服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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座像観音

三十三間堂中央の座像観音>三十三間堂、幅約120mの堂内には、1001体の千手観音立像や風神、雷神など10023体の仏像が置かれている。ミクロ的視点で見れば、世界遺産や西欧の大教会どころではない数と空間ではないかと思えてくる。マネたりアートを探求したところで、とても日々の人間の営みなどでは追いつけるものではない。月とスッポンとも言うが、「宇宙の中の地球」を見ているうちにその意識は時間と空間へ帰っていくのだろうか??役目を終え意識化へ吸収されていくような図式が見えてくる。一つとして苦とは永遠に無縁の関係、概念は宇宙のどこかにあるはずである。