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黄美展 SM

 

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ハープコンサート  SM