服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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<猿マネ>
上野動物園。ゴリラ見たかったけど、部屋に引っ込んだまま姿見せず。その点猿は人間が一部始終を見ていようとお構いなし。
しかし、猿を見てると自分の浅はかさを見ているようでもあり、いやになる。しかしまた再び愚かな己に見入ってしまうのである。
 映画「猿の惑星」みたいに、言葉しゃべったり、人間に対して蜂起したりはどう考えてもあり得ない。
 戦後、日本人は猿だ、とアメリカに言われていた。その心はなんでも直ぐまねるということである。そうやって日本も発展して来たわけだが・・。
  今ちょうど、ミッキーロークと画廊に努める女(キムベーカー)が出会う9時間半の官能ドラマ・「ナインハーフ」を今TVで見てるんだけど、そこでも冒頭、画廊勤務の女性は生きた鯉や中國の食べ物をかわいそうみたいに小ばかにする。アジアを野蛮に見る視線、言葉を発する1985年制作。監督はエイドリアン・ライン。まだ細身で色っぽい青二才のミッキー・ロークである。

上野動物園 猿山 SM