服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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大工のYさん

フローリングの床板が部分的にぶかぶか痛んできた。 出きる分は台所の床下収納から縁の下にもぐり、修理していたのだが、奥の方は無理。 大工のYさんが来てくださった。 やはり奥の方へは潜り込めないと、ドリルでコンクリートに穴を開け、ドブネズミになっての作業。大脱走ブロンソンだな。 「北帰行」や「イムジン河」を鼻歌に作業をされる根っからの職人。 何と64歳だと。昔、紺屋町のガキ大将だとか・・。 やっと終わって、床収納からヌウッと出てこられた時は汗と土で真っ黒、クロスケ。煙突掃除屋さんみたいだった。 「子供のころはドロ巡で縁の下にはよくもぐりよったけどね・・」。 料金はと言えば「¥5.000です」いくらなんでもそれはないでしょう。封筒に志しを足して渡すと、中身も見ずに「また何かあったら声かけてください」と新車のトラックで帰られた。 新車のトラックにまだまだやる気が見えるのだが、最近、奥さんが癌で入院されたと、それでも欲のない陽気なおっちゃんに乾杯。